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March 2014

March 30, 2014

民主党が維新を逆転

と言っても大阪での政治塾への参加者数の話だ。

2014/03/30付けの読売オンラインの記事「民主の政治塾への応募者、維新を上回る…大阪」によれば、日本維新の会が2月に開いた政治塾への応募者が105人であったのに対し、民主党が4月に開く政治塾への応募者が160人あったのだという。大阪は民主党の根拠地の一つではあるが、日本維新の会にとっては本丸と言っても良い場所だ。ここでこのような逆転現象が起きたという事は、維新の会の零落ぶりを象徴すると言って良いのかもしれない。

もっとも、かつての維新の会の政治塾に高額の受講料にもかかわらず応募者が殺到したのは、楽に当選できそうな看板を求めてであって主義主張に賛同したものばかりでなかった。それを考えると、これは最近の橋下人気の低下ぶりから当然かもしれない。楽に当選できる見込みが薄れた以上、高額の受講料を払う意味がないと言う訳だ。

US-2に空中給油機能を

捜索海域が二転三転したが、行方不明のマレーシア機の破片らしきものにやっと手が届き始めた。大至急持ち帰って分析を行う事になるだろうが、船なので到着にまた数日かかるのだろう。US-2が近くにいれば、現在の捜索海域であれば受け取って持ち帰れるのにと残念だ。

今回の捜索の様子でつくづく感じた事は、やはり航続距離の長い飛行艇は必要だという事だ。日本自慢のUS-2も航続距離が4,800kmなので捜索行動が行えるのは半径1,500kmぐらいだろう。最寄りの陸地から2,000km以上離れた今回の海域ではただ行って帰ってくるだけになってしまう。

そこだが、もしUS-2に空中給油機能があれば行動時間は2倍近くに延ばせる。今回のような状況でも、長時間の捜索飛行ができるし、船舶が収容した遭難者や急病人、そして物体を持ち帰る事ができる範囲も広がる。日本の東や南の海域での救難や捜索の行動範囲が広がる点でも有用性が高まるだろう。

空中で給油を受ける為の装置をUS-2に装備する事を考えてはどうだろうか?

March 29, 2014

Philips 234E5QHSB/11 LCDモニター

これまで使ってきた19型(4:3)モニターよりも広い画面が欲しくて23型(ワイド)モニターを購入した。

購入したのは Philips 234E5QHSB/11 でパネルがIPSで視野角が広い事と、その割に価格が安い事が理由だ。置き場所としては27型がぎりぎり置けるのだが、価格が1万円高いので今回は23型で妥協した。

日本メーカーと取説の書き方が違うのでまだ勝手がわからないところが多いが、どぎつくない範囲でクリアーな色合いが見やすい。ただ、色設定をsRGBにすると明るすぎてややまぶしいが輝度調整ができない。そこで通常は色温度6,500Kに設定して、写真の調整時にだけsRGBにすることにした。色設定にsRGB、9,300K、色比較用標準光源6,500Kと3原色を個別に手動で設定するユーザー設定しかないが、もう一つの色比較用標準光源である5,500Kがあっても良かったと思う。

なお、「ドライバーのインストール」は説明書通りではできなかったが、「ドライバーファイル」の中身を見るとカラープロファイルだけだったので手動でインストールした。

補足すると、入力が3系統(DSUB+HDMI×2)あり切り替えができるので、PC切り替え器なしで複数のPCを切り替えて使用できる。また、スピーカーは内蔵していないが、HDMIからのオーディオを出力するイヤフォンジャックがあるので、HDMIで接続している場合にはここからアクティブスピーカー用の出力をとる事もできる。LCDの内蔵スピーカーの貧弱な音を嫌う人には便利かもしれない。

追記(2014/03/31);
D-SUBから入力するとPCの起動ロゴ画面が右端に寄った状態で表示されるが、HDMIから入力するとこれが中央に表示される。入力信号処理ルーチンに違いがあるのだろうか?
問題にするような事ではないが、何故そうするのかには興味がある。

March 28, 2014

安倍政権が対朝制裁緩和を検討

朝日新聞が、古屋拉致担当相の記者会見での談話として、「北朝鮮が誠意を示せば制裁を緩和する可能性がある」と語ったと報じている。

これは最近の安倍政権の対北朝鮮接近策の一つの表れと見る事ができる。中韓には慰安婦問題で反日キャンペーンの口実を与え、米国からは戦前回帰願望発言で反発と不審をかって、外交的に八方ふさがりの安倍政権と外務省が日朝国交回復を手柄にと考えているのだろうか?しかしこの動きが米国や韓国に対する根回しなしに行われているとすると、米国の対日不信はさらに高まるだろう。

日本を戦争をする国にしたい安倍政権だが、それには日米安保を日本が勝手に戦争をしないための手段と考える米国の同意が不可欠だ。集団自衛権行使解禁志向自体が米国の不信を募らせる事も認識するべきだろう。

DQ10偽メール;再び「ご利用停止のお知らせ」

スクエアエニックスを騙るDQ10の偽メールが、発信者名を「autoinfo_jp@account.square-enix.com」にして2通また送られてきた。文面は以前に送信者名「DQ10」で送られてきたものと同じだ。

偽サーバーのドメインはssedqx.comで、2014/03/25の「常確認のお願い」で使われていたものと同じ。まだ潰せていないようだ。メール送信に使われたサーバーはどちらも中国のサービス業者のもので、業者名は「Beijing hsoft technologies inc(北京)」と「ALIBABA-CN-NET(杭州)または HICHINA ZHICHENG TECHNOLOGY LTD.(北京)」。後者はHICHINAのサーバーを利用してALIBABAがサービスを行っているのかその逆かのどちらかだろう。

以前のものと同じだが文面を引用しておく;

(本文文面);
お客様のアカウントは長期間ログインされていないため、誠に申し訳ございませんが、間もなく一時停止させていただきます。
継続的にご使用になるには、一度ログインしてください。
ご面倒をおかけして申し訳ございませんが、宜しくお願いします。
https://secure.square-enix.com/account/app/svc/Login?cont=account
<http://secure.square-enix.com.a.ssedqx.com/account/app/svc/Login.htm?cont=account>
株式会社スクウェア·エニックス
2014年3月28日

青字で示した部分が見せかけのリンク先アドレスで本物。赤字で示した部分が実際のリンク先で偽物。HTML表示では赤字の部分が表示されないため、本物と思ってリンクをクリックすると赤字の偽サーバーに移動する。

以前にも書いたが、私はスクエアエニックスのアカウントを持っていない。存在しないアカウントを停止できるものならどうぞおやりくださいだ。

それにしても最近思うのだが、この連中は本気でアカウントハッキングを狙っているのだろうか?スパムメールを乱発してメールサーバーを混乱させるのが本当の目的ではないのか?

March 27, 2014

マレーシア航空機その後

事故ではなく、身代金目当てのハイジャックであれば良いがと思っていたのだが、徐々に墜落事故で全員死亡の可能性が高くなってきた。

墜落地点が南インド洋であることがほぼ確実とされているが、そうなるとこの機体の奇妙な航路の謎がますます深まってくる。意識的にスマトラ島を避けて飛んだように見えるからだ。何故スマトラ島を迂回してあれほど南まで飛ばなければならなかったのかその理由の見当が付かない。自殺飛行であればあそこまで飛ぶ必要はないし、痕跡なく消滅したいとしてもあそこまで行く必要はなさそうに思える。

日航ジャンボ機事故のように、操縦系統の何らかの異常事態で進路が選べなかったとしても、あそこまで飛び続ける必要はない。海上にいればエンジンを少しずつ絞って不時着水する余地はあったろうに。

推定されている着水海域は「吠える40度線」と呼ばれ、「暴風圏」とも呼ばれる常に暴風と高波が荒れ狂っている海だ(補足)。漂流物がマレーシア航空機のものであるかは、漂流物を回収してみればすぐにわかる。しかし、それを見つける事がきわめて困難そうだ。

さらに、飛行状態を明らかにするには重要部品を回収する事が必要だが、そのような部品を回収する事が極めて難しい。位置がわかったとしても、荒れた海面から深海作業艇を降ろして操作する事は、現在の技術ではほとんど不可能だからだ。従って真相の究明には長い時間がかかることになりそうだ。

補足;
南緯40度付近に強風が吹くのは、南米大陸以外に偏西風を妨げるものがないからだ。この風はまた、南極大陸を巡る海流「極周流」を引き起こして、南極海を周辺の海から切り離している。

追記(2014/03/28);
フライトレコーダーは30日間ビーコンを発していると言うが、水中の音を探知するなら潜水艦の得意技だ。すでに何隻もの潜水艦が活動しているだろうが、捜索範囲が広すぎて簡単にはいかないかもしれない。半径数十kmまで絞り込めれば、深海作業艇を潜水艦から発進させるよう改造すれば発見の可能性もある。残り日数が少なくなっているが、潜水艦による探知に期待したい。

March 26, 2014

米国がビットコインに課税

米国がビットコインは通貨ではないとして課税する事を決定したと報じられている。(AFP2014/03/26付け記事;米当局、ビットコインに課税へ 「通貨でなく資産」

これによると、ビットコインなどの仮想通貨は資産と見なされ、保有一年未満に売却すると売却益は所得の一部として所得税が、一年以上保有して売却すると所得に応じて売却益に15~20%課税されると言う。仮想通貨全般に網をかぶせたところ、脱税行為に厳しい米国らしいと言うべきか。

翻って日本政府の対応を見ると、一応通貨ではないと言う見解を示したものの、その取引に対する課税にまでは踏み込んでいない。その不徹底ぶりは日本らしいと言うべきかもしれない。ただし、税収を得る機会を見過ごしている事は税務官僚の職務怠慢といえるだろう。

March 25, 2014

消費税率があがるタイミング

テレビでは税率があがるタイミングに関する解説が盛んに行われている。特に通販は業者によって異なるので注意が必要だと強調されているようだ。

消費税として従来の5%が適用されるのか新税率の8%が適用されるのかはいろいろなパターンで説明されているが、基本的には販売者がいつ売り上げを計上する(立てる)かにかかっている。3月中に売り上げが計上されれば商品がいつ注文者の手に渡るかに関係なく5%が適用されるし、売り上げの計上が4月になれば新税率の8%が適用される。

通販で、業者によっていつから新税率になるかが異なる場合があるのは、販売者が売り上げを計上するタイミングが異なるからだ。これはその業者がどのような手順で売り上げを計上しているのかに原因がある。

通販に多いクレジットカード決済では、クレジット会社が支払いを承認した時点で売り上げを立てる(計上する)る事が多いと思われる。その時点とは、商品を運輸会社に引き渡してそれをクレジット会社に通知した時点だろう。従って、注文確定の時点ではなく発送の時点で売り上げが計上され、その時点での税率が適用される事になる。

ただし、販売業者が支払い方法に関わらず、受注確定の時点で売り上げを計上する経理システムをとっていれば、受注確定の時点での税率が適用される。発送が4月にずれ込んでも税率が5%と言う業者はこのシステムをとっているのだろう。

これに対し代金先払いの場合は、代金が払い込まれた時点で売り上げを立てる場合が多いだろう。従って3月中の金融機関営業日中に振り込みが行われれば、発送や納品の日時にかかわらず税率は5%になるはずだ。振り込み確認に必要な時間を考えれば3月31日の午前中であれば間に合う可能性が高い。

従って、取り寄せ商品で納期が長い、あるいは納期がわからない場合は、先払いにすれば税率が5%で済む場合が多いと思われる。

March 24, 2014

変なキャッチコピー;高校で英語は必修科目ではない?

電車に乗っていて目に入ってきた英会話教室のキャッチコピーに首をかしげてしまった。

曰く、「30歳の中学生。15年ぶりの英語は変ですか?」。30歳になったのを機会に英会話を習いませんかと言う事らしいが、「15年ぶりの英語」と言うくだりに引っかかった。

30歳で15年ぶりというからには、中学卒業後に英語を学んだ事がないと言う事らしい。この英会話教室が考えている対象は、中卒で就職して高校に進学しなかった人たちなのだろうか?それとも高校で英語の授業を受けなかった人たちという事なのだろうか?

通常、英語は高校の必修科目だと思うのだが。それとも今の高校では英語が必修ではないのだろうか?

デザイン変更

お彼岸も過ぎたし、今までのデザインの字が小さくて読みにくかったので気分転換にデザインを変更しました。

カラフルですが少々うるさいかも。すぐにまた替えるかもしれません。

また出た首相取り巻きからの利敵発言

安倍首相の取り巻きの一人、萩生田光一総裁特別補が中韓の反日キャンペーンに材料を提供したと報じられている。

首相やその取り巻きの戦前回帰派による利敵行為は後を絶たないが、またそれに一つが加わった事になる。中韓の反日強硬派は大喜びしている事だろう。

エボラ出血熱の流行再発

CNNが2014/03/24付けで「ギニアでエボラ出血熱流行、59人死亡 ユニセフ」と報じている。

エボラ出血熱は致死率が高いウイルス病で、まだ有効な治療法がないため恐れられている。何年か前にもやはり西アフリカで流行して、世界的な大騒ぎになった事がある。

今回も周辺国に広がる可能性がある。当分の間、西アフリカに出かける場合、現地での行動に注意が必要だろう。グルメぶって妙な物を食べるなどは論外だ。

March 23, 2014

歴史的低投票率の大阪市長選

橋下氏が高い支持を得て市議会に対抗しようとした大阪市長選だが、歴史的な低投票率(23.59%)で完全に裏目に出たようだ。

橋下氏は得票率をたてに市民の支持を得たと主張するだろうが、対立候補が泡沫候補しかいない状態ではそれもむなしく聞こえるだけだ。市民が投票所に足を運ばなかったことは、橋下氏を積極的に支持する有権者が少ないと言う現実を明らかにした。

今後、橋下氏に対して議会はさらに強気になるだろう。

私は選挙で選ばれたのだから言う事を聞けと言う主張はそもそも無理なのだ。対立した議会もまた選挙で選ばれたものだから。

追記(2014/03/24);
全国紙では得票数の少なさとともに無効票の多さが話題になっている。橋下氏は関係ないと強気を装うだろうが、当選しやすい政党として維新の会に群がった者たちには大きな衝撃だろう。今後離党して鞍替えを図る所属議員が増えると予想される。

March 22, 2014

Microsoft Wireless Laser Mouse 5000

長く使ってきた掲題のマウスに寿命がきたようだ。表面状態の良いマウスパッドの上でしかポインターがスムーズに動かなくなってきたのだ。何度か電池を交換してみたがいっこうに良くならないので、使用をあきらめる事にした。

裏面のシールを見ると2006年4月製造とあるので、8年近く使ってきた事になる。可動部もケーブルもないのでマウスとしては長持ちしたが、さすがにセンサーか回路のどこかが劣化したのだろう。

私は手が大きく、またマウスの上に手のひらをのせて使うので、この重くて図体が大きなマウスが気に入って愛用してきたのだ。当面は余剰の小型マウスでつないでいるがやはり手が疲れる。持ち歩かないのであれば、やはりマウスは大きい方が良い。

代替品としては、Logicoolのm560ワイヤレスマウスを購入する事にした。理由はサイズが大きく、手のひらをすっぽりとかぶせて使うのに都合が良さそうな事と、現在主に使用しているLogicool k230ワイヤレスキーボードとレシーバーが共用で使えることだ(とはいうものの、マウスにはレシーバーが付いてくるので、レシーバーが余る事にはなる)。

閣議決定で解釈改憲をしてはいけない理由

安倍氏が閣議決定だけで解釈改憲をしようとしている。しかしこれは認める事はできない。

その理由は簡単だ、閣議決定で解釈を変えるだけで実質的な改憲ができるのであれば、それを安倍内閣だけに認める理由は何もない。つまり、政権が替わるたびに解釈改憲を行って良い事になる。

これでは日本の政治の根底である憲法の一貫性がなくなり、法体系の収拾がつかなくなる。これが閣議決定だけで解釈改憲を行ってはいけない理由だ。

March 19, 2014

マレーシア航空機の行き先はアラビア海?

行方不明のマレーシア航空機がモルディブで目撃されたという報道が出てきた(AFP2014/03/19付け記事「モルディブでMH370便の目撃情報、警察が調査」。

モルディブはインドの南西にあり、インド洋とアラビア海の境に位置する。これが事実だとすれば、前稿「マレーシア航空機の行方;空賊の被害か?」で書いたように、今回の行方不明事件にソマリアの海賊が関与しており、身代金目的の誘拐だという可能性が高まる。もしそうであり、マレーシア政府が脅迫を受けているのだとすれば、歯切れが悪く曖昧な情報提供も理解できるし、見当外れの方向で捜索を展開した理由もわかる。

ただ、誘拐が事実であったとしても搭乗員は今どこにいるのか?偵察衛星で簡単に発見できる陸上に降りたとは思えない。大型旅客機など陸上では隠しようがないからだ。大型旅客機が着陸できる滑走路はなおさらだ。場所がわかれば米軍などの特殊部隊に襲撃される。

海上に降りたとすると、待機させていた船とうまく会合できたかどうかが問題だ。索敵用レーダー持たない航空機で、海上の小さな点に過ぎない船を発見するのは困難だと聞いた事がある。搭乗員が無事に船に収容されている事を祈ろう。

March 18, 2014

北朝鮮ににじり寄る安倍政権

小泉政権時代に、拉致被害者5人の一時帰国で拉致問題を手打ちにして国交正常化を図ろうとした自民党の北朝鮮シンパと外務省が、またまた北朝鮮ににじり寄り始めたようだ。

慰安婦発言や靖国問題で、中間ばかりでなく米国からも不快感を示されて外向的に八方ふさがりの外務省としては何かの成果がほしいが、そこに自民党の北朝鮮シンパが誘いをかけたと言うところだろう。安倍首相としても、小泉氏が引退の花道にと思って失敗した北朝鮮との国交回復は小泉氏に対して大きな顔ができるという点で魅力的かもしれない。

しかし、米韓の事前同意なしに北朝鮮に対する融和的行動をとれば、米韓の反発と不信感がさらに高まるだろう。例によって国内しか見ていないのであれば、日本の国際政治における地位をさらに低下させる事になるのを理解できていない事になる。

国際政治も外交も理解できていない、国益よりも官僚としての「手柄」を優先させる「売国的」な外務省の行動には目を光らせておく必要がある。そのためにも、機密保護法の対象に厳しい制約と監視を行わなければならない。

DQ10偽メールの新バージョン;意味不明のタイトル「常確認のお願い」

DQ10のフィッシングメールが新バージョンになった。もっとも全く意味不明の表題で、本文の変な日本語とともにまたまた笑わせてもらったが。(社会人なら、顧客に送る業務連絡文としては変である事はすぐにわかるはず。)

また、偽サイトのドメイン名とメールサーバーのアドレスも変わった。今度のドメイン名はdqxxe.comで、メールサーバーは上海のネットワークサービスのものだ。

例によって、フィッシングメールの本文、whois検索で得られた偽サイトのドメイン情報などを載せておく。

前の記事でも書いたが、こんなに次々とドメインを取得して採算が合うのだろうか?

(下に追記1追記2追記3追記4追記5 あり)

メールタイトル;常確認のお願い

本文(テキスト表示,青字で示した実在のサイトをクリックすると、赤字で示した偽サイトに移動する。詳細は別記事「DQ10フィッシングメール;今度は「ご利用停止のお知らせ」」とその追記を参照。);

いつもお世話になっております。
お客様のアカウントは何らかの取引に利用されている恐れがありますので、お手数ですが、システムにログインして、異常がないかご確認いただきますようお願いします。

https://secure.square-enix.com/account/app/svc/Login?cont=account
<http://secure.square-enix.com.a.dqxxe.com/account/app/svc/Login.htm?cont=account>

株式会社スクウェア·エニックス
2014年3月18日

偽サーバーのドメイン情報;例によって出来たてのほやほや。3月13日に作ったサーバーDQSEX.COMはもう潰されたのだろう。これもいつまで保つ事やら。
Domain Name: DQXXE.COM
Registrar: 35 TECHNOLOGY CO., LTD
Whois Server: whois.35.com
Referral URL: http://www.35.com
Name Server: NS1.88MING.NET
Name Server: NS2.88MING.NET
Status: ok
Updated Date: 17-mar-2014
Creation Date: 17-mar-2014
Expiration Date: 17-mar-2015

登録者情報;これは厦門のドメイン登録代行・管理サービス会社のようだ。
Registrar Name: 35 TECHNOLOGY CO., LTD
Address: 8TH Guanri Road Software Park, Xiamen, Fujian 361008, CN
Phone Number: +86-592-539-5061
Email: 35domain@35.cn
Whois Server: whois.35.com
Referral URL: www.35.com
Admin Contact: xiaohong chen
Phone Number: +86.5922957045
Email: domain-market@35.cn
Admin Contact: lisa yang
Phone Number: +86.5925399502
Email: 35domain@35.cn
Admin Contact: YunFei Li
Phone Number: +86.5925395222
Email: liyf@35.cn
Billing Contact: xiaohong chen
Phone Number: +86.5922957045
Email: domain-market@35.cn
Billing Contact: XueYi Chen
Phone Number: +86.592-539-1886
Email: account@35.cn
Billing Contact: xueyi chen
Phone Number: +86.5925392141
Email: chenxy@35.cn
Billing Contact: lisa yang
Phone Number: +86.5925399502
Email: 35domain@35.cn
Technical Contact: xiaohong chen
Phone Number: +86.5922957045
Email: domain-market@35.cn
Technical Contact: Lin Gong Lou
Phone Number: +86-592-539-2141
Email: luolg@35.cn
Technical Contact: lisa yang
Phone Number: +86.5925399502
Email: 35domain@35.cn

メールサーバー情報;送信アドレス[116.228.193.76]
inetnum: 116.224.0.0 - 116.239.255.255
netname: CHINANET-SH
descr: CHINANET Shanghai province network
descr: China Telecom
descr: No.31,jingrong street
descr: Beijing 100032
country: CN   → (中国)
admin-c: WWQ4-AP
tech-c: WWQ4-AP
status: ALLOCATED PORTABLE
mnt-by: APNIC-HM
mnt-lower: MAINT-CHINANET-SH
mnt-routes: MAINT-CHINANET-SH

追記(2014/03/21);これも即座に潰されて中国はあきらめたのか、今度はパラオに偽サイトを作ってきた。メール送信元もやはり中国のネットワークサービスであるが変更している。次はどこに移動するのか楽しみだ。

メール本文;
いつもお世話になっております。
お客様のアカウントは何らかの取引に利用されている恐れがありますので、お手数ですが、システムにログインして、異常がないかご確認いただきますようお願いします。

https://secure.square-enix.com/account/app/svc/Login?cont=account
<http://secure.square-enix.com.a.dqxx.pw/account/app/svc/Login.htm?cont=account>

株式会社スクウェア·エニックス
2014年3月21日

偽サーバーのドメイン情報;登録者情報隠蔽サービスを利用している。
Domain ID:CNIC-DO2203211
Domain Name:DQXX.PW
Created On:2014-03-20T13:49:29.0Z
Last Updated On:2014-03-21T09:55:21.0Z
Expiration Date:2015-03-20T23:59:59.0Z
Status:serverTransferProhibited
Status:serverUpdateProhibited
Status:serverDeleteProhibited
Status:serverRenewProhibited
Status:serverHold
Status:clientTransferProhibited
Status:addPeriod
Registrant ID:H280468
Registrant Name:Domain Admin
Registrant Organization:PrivacyProtect.org
Registrant Street1:ID#10760, PO Box 16
Registrant Street2:Note - All Postal Mails Rejected, visit Privacyprotect.org
Registrant City:Nobby Beach
Registrant Postal Code:QLD 4218
Registrant Country:AU
Registrant Phone:+45.36946676
Registrant Email:contact@privacyprotect.org
Admin ID:H280468
Admin Name:Domain Admin
Admin Organization:PrivacyProtect.org
Admin Street1:ID#10760, PO Box 16
Admin Street2:Note - All Postal Mails Rejected, visit Privacyprotect.org
Admin City:Nobby Beach
Admin Postal Code:QLD 4218
Admin Country:AU
Admin Phone:+45.36946676
Admin Email:contact@privacyprotect.org
Tech ID:H280468
Tech Name:Domain Admin
Tech Organization:PrivacyProtect.org
Tech Street1:ID#10760, PO Box 16
Tech Street2:Note - All Postal Mails Rejected, visit Privacyprotect.org
Tech City:Nobby Beach
Tech Postal Code:QLD 4218
Tech Country:AU
Tech Phone:+45.36946676
Tech Email:contact@privacyprotect.org
Billing ID:H280468
Billing Name:Domain Admin
Billing Organization:PrivacyProtect.org
Billing Street1:ID#10760, PO Box 16
Billing Street2:Note - All Postal Mails Rejected, visit Privacyprotect.org
Billing City:Nobby Beach
Billing Postal Code:QLD 4218
Billing Country:AU
Billing Phone:+45.36946676
Billing Email:contact@privacyprotect.org
Sponsoring Registrar ID:H269407
Sponsoring Registrar IANA ID:303
Sponsoring Registrar Organization:PDR Ltd. d/b/a PublicDomainRegistry.com
Sponsoring Registrar Street1:F/19, RAK FTZ, Ras Al Khaimah, UAE , P.O Box #16113
Sponsoring Registrar City:Ras Al Khaimah
Sponsoring Registrar State/Province:Ras Al Khaimah
Sponsoring Registrar Postal Code:P.O Box #16113
Sponsoring Registrar Country:AE
Sponsoring Registrar Phone:+97.172046060
Sponsoring Registrar Fax:+97.172046061
Sponsoring Registrar Website:http://www.publicdomainregistry.com
Name Server:NS2.88MING.NET
Name Server:NS1.88MING.NET
DNSSEC:Unsigned

メール送信元;
inetnum: 202.85.208.0 - 202.85.223.255
netname: Elink-space
descr: Elink-space (Beijing) Technology Co,. Ltd ’
descr: OUYUAN 4-2215,Maliandao Street, Xicheng District
descr: Beijing, China, 100055
country: CN   → (中国)
admin-c: ZM673-AP
tech-c: ZM674-AP
mnt-by: MAINT-CNNIC-AP
mnt-lower: MAINT-CNNIC-AP
mnt-routes: MAINT-CNNIC-AP
mnt-irt: IRT-CNNIC-CN
status: ALLOCATED PORTABLE
changed: hm-changed@apnic.net 20110628
source: APNIC
irt: IRT-CNNIC-CN
address: Beijing, China
e-mail: ipas@cnnic.cn
abuse-mailbox: ipas@cnnic.cn
admin-c: IP50-AP
tech-c: IP50-AP
auth: # Filtered
remarks: Please note that CNNIC is not an ISP and is not
remarks: empowered to investigate complaints of network abuse.
remarks: Please contact the tech-c or admin-c of the network.
mnt-by: MAINT-CNNIC-AP
changed: ipas@cnnic.cn 20110428
source: APNIC
person: Lin Jia
address: OUYUAN 4-2215,Maliandao Street, Xicheng District
address: Beijing, China, 100055
country: CN   → (中国)
phone: +86-010- 52882179
fax-no: +86-010- 63354662
e-mail: jialin88@163.com
nic-hdl: ZM673-AP
mnt-by: MAINT-CNNIC-AP
changed: ipas@cnnic.net 20110609
source: APNIC
person: Tony Zhang
address: OUYUAN 4-2215,Maliandao Street, Xicheng District
address: Beijing, China, 100055
country: CN   → (中国)
phone: +86-010- 52882179
fax-no: +86-010- 63354662
e-mail: jialin88@163.com
nic-hdl: ZM674-AP
mnt-by: MAINT-CNNIC-AP
changed: ipas@cnnic.net 20110609
source: APNIC

追記(2014/03/22)
昨日に続いて今日も新アドレスからの偽メール。偽サーバーのドメインも新しいものだが、厦門の 35 TECHNOLOGY CO., LTD に戻った。今月に入って五つ目のドメインだ。とうてい採算が合っているとは思えない。稼ぐよりも続ける事に意地になっているように見える。
明日も新アドレスからメールが来るだろうか?興味津々だ。

タイトル、本文;同一であるため省略

偽サーバーのドメイン情報;
Domain Name: SSEDQX.COM
Registrar: 35 TECHNOLOGY CO., LTD
Whois Server: whois.35.com
Referral URL: http://www.35.com
Name Server: NS1.88MING.NET
Name Server: NS2.88MING.NET
Status: ok
Updated Date: 21-mar-2014
Creation Date: 21-mar-2014
Expiration Date: 21-mar-2015

登録者情報;登録者はこの記事の最初のdqxxe.comと同じ、厦門の代行業者。
Registrar Name: 35 TECHNOLOGY CO., LTD
Address: 8TH Guanri Road Software Park, Xiamen, Fujian 361008, CN
Phone Number: +86-592-539-5061
Email: 35domain@35.cn
Whois Server: whois.35.com
Referral URL: www.35.com
Admin Contact: xiaohong chen
Phone Number: +86.5922957045
Email: domain-market@35.cn
Admin Contact: lisa yang
Phone Number: +86.5925399502
Email: 35domain@35.cn
Admin Contact: YunFei Li
Phone Number: +86.5925395222
Email: liyf@35.cn
Billing Contact: xiaohong chen
Phone Number: +86.5922957045
Email: domain-market@35.cn
Billing Contact: XueYi Chen
Phone Number: +86.592-539-1886
Email: account@35.cn
Billing Contact: xueyi chen
Phone Number: +86.5925392141
Email: chenxy@35.cn
Billing Contact: lisa yang
Phone Number: +86.5925399502
Email: 35domain@35.cn
Technical Contact: xiaohong chen
Phone Number: +86.5922957045
Email: domain-market@35.cn
Technical Contact: Lin Gong Lou
Phone Number: +86-592-539-2141
Email: luolg@35.cn
Technical Contact: lisa yang
Phone Number: +86.5925399502
Email: 35domain@35.cn

メール送信元;[123.7.18.77] やはりChina Unicom だが、サービス地域が河南省のものになった。
inetnum: 123.4.0.0 - 123.7.255.255
netname: UNICOM-HA
descr: China Unicom Henan province network
descr: China Unicom
country: CN   → (中国)
admin-c: CH1302-AP
tech-c: WW444-AP
mnt-by: APNIC-HM
mnt-lower: MAINT-CNCGROUP-HA
mnt-routes: MAINT-CNCGROUP-RR
status: ALLOCATED PORTABLE remarks: -+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-++-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
remarks: This object can only be updated by APNIC hostmasters.
remarks: To update this object, please contact APNIC
remarks: hostmasters and include your organisation’s account
remarks: name in the subject line.
remarks: -+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-++-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
mnt-irt: IRT-CU-CN
changed: hm-changed@apnic.net 20061120
changed: hm-changed@apnic.net 20090507
changed: hm-changed@apnic.net 20090508
source: APNIC
irt: IRT-CU-CN
address: No.21,Jin-Rong Street
address: Beijing,100140
address: P.R.China
e-mail: zhouxm@chinaunicom.cn
abuse-mailbox: zhouxm@chinaunicom.cn
admin-c: CH1302-AP
tech-c: CH1302-AP
auth: # Filtered
mnt-by: MAINT-CNCGROUP
changed: zhouxm@chinaunicom.cn 20101110
changed: hm-changed@apnic.net 20101116
source: APNIC
person: ChinaUnicom Hostmaster
nic-hdl: CH1302-AP
e-mail: abuse@cnc-noc.net
address: No.21,Jin-Rong Street
address: Beijing,100033
address: P.R.China
phone: +86-10-66259764
fax-no: +86-10-66259764
country: CN   → (中国)
changed: abuse@cnc-noc.net 20090408
mnt-by: MAINT-CNCGROUP
source: APNIC
person: Wei Wang
nic-hdl: WW444-AP
e-mail: abuse@public.zz.ha.cn
address: #55 San Quan Road, Zhengzhou, Henan Provice
phone: +86-371-65952358
fax-no: +86-371-65968952
country: CN   → (中国)
changed: chief@sina.com 20100305
mnt-by: MAINT-CNCGROUP-HA
source: APNIC
% Information related to ’123.4.0.0/14 (マスク範囲)AS4837’
route: 123.4.0.0/14 (マスク範囲)
descr: CNC Group CHINA169 Henan Province Network
country: CN   → (中国)
origin: AS4837
mnt-by: MAINT-CNCGROUP-RR
changed: abuse@cnc-noc.net 20070111
source: APNIC

追記(2014/03/25);
本日到着分の偽サーバー情報は下記の通り。サーバー名は「security square-enix dragon quest 10」だろうか?本文は同じなので省略する。

偽サーバーのドメイン情報;
Domain Name: SSEDQX.COM
Registrar: 35 TECHNOLOGY CO., LTD
Whois Server: whois.35.com
Referral URL: http://www.35.com
Name Server: NS1.88MING.NET
Name Server: NS2.88MING.NET
Status: ok
Updated Date: 21-mar-2014
Creation Date: 21-mar-2014
Expiration Date: 21-mar-2015

登録者情報;2014/03/18付けの偽メールと同じ厦門のドメイン取得代行業者であるため省略

メール送信元;[211.103.192.199] これは北京のサービス業者のようだ。住所表記が珍しく日本流に、市名-区名-町名-建物名(番地)の順になっている。
inetnum: 211.103.128.0 - 211.103.255.255
netname: HSOFT
descr: Beijing hsoft technologies inc
descr: Beijing City, Haidian District Madian 8 South Road
descr: crown sea building three layer
country: CN   → (中国)
admin-c: ZT587-AP
tech-c: ZT587-AP
mnt-by: MAINT-CNNIC-AP
mnt-lower: MAINT-CNNIC-AP
mnt-irt: IRT-CNNIC-CN
changed: hm-changed@apnic.net 20121122
status: ALLOCATED PORTABLE
source: APNIC
irt: IRT-CNNIC-CN
address: Beijing, China
e-mail: ipas@cnnic.cn
abuse-mailbox: ipas@cnnic.cn
admin-c: IP50-AP
tech-c: IP50-AP
auth: # Filtered
remarks: Please note that CNNIC is not an ISP and is not
remarks: empowered to investigate complaints of network abuse.
remarks: Please contact the tech-c or admin-c of the network.
mnt-by: MAINT-CNNIC-AP
changed: ipas@cnnic.cn 20110428
source: APNIC
person: Zhang Tao
address: Beijing City, Haidian District Madian 8 South Road crown sea building three layer
country: CN   → (中国)
phone: +86-13051336272
e-mail: 13051336272@wo.com.cn
nic-hdl: ZT587-AP
mnt-by: MAINT-CNNIC-AP
changed: ipas@cnnic.cn 20121107
source: APNIC

追記(2014/03/26);久しぶりに連日の来信。メール送信元アドレスだけが上海のネットサービス業者に変わっている。おそらくフリーメールアカウントサービスを利用しているのだろう。

メール送信元;[180.166.190.152]
inetnum: 180.160.0.0 - 180.175.255.255
netname: CHINANET-SH
descr: CHINANET SHANGHAI PROVINCE NETWORK
descr: China Telecom
descr: No.31,jingrong street
descr: Beijing 100032
admin-c: WWQ4-AP
tech-c: WWQ4-AP
country: CN   → (中国)
status: ALLOCATED PORTABLE
remarks: service provider
remarks: -+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-++-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
remarks: This object can only be updated by APNIC hostmasters.
remarks: To update this object, please contact APNIC
remarks: hostmasters and include your organisation’s account
remarks: name in the subject line.
remarks: -+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-++-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
changed: hm-changed@apnic.net 20090821
mnt-by: APNIC-HM
mnt-lower: MAINT-CHINANET-SH
source: APNIC
person: Weng Wen Qian
address: Room 2405,357 Songlin Road,Shanghai 200122
country: CN   → (中国)
phone: +86-21-68405784
fax-no: +86-21-50623458
e-mail: wengwq@online.sh.cn
nic-hdl: WWQ4-AP
mnt-by: MAINT-CHINANET-SH
changed: ip-admin@mail.online.sh.cn 20050403
source: APNIC

追記(2014/03/31)
新サーバーで再登場。新しいサーバー名はsesdq.comで、広東省仏山のネットワークサービス業者名で登録されている。これもドメイン取得代行サービス業者だろう。メール送信元はまた新しい上海のネットワークサービス会社のサーバー。

偽サーバーのドメイン情報;
Domain Name: SESDQ.COM
Registrar: FOSHAN YIDONG NETWORK CO. LTD
Whois Server: whois.72dns.com
Referral URL: http://www.72e.net
Name Server: NS1.88MING.NET
Name Server: NS2.88MING.NET
Status: clientTransferProhibited
Updated Date: 29-mar-2014
Creation Date: 29-mar-2014
Expiration Date: 29-mar-2

登録者情報;
Registrar Name: FOSHAN YIDONG NETWORK CO. LTD
Address: Room 1801 Junning Building Office #213 Funing Road, Foshan, Guangdong 528000, CN
Phone Number: +86.757 8804 7299
Email: domain@72e.net
Whois Server: whois.72dns.com
Referral URL: www.72e.net
Admin Contact: luo yongnie
Phone Number: 15914583361
Email: luo@72e.net
Admin Contact: Li Xiaomei
Phone Number: +86.75788047299
Email: mei@72e.net
Admin Contact: Xiaofen Li
Phone Number: +86 13113772238
Email: grace@72e.net
Admin Contact: Huaming Rao
Phone Number: +86 13687409812
Email: raly@72e.net
Admin Contact: Shuanquan Huang
Phone Number: +86 757 8804 7299
Email: hsq@72e.net
Admin Contact: jinling zhou
Phone Number: 075788047234
Email: domain@72e.net
Admin Contact: luo yong nie
Phone Number: +86075788047280
Email: luo@72e.net
Billing Contact: Shuanquan Huang
Phone Number: +86 757 8804 7299
Email: hsq@72e.net
Technical Contact: Xinrong Yie
Phone Number: +86 15015791576
Email: xrong@72e.net
Technical Contact: Wu Haixiang
Phone Number: +86.75788047285
Email: 719236967@qq.com
Technical Contact: Huaming Rao
Phone Number: +86 13687409812
Email: raly@72e.net
Technical Contact: Shuanquan Huang
Phone Number: +86 757 8804 7299
Email: hsq@72e.net

メール送信元情報;[210.51.54.82]
inetnum: 210.51.20.0 - 210.51.63.255
netname: CNC-SH-IDC
country: CN   → (中国)
descr: Shanghai Caohejing IDC of China Netcom
admin-c: CH140-AP
tech-c: YQ87-AP
status: ALLOCATED NON-PORTABLE
changed: cncipaddr@china-netcom.com 20040227
mnt-by: MAINT-CN-ZM28
mnt-lower: MAINT-CN-SHIDC
source: APNIC
role: CNCIDC hostmaster
address: No.1,Beihuan Donglu,BDA,Beijing,China
country: CN   → (中国)
phone: +8610 6787 5599
fax-no: +8610 6787 8624
e-mail: cncipaddr@china-netcom.com
remarks: send spam and abuse reports to tech-group@china-netcom.com
remarks: Please include detailed information and times in UTC
admin-c: TJ35-AP
tech-c: TC254-AP
nic-hdl: Ch140-AP
notify: cncipaddr@china-netcom.com
mnt-by: MAINT-CN-ZM28
changed: hm-changed@apnic.net 20040226
source: APNIC
changed: hm-changed@apnic.net 20111114
person: yanping qian
nic-hdl: YQ87-AP
e-mail: qianyp@china-netcom.com
address: shanghai IDC of China Netcom
phone: +86-021-58878899
fax-no: +86-021-58878899
country: cn   → (中国)
changed: cncipaddr@china-netcom.com 20040227
mnt-by: MAINT-CN-SHIDC
source: APNIC
% Information related to ’210.51.0.0/16 (マスク範囲)AS9929’
route: 210.51.0.0/16 (マスク範囲)
descr: CNC Group CncNet
country: CN   → (中国)
origin: AS9929
mnt-by: MAINT-CNCGROUP-RR
changed: abuse@cnc-noc.net 20060330
source: APNIC

March 17, 2014

充電器の国際統一規格

AFPの2014/03/15付け記事「EU、全メーカー共通の「汎用充電器」導入に向けて前進」によると、EUは携帯電話やスマートフォンの統一規格を制定する事に決定したそうだ。

日本でも充電器やACアダプターが機種ごとに異なるため、家中にごろごろして煩わしい。日本を含む全世界で統一してくれるとよいのだが。

過去においても、EUでの規格化が全世界に広がった例はある。これについてもそうなる事を期待しよう。

有りそうで無いもの

世の中には有りそうで無いものが多数ある。

今探しているが見あたらないものに、両側がmini HDMLのケーブルと両側がmicro USBのケーブルがある。これらは撮影した画像を大画面で確認するため、デジタルカメラとタブレットを接続しようとする時に必要なものだ。しかし市場には片側が標準のものしか無く、かさばる変換コネクターを使うかメモリカードを抜いて移し替えるしかないようだ。

March 15, 2014

STAPスキャンダル

STAP細胞を巡る騒動は、どうやら今年の10大スキャンダルの2番手となりそうだ(1番手はもちろん佐村河内スキャンダル)。

報文のファーストオーサー(筆頭著者)で研究チームのリーダーが、かわいい系の女性とあってメディアがすっかり舞い上がってしまっていたが、その気恥ずかしさも手伝って今度は激しいバッシングが始まりそうだ。その大騒ぎで問題の本質が押し流されてしまう事が、今度は心配だ。

理化学研究所が、我が国を代表する研究組織としての威信と信頼を取り戻すためには、冷静で詳細な真相報告を行う事が求められる。もちろん本人たち自身も真相を明らかにして社会の納得を得なければ、研究者としての生命が絶たれる事は十分にわかっているはずだ。

March 14, 2014

「ホーホケキョ」と鳴く「メジロ」

お水取りが終わるこの頃になると、テレビで花の便りが話題に上るようになる。そのときに気になるのが、「ホーホケキョ」と鳴く「メジロ」だ。

番組制作者が視聴者受けを狙って間違いを承知でやっているのか、それとも制作者が無知なのか。花の蜜を求めてやってきた「メジロ」の画像に、「ホーホケキョ」と鳴く「ウグイス」の声がかぶせられる事が多い。それを見るたびにいつも首をかしげるのだ。

DQ10フィッシングメール;今度は「ご利用停止のお知らせ」

たった一日で潰されたDQ10のフィッシングメールがまたまた再開。

今度のタイトルは「ご利用停止のお知らせ」。元々存在しないアカウントをどうやって停止するというのだろうか?止められるものならどうぞだ(笑)。

例によってメールの本文とサーバー情報を引用しておく。新サーバーのドメインは2014/03/13に取得されたばかりだ。今度は何日持つのかな?

それはそれとして、こんなペースでドメイン名取得を繰り返していて採算が合うのだろうか?他人事ながら少々気になる。それにしても、dqsexとは。そろそろ名前も種切れでやけっぱちなのだろうか?

プレーンテキスト表示のメール本文(色分けはいつもの通り。HTML表示にしていると実際のリンク先である赤字の部分は表示されない。);

お客様のアカウントは長期間ログインされていないため、誠に申し訳ございませんが、間もなく一時停止させていただきます。
継続的にご使用になるには、一度ログインしてください。
ご面倒をおかけして申し訳ございませんが、宜しくお願いします。

https://secure.square-enix.com/account/app/svc/Login?cont=account
<http://secure.square-enix.com.a.dqsex.com/account/app/svc/Login.htm?cont=account>

株式会社スクウェア·エニックス
2014年3月14日

偽サーバー情報;
Domain Name: DQSEX.COM
Registrar: 35 TECHNOLOGY CO., LTD
Whois Server: whois.35.com
Referral URL: http://www.35.com
Name Server: NS3.DNS-DIY.COM
Name Server: NS4.DNS-DIY.COM
Status: ok
Updated Date: 13-mar-2014
Creation Date: 13-mar-2014
Expiration Date: 13-mar-2015

登録者情報;
Registrar Name: 35 TECHNOLOGY CO., LTD
Address: 8TH Guanri Road Software Park, Xiamen, Fujian 361008, CN
Phone Number: +86-592-539-5061
Email: 35domain@35.cn
Whois Server: whois.35.com
Referral URL: www.35.com
Admin Contact: xiaohong chen
Phone Number: +86.5922957045
Email: domain-market@35.cn
Admin Contact: lisa yang
Phone Number: +86.5925399502
Email: 35domain@35.cn
Admin Contact: YunFei Li
Phone Number: +86.5925395222
Email: liyf@35.cn
Billing Contact: xiaohong chen
Phone Number: +86.5922957045
Email: domain-market@35.cn
Billing Contact: XueYi Chen
Phone Number: +86.592-539-1886
Email: account@35.cn
Billing Contact: xueyi chen
Phone Number: +86.5925392141
Email: chenxy@35.cn
Billing Contact: lisa yang
Phone Number: +86.5925399502
Email: 35domain@35.cn
Technical Contact: xiaohong chen
Phone Number: +86.5922957045
Email: domain-market@35.cn
Technical Contact: Lin Gong Lou
Phone Number: +86-592-539-2141
Email: luolg@35.cn
Technical Contact: lisa yang
Phone Number: +86.5925399502
Email: 35domain@35.cn

メール送信元;
ヘッダーのReturn-Pathを見ると、名称は「account.square-enix.com」に偽装されているが、実際のアドレス[112.95.239.220]は下記の通り中国広東省にあるネットワークサービスのものようだ。

inetnum: 112.88.0.0 - 112.95.255.255
netname: UNICOM-GD
descr: China Unicom Guangdong province network
descr: China Unicom
country: CN   → (中国)

追記(2014/03/15);
メールの本文部分をソースコードで見ると次のようになっている。(適宜改行を入れて見やすく整形した)

赤字の部分がハイパーリンク文で、メールソフトをHTML表示にしていると<A href="~">と</A>に挟まれた青字の部分だけが表示される。その状態で青地の部分ををクリックすると、赤字のアドレスに移動する仕掛けになっている。これはブログなどでも、他の記事や大きな画像を参照するためにごく普通に使われる機能だが、HTML表示にしていると赤字の部分が表示されない事を悪用して、青字のアドレスに移動するかのように見せかけている。

<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.0 Transitional//EN">
<HTML>
<HEAD>
<META content="text/html; charset=gb2312" http-equiv=Content-Type>
<META name=GENERATOR content="MSHTML 10.00.9200.16843">
</HEAD>
<BODY>
お客様のアカウントは長期間ログインされていないため、誠に申し訳ございませんが、間もなく一時停止させていただきます。<BR>継続的にご使用になるには、一度ログインしてください。<BR>ご面倒をおかけして申し訳ございませんが、宜しくお願いします。<BR>
<A href="http://secure.square-enix.com.a.dqsex.
com/account/app/svc/Login.htm?cont=account"
>
https://secure.square-enix.com/account/app/svc/Login?cont=account
</A><BR>
株式会社スクウェア·エニックス<BR>2014年3月14日
<P> </P>
</BODY>
</HTML>

追記(2014/03/15)2;
過去の例では、来始めるとしばらくは連日来る事が多かったのだが今日はまだ来ない。早くも潰されたか、あるいは週休二日制勤務なのか?

追記(2014/03/16);
以前の文章でまたフィッシングメールを受信。メール送信サーバーのアドレスが上海のネットワークサービスのもの変わっている。ただし偽サーバーはそのままだ。

ドメインを潰すには時間がかかるが、メールアカウントを封鎖するのは簡単と言う事かもしれない。もっとも偽の送信者名でフリーメールサービスのアカウントをとるのもごく簡単だ。かくしていたちごっこは続く。

タイトルとメール本文は以前使われたものと同じへんてこな日本語だ。

タイトル;アカウント確認のお願い
本文;
お客様のアカウントは他人により違法な(または当社規定への違反)ゲームカレンシー関連の取引に利用される危険性が検出されています。
お客様のアカウントを引き続き正常にご利用いただくために、どうぞ一度ログインして、ご確認ください。

https://secure.square-enix.com/account/app/svc/Login?cont=account
<http://secure.square-enix.com.b.dqsex.com/account/app/svc/Login.htm?cont=account>

株式会社スクウェア·エニックス
2014年3月16日


送信に利用されたサーバーの情報は下記の通り。

inetnum: 180.160.0.0 - 180.175.255.255
netname: CHINANET-SH
descr: CHINANET SHANGHAI PROVINCE NETWORK
descr: China Telecom
descr: No.31,jingrong street
descr: Beijing 100032
admin-c: WWQ4-AP
tech-c: WWQ4-AP
country: CN   → (中国)
status: ALLOCATED PORTABLE
remarks: service provider

フィッシングメール;ハンゲーム編

時折、ハンゲームを詐称するメールが来る。タイトルは「ハンゲームアカウントーー安全確認」。

ReturnPathを見ると、送信者のアドレスはYahooなので本物でない事はすぐにわかる。ハンゲームの担当部門からのメールであれば、自社のメールサーバーを使うはずだからだ。

テキスト表示で見ると隠しアドレスもない普通のメールのようだが、ソースコードを見ると文字コード以外のコードを含む長大な文字列が含まれている。これは表示されているIPアドレスをクリックすると何らかの命令を実行するスクリプトの可能性がある。表示されているアドレスは本物のように見えるが、クリックするのは危険だ。

スクリプトの内容がわからないので、今回はメールの引用はしないでおく。

March 13, 2014

船舶用コンテナを住宅に転用

CNNのウエブサイトに「住宅難解消の鍵は「マイクロ住宅」 貨物コンテナを家に転用」と言う記事がある。

これによると、欧米では住宅建設コストが急上昇しているので、カナダの企業から船舶用コンテナを改造して小型住宅にしようという提案があるのだそうだ。日本でも船舶用や鉄道用の中古貨物コンテナを、物置や倉庫あるいは工事現場の仮設事務所に流用する事は一般的に行われている。これは価格が安い事と、コンテナーは建築物とは見なされないので建築許可が不要なためだが、さすがに住居に転用という例は見た事がない。

はたしてこの提案が広く受け入れられるのかどうかに興味がある。

補足;
冷蔵コンテナや冷凍コンテナは、外部電源を接続すれば置くだけで小型の冷蔵倉庫や冷凍倉庫になる。このため、倉庫容量が不足する場合に仮設倉庫として利用される事もある。

マレーシア航空機の行方;空賊の被害か?

2014/03/08に消息を絶ったマレーシア航空機は03/13 20:30現在まだ見つかっていない。緊急信号なしに消息を絶ったので空中爆発かと思ったが、いつまでたっても破片も見つからない。そこで、丸一日たった頃から墜落事故ではなく誘拐か密輸目的のハイジャックではないかとも思いはじめているのだがどうだろう。

海上に船を待機させておいて近くに着水させる、あるいは無政府状態で政府の管理下にない飛行場に着陸させるなどして密輸品を回収する、または搭乗員を人質にして身代金を要求すると言うわけだ。後者の場合には人質を抑留場所に確保できた後に何らかの連絡があると思う。

海上に着水させた場合には船が入港するまでは今しばらく時間がかかるだろう。密輸目的の場合には搭乗員は処分されてしまって連絡はないだろう。また、何か手違いがあって船と飛行機が会合できなかった、または目的地まで飛行できなかった事も考えられる。その場合にも連絡はないだろう。

それはともかく、海上警備が厳しくなって商売がやりにくくなった海賊が空賊に商売替えする事はあり得るだろう。テロリスト以外にも警戒すべき対象はある。

追記(2014/03/13);
この記事を書いた後、AFPの記事「不明機、交信途絶後も4時間飛行か マレーシアは否定」(2014年03月13日 19:28) にハイジャック説がある事を見つけた。

行方不明機の副操縦士は女癖が悪く、しばしば女性客を操縦室に入れていたと報じられている。なびくそぶりを見せられて誘った女がハイジャッカーだった、あるいは女が鍵を開けてハイジャッカーを操縦室に入れたなどの可能性はある。もっとも、どうやってこの副操縦士が乗務する事を知ったかは謎だ。スパイ小説の様ないくつかの手段は考えられるが。

ただし、上で書いた政府管理下にない飛行場への着陸説になると、アクションノベル並みだと言う事は認める。

知的障害者の犯行で幕引き?

東京およびその周辺の図書館や書店でアンネ・フランク関係の書籍が毀損された事件で、容疑者が逮捕されたとメディアが報じている。

報道内容を見ると、そろって「警察は容疑者の責任能力の有無について慎重に操作する」と書かれていて、容疑者が知的障害者である事がほのめかされている。国際的な非難を浴びた事件であるため、政府が知的障害者が引き起こした事件という形で幕引きをしようとしている様子が透けて見える。

知的障害者の犯行にする事で、ユダヤ人差別に対する非難は交かわせるかもしれないが、知的障害者に対する差別や蔑視をあおる事にならないよう、メディアは自分たちの記事に十分に気を配る必要があるだろう。

March 12, 2014

国主導の賃下げから国主導の賃上げへ

小泉政権時代、日本企業の国際競争力がないのは賃金が高すぎるからだとして、国主導で賃下げや正社員を解雇して非正規社員を増やすなどが行われた。大手企業には国が直接指導し、金融機関には人員整理や賃下げを行わない限り中小企業には融資しないよう圧力がかけられた。しかし結果は小泉政権の思惑に反し、消費者が安価輸入品へ流れ、さらに景気を沈滞させ物価も低下し続ける結果になった。

今回安倍政権は逆に国主導による賃上げと雇用増を進めようとしている。これは円安によってはかろうとした輸出増がはかばかしく進まず、むしろ輸入品の値上がりの弊害が目立つ身体が、小泉政権時代の制作の誤りを認めたとも言える。ただし円安と賃上げや雇用増による労働コスト上昇のバランスを取り損なうと、国内経済全体が崩壊する危険がある。

国内消費を増やすためには賃上げが必要だが、上げすぎると輸入原材料価格の上昇で経営を圧迫されている中小製造業は行き詰まる。景気拡大を図るには、賃上げと円安による原材料価格上昇のバランスを保つ、極めて微妙な舵取りが必要だ。安倍政権が小泉政権時代の粗雑な経済運営から何を学んだのか、アベノミクスが前進できるかどうかはそれにかかっている。

中高年の肉食は身体に良い?悪い?

昨年、日本の高齢者はタンパク質が不足しているのでもっと肉を食べる方がよいと言う話題があった。

しかし、2014/03/11付けのナショナルジオグラフィック・ジャパンに「中高年の高タンパク食に癌リスク」と言う記事がある。これによると、肉の食べ過ぎは発がんリスクを高め死亡率も高め、比較すると喫煙と同程度に有害だという。

この記事には不足の場合との比較はないが、どうやら常識的に「ほどほどに食べなさい」と言う事らしい。

March 10, 2014

フィッシングメール再開

一週間ほど止まっていたスクエアエニックスを騙るメールが再開された。例によって潰されてまた新しいドメインを入手する間、お休みだったというわけだ。今度の偽サーバーのドメイン情報は下記の通りで、以前のドメイン名の一部を変えただけだ。

偽サーバーのドメイン情報;
Domain Name: DQXIX.COM
Registrar: BIZCN.COM, INC.
Whois Server: whois.bizcn.com
Referral URL: http://www.bizcn.com
Name Server: NS7.CNMSN.NET
Name Server: NS8.CNMSN.NET
Status: clientDeleteProhibited
Status: clientTransferProhibited
Updated Date: 08-mar-2014
Creation Date: 08-mar-2014
Expiration Date: 08-mar-2015

ドメイン名がDQX(ドラクエ10)からDQXIX(ドラクエ19)になった。実在のゲームよりずいぶん先のバージョンだ。取得日が2014/03/08となっているので、できたてのほやほや。前回は2週間もたずに潰されたが、今回はいつまでもつのか楽しみに見ていよう。

ドメイン登録者は同じBIZCN.COM,INC.だが、これはドメイン取得代行及び管理業者だろう。日本でもドメインの取得はドメイン取得代行業者を通じて行う事が多い。

文面は一新されて下記のようになった。いかにも偽メールでございますと言うような、従来の文章に比べると多少はましになっているが、それでもまだへんてこな文章だ。赤字部分はメールソフトをHTML表示にしていると見えないが、青く表示されるリンク(こちらはおそらく本物)をクリックするとこの隠されたアドレスへ飛ばされる。

フィッシングメール文面;
お客様のアカウントは他人により違法な(または当社規定への違反)ゲームカレンシー関連の取引に利用される危険性が検出されています。

お客様のアカウントを引き続き正常にご利用いただくために、どうぞ一度ログインして、ご確認ください。

https://secure.square-enix.com/account/app/svc/Login?cont=account
<http://secure.square-enix.com.d.dqxix.com/account/app/svc/Login.htm?cont=account>

株式会社スクウェア·エニックス
2014年3月10日

追記(2014/03/13);
2014/03/11以降、後続のメールがない。メール送信に使ったサーバー[220.248.112.78]またはアカウントが即日潰されたかな?

March 09, 2014

日本を超える中国企業が債務不履行に

AFPが2014/03/08付けで「中国初の社債デフォルト、太陽光パネル大手 投資家ら提訴」と報じている。

この記事によると債務不履行(デフォルト)となった中国企業は「上海超日太陽能科技」と言う名称だそうだ。あたかも、日本を超える技術を持った企業だと主張するかのような名称だ。この企業の社債の利払いが滞り訴訟を起こされたのだそうで、中国本土企業の初の債務不履行として注目されているという。

日本を超える技術との売り込みで太陽電池パネル事業を急拡大したのだろうが、EUにおける太陽光発電優遇政策の終了によって販売に急ブレーキがかかったのだろう。もっともこの政策変更は、昔からヨーロッパ各国お得意の地域外企業排斥である可能性が高い。域外企業が大きなシェアを持つ事業を、健康・安全対策や環境対策など様々な口実で縮小させ、域内企業が得意とする分野で置き換えようとするのはいつもの事だ。

昨年、この政策変更のため太陽光発電パネル事業にかげりが出て、大きなシェアを持つ中国企業の経営に影響が出ていると報じられた事があったが、この企業もそのあおりを食らったのだろう。

March 08, 2014

ウクライナ情勢

BSの海外ニュースを見ていると、ロシアのニュースではウクライナ人によるロシア人に対する暴力行為をしきりに流している。その一方でウクライナ人を挑発して軍事介入の口実作りに努力している様だ。

ウクライナ人に武器を使わせ、ロシア人に被害が出ればそれを軍事介入の正当な根拠として西側の非難に対抗するつもりである事は明白だ。これは、中国が尖閣諸島で行っている事と同じだ。

ウクライナも日本以上に忍耐が試されている。

March 06, 2014

文化財の復元に法規制の特例を

以前に見たSLの復元整備を紹介するテレビ番組で、ボイラーの修復には高度の技術が必要であると知った。

その最大の問題点は、長年熱がかかって火室の鋼板の材質が脆くなっている事で、さびた部分を削って肉盛りしてもその熱でさらに脆くなったりする事もあるという。その対策としては弱くなっている部分の全体を新造すればよいのだが、それは法律上認められないのだそうだ。

認められない理由は、ボイラーに関する基準が製造時と現在とでは異なるためで、現在の基準に合うよう設計を変更しない限り製造しても使用が認められない。しかし設計を変更してしまっては文化財の復元にはならない。これが最大の障害だそうだ。

そこで提案したいのは、文化財の復元に限って、製造時の法規に合致すればよいという特例を認める事だ。貴重な文化財を動態保存する上で、是非とも必要な事だと思うのだがどうだろう。

「風立ちぬ」がアカデミー賞を取れなかった理由

宮崎監督の「風立ちぬ」はアカデミー賞を取れなかったが、これは最近の日米関係ではやむを得ないと思われる。

理由は、最近の安倍首相や彼に近い国会議員や政府関係者が戦前志向的な発言を繰り返しているからだ。戦前の日本を称揚する様な発言は米国人にとっては反米的と受け取られる。このため、米国における嫌日感情は最近になく高まっている。保守色が強いハリウッドや米国の映画関係者には特にそれが言える。

従って、作中に第二次大戦中の日本軍やイタリア軍の軍用機の製造に関わったものへのオマージュがある「風立ちぬ」を賞賛する事は彼らにとってあり得ない。第二次大戦協力者を賞賛する事は受け入れられない、これが最大の理由だ。

お水取りの頃は冷える

東大寺では修二会の最中だ。

関西ではこの時期の気候について、「お水取りの頃は冷える」、「お水取りが終わると暖かくなる」などといわれる。今日の天候も、晴れたり小雪がちらついたりして寒い。言い伝え通りのこの数日の寒さだ。

お水取りを含む修二会もあと一週間ほどで終わる。終わればあとは桜を待つばかり。本格的な春になるのももうすぐだ。

March 05, 2014

デッドマンスイッチ;バス暴走防止装置

頻発する長距離バス暴走事故について、運転手の健康状態が原因だとして運行会社に対して管理強化を求める声が大きい。これはこれなりに意味はあるとは思うが、低料金を求める客の要求に応えるため、運転手の賃金を切り詰めなければならない運行会社、低賃金のために少しでも多く働きたい運転手の双方の理由から、多少の改善という以上の事は難しいだろう。

運行管理だけでは不十分であれば、運転手が運転不能になったときにバスを停止させるハードウエアを考えるべきだ。その目的のためには、古くからデッドマンスイッチというものがある。これは運転者や操作手が急死したり意識を失ったりして運転や操作ができなくなった場合に、装置や機器を自動的に停止させるものだ。

身近な例では、確か電車の運転席には備えられていたはずだ。これはペダル型もしくはボタン型のスイッチで、運転中はこの上に足を乗せて押さえておかなければならない(追記2参照)。運転士が運転できない状態になって足が外れると、自動的にブレーキがかかって電車は停止する。これによって、運転手が運転不能になっても電車は暴走しない仕掛けになっている。

電車の場合には警笛を鳴らす足スイッチがあるが、もう一方の足はあいているのでデッドマンスイッチを押さえておくために使える。しかし自動車の場合はどうだろう。マニュアルミッションの場合には運転に両足を使う。だが、オートマッチックミッションであれば、原則として左足は使わない(左足ブレーキの人もいるが)ので、左足でデッドマンスイッチを踏むのは可能だろう。

頻発するバス暴走事故対策として、営業用大型バスはすべてオートマチックミッションにして、デッドマンスイッチの装備を義務づけるのは不可能ではないと思うのだがどうだろう。これは大型トラックやトレーラーにも有効で、将来はすべての自動車に備えるとさらによい。

追記(2014/03/06);
マニュアルミッション車でも、スポーツカーのフットレストの様な形で、クラッチの横にスイッチをもうける事はできそうだ。これなら既存のマニュアルミッション車にも取り付けられる。ギアチェンジの間、足をクラッチペダルに移してもスイッチが作動しないように遅延動作式にして、足を戻せばリセットされるようにすればよい。遅延動作は、オートマチック車でも運転手が疲れた足を移動させるため、短時間足を離しても作動しない点で運転士の負担を減らすだろう。

また、運転手が硬直性の発作を起こして足を突っ張ってしまっているような場合には、横から身を乗り出せば届く位置に手動式の緊急停止スイッチをもうけるとよいだろう。うっかり触れたり乗客がいたずらしても作動しないよう、一定時間押し続けると作動する押しボタンスイッチや、プラグを引き抜いて一定時間のうちに戻さなければ作動するスイッチなどが考えられる。

追記(2014/03/06)2;
私が子供の頃の電車の運転席には、コントローラーの下にペダルがあったような気がするのだが、最近の電車では見た覚えがない。調べてみると、今はコントローラーハンドルが一本のT字型レバーになっていて、これを両手で握っていないと走行できない仕掛けになっているようだ。つまり、運転手に異常が発生して手がレバーから離れるとブレーキがかかる形式のデッドマンスイッチになっている。

そういえば、一昔前のハンドルを回す形式のコントローラーでも握りの部分が2段になっていた。握りを上から押さえる形のデッドマンスイッチだったのかもしれない。

始終持ち替える自動車のハンドルで、この方式のデッドマンスイッチを実現するのは面倒そうだ。ハンドルを2重にして、握っていなければブレーキがかかる様な形式は可能だが手が疲れるという苦情が出るかもしれない。やはり自動車にはフットペダル(フットスイッチ)式の方が良さそうに思うがどうだろうか。

March 04, 2014

効率100%の青色有機LED

2014/03/04付けでサイエンスポータルに「効率100%の青色発光に第3世代有機EL材料で成功」という記事が掲載されている。

この記事によると、九州大学最先端有機光エレクトロニクス研究センター の安達千波矢(あだち・ちはや)教授らが、効率100%の青色発光有機EL素子の開発に成功したのだという。この文言のうち「効率100%」という表現に引っかかった。いったい何の効率が100%なのかということだ。

通常どんな変換であれ、エネルギーの変換効率が100%と言う事はあり得ない。そこで元記事の九州大学の2014/2/28付けプレスリリース「高効率青色熱活性化遅延蛍光有機EL素子の開発に成功」に当たってみたところ、流した電流によって生成した励起子(エキシトン)のほぼ100%を発光させる事に成功したと言う意味だった。注入した電力の100%でも、励起子のエネルギーの100%でもなく、生成した励起子のほぼ全数が発光したというのであれば可能性は十分にある。

プレスリリースでも、励起子の生成効率や励起エネルギーに対する発光エネルギーの比なども含めた電力効率はわからないが、励起子の発光率が高まる事はエネルギー効率を高める可能性につながるので好ましい事だ。

有機ELでは常に問題となる寿命の向上が必要との事だが、今後の改良に期待したい。

残土崩落事件は政治がらみ?

先日大阪府北部で起きた残土処理場での崩落事件は奥が深そうだ。

大阪府の担当部署は2年間で50回以上口頭注意を行ったが無視されたと主張している。しかしこれもおかしな話だ。一般の企業であればとっくに行政処分を受けているはずだからだ。

テレビドラマ風にいえば、そこに地盤を持つ国会議員が口を利き、担当部署や大阪府および府警の幹部に対して、口頭注意だけで済ませ、業者が無視してもそれ以上の処分を行わないように求め、業者からは礼金を受け取っていたのではないか。

窓辺太郎でなくてもそう考えたくなるような事件だ。

日朝赤十字会談

敗戦後の帰国の途中で亡くなった人たちの遺骨返還という「人道的」な課題について話し合うためとして北朝鮮側から呼びかけがあったと言う事になっている。

しかし私には、靖国問題や慰安婦問題で失策を重ねて先進国からの孤立を深めている安倍首相と外務省に、北朝鮮が餌をちらつかせたように見える。それにダボハゼのように食いついた安倍首相。得点を稼ごうと安易に譲歩して、またまた欧米諸国からの反感と軽蔑を買わねばよいが・・・・。

再び北米に寒波

この数日、北東部を中心に北米が強い寒波に襲われているとCNNなどが報じている。

高層気象図を見ると、一時北極海にまとまりかけた寒気が、今はケベック州北部に移動して腰を据えている。この寒気が北米上空にある渦の西側に沿って南下して、強い寒波をもたらしているようだ。

これに対し、ユーラシア大陸上空にはバイカル湖周辺に弱い寒気中心がある以外は強い寒気はない。つまり、西半球と東半球の寒気のアンバランスが大きい。

西ヨーロッパでは、相変わらず温暖多雨が続いており、洪水に対する警戒を呼びかけている地域もいくつかあるようだ。以前の記事で「異常な冬も終わりか?」と書いたが、この様子ではまだまだ異常な冬は終わりそうもない。

March 03, 2014

ウクライナ問題で北方領土解決が遠のく

記事「ウクライナ情勢は日本への影響大」で書いたように、ウクライナ情勢は日本にも大きな影響がある。

前記事で書いた事のほか、北方領土解決も遠のく事になりそうだ。ウクライナ問題で日本は米国の側につかざるを得ない。米国の歓心を買いたい安倍政権としては当然だし、靖国参拝問題など戦前回帰的行動で米国内の日本に対する反発を高めた現状ではなおさらの事だ。しかしこれは、当然ロシアの反発をかう。従ってロシアは北方領土に関しても強硬な態度に転じるだろう。結果として北方領土問題は当分の間塩漬けにせざるを得なくなる。

自分には不都合なことは起こらない

「自分には不都合なことは起こらない」、そう思い込んで犯罪の被害に遭うもの、犯罪を行うもの、そのどちらもが多すぎる。

深夜に人気のない道を一人で歩いて命を落とす少女。欲に負けてそんな少女を殺して捕らえられ、人生を失う若者。被害者と加害者、その双方に共通するのが「自分には不都合なことは起こらない」と言う思い込みだ。

March 02, 2014

ビットコイン取引所が民事再生法適用申請

マウントゴックス社が民事再生法適用申請を行ったと報道されている。これにより同社の資産は凍結され、同社の資産に関わる活動はすべて停止される。当然同社を通じての取引はできないし、預けた資産の引き出しもできない。

今後指名された管財人が資産や負債の調査を行い、再生可能かどうかを判断する。しかし同社の資産はほとんど無いと思われるので、破産処理が行われることになるだろう。そうなれば、残った資産を債権額に比例して債権者に分配することになるが、その額は微々たるものになるだろう。

今回の事件は、証券取引所あるいは証券会社が顧客から預かった証券を紛失させたようなもので、マウントゴックス社の管理体制に大きな欠陥があったといわざるを得ない。同社は不正アクセスによって盗まれたと主張しているが、保安体制が悪いのは同社の問題であり、責任を軽減する理由にはならない。

今回の事例に限らず、インターネットにおけるセキュリティを安易に考えて事件を起こす企業が多すぎる。それはシステムの保安体制にどのような問題があるかを理解していないまま、システム管理をアウトソーシングしたり、未熟な管理者に丸ごと任せたりして事業を始める事業家が多いということでもあるだろう。

インターネットにおいては、これで安全といえるセキュリテ(保安)システムは存在しない。「セキュリティシステムは必ず破られると考えよ」、「破られる前提でそれに即応できる管理体制を構築せよ」、今回もまたそれが教訓のようだ。

STAP細胞に疑惑続出?

STAP細胞の報告書に疑問が続出しているようだ。

レポート中の画像やその説明に疑問が次々と提出され、当の研究機関が調査を開始したり、他の研究機関による再現実験がすべて失敗に終わっているため、理研が詳細な実験手順を公開すると報じられたりしている。

これらについて、日本を代表する研究機関の一つである理研は詳細で正確な調査を行い、疑問の余地のない調査結果を公表しなければならない。さもなければ日本の研究機関への信頼性が大きく損なわれるからだ。同じことは米国ばかりでなく世界を代表する研究組織であるハーバード大についてもいえる。

「美人理系女子」としてメディアにはやし立てられたが、この疑惑を晴らせなければ研究者としては致命的で将来が無くなる。従って、自らも明確で疑問の余地の無い説明を行う必要がある。

ウクライナ情勢は日本への影響大

ロシア軍の侵攻やクリミア半島の奪取も現実性を帯びてきたウクライナ情勢だが、これは日本にとって対岸の火事ではない。

1.天然ガス価格の急上昇の可能性
まず、西欧側がロシアの軍事圧力に対して何らかの制裁を行えば、ロシアは西欧への天然ガスの供給を減らしたり止めたりするだろう。これは天然ガスの国際価格の急上昇をもたらし、日本の貿易収支の赤字を急拡大させるだろう。これはまた、日本国内における電気・ガス料金を急上昇させて生産や生活の基本経費を増加させるので、企業採算や家計の悪化させる。その結果、景気に急ブレーキがかかるにもなりかねない。

西欧への輸出を止めればロシアで天然ガスが余るから、日本はロシアから安く買えばよいというものもいるだろうが、それは二つの理由でうまくいかない。まず、「米国の同盟国」であることを売り物にしたい安倍政権としては、米国の政策に反してまでロシアからの輸入増加を認めることはできない。また、西欧向け天然ガスの主産地である西シベリアから極東シベリアに天然ガスを送るパイプラインの増設は急にはできない。これらが足かせとなって、ロシアからの天然ガス輸入量を急増させるのは無理なのだ。

2.東アジアの軍事情勢への影響
次に、欧米諸国の目がウクライナ情勢に集中すると中国の動向から目が離れる。これは、元々西欧諸国の監視が薄い中国の東シナ海や南シナ海における軍事力拡大を隠蔽するのに効果が大きい。この地域での中国の勢力拡大行動が激しくなるだろう。尖閣諸島周辺においても同じことで、当然中国の活動はエスカレートするだろう。

3.シリア・中東情勢への影響
また、同様に欧米諸国の目がウクライナに集中することによって、シリア情勢は完全に放置されることになる可能性が高い。ロシアと西欧のシリア情勢に関する話し合いや調停のための活動が完全に停止するだろうからだ。どちらも、自分たちの身に重大事が起きているときに、シリアのことなどかまっていられないからだ。

この隙に、イスラム過激派の勢力が拡大することも当然予想される。これはシリアの親西欧反政府勢力を弱体化させるだろう。シリアが反西欧派に握られれば、その勢力はイラクやトルコにも広がるだろう。この地域の情勢は、米国にとってますます面倒なものになりかねないのだ。

それはまた、イスラエルの行動をますます過激化し、国際的孤立に追い込むことにもつながる。なんとしてもイスラエルを存続させたい欧米諸国にとって、これは好ましくないことだ。またこれは、中東イスラム教国での反イスラエル感情を高め反西欧活動が増加するだろう。それもまた、中東からの原油や天然ガスの供給の不安定化など、回り回って日本を含む世界各国に政治的・経済的な面倒をもたらす。

関連記事;「ウクライナ問題で北方領土解決が遠のく」(2014/03/03)

March 01, 2014

またまた笑ったフィッシングメール

しばらく休止していた、スクエアエニックスを称するフィッシングメールがまた来始めている。

しかしその文面を見て、先日の三菱東京UFJ銀行の物同様に大笑いしてしまった。以下に引用するのであなたにも大いに笑ってもらいたい。

----------------以下詐欺メールの引用---------------

こんにちは
弊社はシステム維持をしております。
システム維持の途中で、おアカウントでゲームゴールドの商売を検出いたしました。おアカウントを凍結しないように、下のURLをクリックして確認してお願いします。
https://secure.square-enix.com/account/app/svc/Login?cont=account
<http://square-enix.com.dq10-jp.com/account/app/svc/Login.htm?cont=account>

ご協力ありがとうございます。
スクウェア·エニックス公司
2014年3月1日

--------------------------------------------------

どうです、笑えるでしょう?

補足;赤字の部分が偽サイトのアドレスで、メールソフトをHTML表示にしていると見えない。中国の厦門にある登録サービス兼サーバーレンタル業者のサーバーを利用しているようだ。

以下にサーバーの登録情報(ドメイン情報)と登録者の情報を示しておく。
これらの情報は公開情報で、whois検索を行えば誰でも入手できる。whoisとは「Who is this?=これは誰?」のこと。

ドメイン情報
Domain Name: DQ10-JP.COM
Registrar: BIZCN.COM, INC.
Whois Server: whois.bizcn.com
Referral URL: http://www.bizcn.com
Name Server: NS7.CNMSN.NET
Name Server: NS8.CNMSN.NET
Status: clientDeleteProhibited
Status: clientTransferProhibited
Updated Date: 21-feb-2014
Creation Date: 21-feb-2014
Expiration Date: 21-feb-2015

登録者情報
Registrar Name: BIZCN.COM, INC.
Address: NO.61 WANGHAI ROAD, Longtop Group Building SOFTWARE PARK, Xiamen, Fujian Province 361008, CN
Phone Number: +86.5922577888-2801
Email: cno@bizcn.com
Whois Server: whois.bizcn.com
Referral URL: www.bizcn.com
Admin Contact: Ming-Xuan . Yang
Phone Number: 86-592-2179619
Email: yangmx@bizcn.com
Billing Contact: Jessie . Weng
Phone Number: +86.5922179557
Email: wengyan@bizcn.com
Billing Contact: Angela . Huang
Phone Number: 86-15880263773
Email: huangyl@bizcn.com
Technical Contact: Angela . Huang
Phone Number: 86-15880263773
Email: huangyl@bizcn.com
Technical Contact: Ming-Xuan . Yang
Phone Number: 86-592-2179619
Email: yangmx@bizcn.com

BIZCN.COM, INC.はドメイン登録サービス業者のようだ。

追記(2014/03/03);
同じ組織から別のサーバーを使ったフィッシングメールが来た。
こちらの文面(偽サーバーのアドレス以外は同じ)とドメイン情報は下記の通り。

文面;
こんにちは
弊社はシステム維持をしております。
システム維持の途中で、おアカウントでゲームゴールドの商売を検出いたしました。おア カウントを凍結しないように、下のURLをクリックして確認してお願いします。
https://secure.square-enix.com/account/app/svc/Login?cont=account
<http://secure.square-enix.com.a.sedqx.com/account/app/svc/Login.htm?cont=account>

ご協力ありがとうございます。
スクウェア·エニックス公司
2014年3月2日

ドメイン情報;
Domain Name: SEDQX.COM
Registrar: BIZCN.COM, INC.
Whois Server: whois.bizcn.com
Referral URL: http://www.bizcn.com
Name Server: NS7.CNMSN.NET
Name Server: NS8.CNMSN.NET
Status: clientDeleteProhibited
Status: clientTransferProhibited
Updated Date: 01-mar-2014
Creation Date: 01-mar-2014
Expiration Date: 01-mar-2015

sedqxはスクエアエニックス・ドラゴンクエスト10の意味だろう。3月1日に登録されたばかりだ。2月21日に登録されたばかりの「DQ10-jp.com」が早くも潰されたため、新たに立ち上げたのかもしれない。

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