違う空
というのはかなり昔にどこかで見た小説のタイトルだが(最近は同名の歌もあるらしい)、女子ジャンプワールドカップ蔵王大会での高梨沙羅のジャンプを見て、彼女一人が違う空を飛んでいる、そんな感じがした。
他の選手たちが空気と戦って「跳んでいる」のに対し、彼女は空気の精に支えられているかのように、空気に乗って軽やかに「飛んでいる」様に見えたからだ。
今やコーチの悩みは、飛びすぎないためにどこまでゲートを下げるべきかしかないようにも見える。もう一人のサラが怪我で欠場している今期、同じレベルで戦える相手は見あたらない。
ただ、「好事魔多し」とも言う。オリンピックを含めてまだ2ヶ月あるシーズンが終わるまで、怪我をせずに美しいジャンプを見せ続けてくれることを願う。
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