抱き合わせインストール
パイドゥーの抱き合わせインストールが問題になっているが、抱き合わせインストールで気づかぬうちにインストールさせる例は他にも多数ある。著名な企業が行っている事も多い。
たとえば、オラクルのJAVAのランタイムモジュールをアップデートしようとすると、マカフィーのウイルススキャンソフトもインストールしようとする。一応インストールのディアログボックスが出るのだが、デフォルトで「インストールする」になっているので手拍子でクリックするとインストールされてしまう。
このほかにも、フリーソフトのまとめサイトでも抱き合わせインストールさせる例や、情報収集を行うダウンローダーをインストールさせる例や、グーグルのクロームやツールバーをインストールさせようとする例も頻繁に目にする。
大手セキュリティソフト企業のマカフィーですら上記のような事をしているのだから、抱き合わせインストールは今や業界標準と言えるのかもしれない。さらに言えば、マカフィーのクラウドウイルスチェックでは自分のコンピューターの内部情報がそっくり送信されている可能性がある。クラウドIMEなどというものもあるが、これもサービス提供業者の情報収集ツールと考える方が良い。
クラウドサーバーに何が送信されているか分からないので、私はクラウドサービスは一切信用していない。種々のクラウドサービスが提供されているが、ユーザにはどのような情報がサービス提供評者に収集されているのかを知る手段がない。利用者はそのリスクを十分に考慮すべきだ。
追記(2014/01/20);
Adobe の FlashPlayer のアップデートも Googl Chrome を抱き合わせインストールしようとする。
抱き合わせインストールは、大手中小を問わず業界常識となっているようだ。
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