トンデモ科学者の疑問;天文編(生命は普遍か)
NHKの「Cosmic Front」は殆ど見ているが、生命の普遍性については賛否両論があるようで、別の日時の放送で異なる考え方が主流であるように紹介されていた。
一つは「生命は普遍的に存在する」という考えで、宇宙空間に有機物が存在しこれがハビタブルゾーンにある惑星に降り注いで必然的に生命が誕生すると主張する。
もう一つは「地球のようなごくまれな環境が不可欠だ」という考えで、液体の水かあるだけでは生命は誕生せず、月という巨大な衛星の存在で自転軸が安定しており朝夕があることによって初めて有機物が生命に進化できたと主張する。
前者であれば、ハビタブルゾーンで液体の水がありさえすれば良く、生命は普遍的に存在する可能性がある。後者であれば、適当な距離に巨大衛星を持つ二重惑星系でなければ生命は存在しない。そのような二重惑星が存在する確率はかなり低いと考えられるので、生命が普遍的に存在するとは言えなくなる。
どちらが正しいかは現時点では知りようがないが、誕生しても短時間で滅亡してしまうケースも含め、生命が至る所で誕生し、存在し続けると言うのは難しいかもしれない。
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