PCカメラを乗っ取って、インターネットで覗き見ができる
CNNの記事「パソコン乗っ取り、世界で一斉摘発 90人以上逮捕」(2014.05.20 Tue posted at 12:35 JST)によると、PCを乗っ取ってそのカメラをつかって覗き見ができるソフトウエアがあるらしい。
記事によると「ミス・ティーンUSA」も寝室に置いていた自分のパソコンを乗っ取られて、ヌードを撮影されて脅されたのだそうだ。インターネット経由でカメラなどをON-OFFできるそうだから、ノートPCに組み込まれているカメラを使用しないときには、テープなどを貼って使えないようにしておくべきかもしれない。
ウインドウズ用がすでに存在するのだから、アンドロイドアプリもすぐに出てくるだろう。スマートフォンを乗っ取られて自分のあられもない姿を盗み撮りされないようご用心を。
インターネットには本質的な安全など無い。便利さの裏側には危険が隠れている。ただだから、安いから、便利だから等と言って、安易にインターネットサービスを利用しない方がよい。
追記(2014/05/22);
読売新聞Webにもこの件の記事「PCカメラでのぞき見、百か国にソフト販売の男」(2014年05月20日 11時48分)が掲載されている。
また、同じ読売新聞Webの記事「ストーカー悪用も、スマホ監視アプリの怖さ」(2014年05月09日 18時00分)に、同じ機能を持つアンドロイドアプリが「Google Play」から入手できることが記載されている。今のところ、外部から勝手にインストールする機能はないようだが、メールなどで送り込める様になるのも時間の問題だろう。これは浮気や不倫をしていないかどうかの監視にも使える。こっそり追跡されたりお楽しみ中の姿や裸を撮影されたくなければ、こんなアプリが入れられていないことを日常的にチェックしなければならないようだ。
また、スマートフォンを短時間でも誰かに預けるようなまねは、決してしてはいけない。何を入れられるか分からないから。
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