都知事選挙候補擁立競争
猪瀬氏の辞職でにわかに持ち上がった都知事選候補者選び競争。各勢力とも動き始めてはいるが当分どたばた騒ぎが続きそうに思う。
前回選挙で猪瀬氏が圧勝してからまだ1年。次回での立候補の可能性を探っていた者たちにとっては、年明け早々の選挙は寝耳に水だろう。恐らく資金の準備も組織の準備もまだ手をつけていなかったはずだ。従って次の選挙は、前例のない超短期戦となる。
となると、資金力があり組織もある政党から立つ知名度の高い候補者が圧倒的に有利に見える。その方向で候補者は政党を選び、政党も候補者を選ぶだろう。つまり、政策は形ばかりになる。
東京都の有権者はそれにどう反応するのか?メディア人気に踊って猪瀬氏に投票しただけに興味が湧く。
それにしても、オリンピックを引退の花道にと考えていたであろう猪瀬氏の転落ぶり。政治家という商売は急激に人間性を腐らせてしまうものらしい。
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