米国がビットコインに課税
米国がビットコインは通貨ではないとして課税する事を決定したと報じられている。(AFP2014/03/26付け記事;米当局、ビットコインに課税へ 「通貨でなく資産」)
これによると、ビットコインなどの仮想通貨は資産と見なされ、保有一年未満に売却すると売却益は所得の一部として所得税が、一年以上保有して売却すると所得に応じて売却益に15~20%課税されると言う。仮想通貨全般に網をかぶせたところ、脱税行為に厳しい米国らしいと言うべきか。
翻って日本政府の対応を見ると、一応通貨ではないと言う見解を示したものの、その取引に対する課税にまでは踏み込んでいない。その不徹底ぶりは日本らしいと言うべきかもしれない。ただし、税収を得る機会を見過ごしている事は税務官僚の職務怠慢といえるだろう。
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