スマート家電の危険性
以前に、スマート家電は他人に乗っ取られて操作される危険があると書いたことがあるが、CNNジャパンの2014/01/22付け記事(「テレビや冷蔵庫からサイバー攻撃 スマート家電普及に懸念」)でやはり危険性が指摘されている。
私の記事では、エアコンなどが他人に操作されて家族や家財に危険が及ぶ危険性や、プライバシーが侵害される可能性を指摘したが、CNNの記事ではサイバー攻撃の足場として利用される危険性を指摘している。記事に登場するインターネットセキュリティ企業によれば、10万を越えるスマート家電からのサイバー攻撃が実際にあったとそうだ。
スマート家電が危険である理由は、外部からの侵入に対する防御が弱く、侵入されてもユーザーが気づかない事が指摘されている。また、PCのようなセキュリティソフトの利用ができず、簡単にセキュリティをアップデートする仕組みがないことも問題だとされている。
と言うわけで、やはり家電のスマート機能は利用不可にしておく方が良さそうだ。また、このような危険性を内包したままスマート家電を普及させようとするメーカーの姿勢にも問題があると言わざるを得ない。
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