パソコンパーツにアベノミクス効果
アベノミクス効果で、パソコンパーツの値上がりが続いている。
¥85~87/$から¥97~100/$にへの値下がりに伴って、私が価格を控えてあったCPU価格が昨年末から7月末の間に16%前後値上がりしている。円安で物価をつり上げてインフレを起こそうと言うアベノミクス効果が、パソコンパーツの分野では見事に発揮されている。
メディアの報道によれば、パーツだけでなくメーカー物の完成品の価格も上昇傾向にあるそうだ。今後はデスクトップ型だけでなくノート型からも、より安価なタブレット型へのユーザーの移行が進みそうな気がする。
またユーザーがパソコンに慣れるにつれ、これまでメーカーが力を入れてきた多機能高価格製品から、不要な機能を省いた低価格な製品に移行することも考えられる。そうなればますますタブレット型への移行が進みそうだ。
もっとも、そうなると物価指標に使うパソコンのタイプが、多機能高価格のノートパソコンから安価なタブレット型に変更されて、物価が下がったことにされるのかもしれないが。これは過去の物価動向調査でしばしば使われてきた手法だ。
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