再生可能エネルギーの利用は慎重に
BSアーカイブの「水の7変化」を見ていると、ニュージーランドの間欠泉が近年激減していると言う説明があった。その原因は大規模な地熱発電と過度の温泉のくみ上げによる枯渇だと言う。
反原発の盛り上がりによって、日本でもニュージーランドにならって「再生可能エネルギー」である地熱発電を大規模に行うべきだと言う主張がある。しかし過度の利用は温泉資源を枯渇させ、環境を破壊するという害もある。同様に風力発電や潮流発電も大規模に行えば、風や潮流を変化させ生態系や自然環境に甚大かつ回復不能な被害を与える可能性がある。そしてそれらの有害性についてはまだ全く研究されていない。
だから、「再生可能エネルギー」の利用は慎重に行うべきだ。有害性の解析が十分に進むまでは、小規模にかつ分散して利用しよう。
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