参院選の争点から消えた原子炉再稼働
原子炉再稼働を容認するかどうかは、もはや参院選の話題にもならなくなったようだ。
再稼働を公言する自民党が選挙で圧勝するとの大方の予想の前に、再稼働反対派は完全に沈黙し、再稼働反対デモも消滅してしまったようだ。そして各電力会社は、自民党圧勝を前提に選挙後に再稼働の許可を申請する準備を進めている。
早期再稼働はすでに既定路線となり、反対派の敗北が決定したと言うことなのだろうか?原子炉の再稼働を推進しようとする自民党が圧倒的な支持を集めると言うことから見て、再稼働はもはや国民にとってどうでも良い話題なのか、あれほど再稼働反対派を称揚していたメディアの意見が聞きたい。
追記(2013/07/08)
民主党政権下で原子炉廃止を前提に組織された規制委員会委員も、再稼働・積極利用を掲げる自民党政権下で姿勢を変えつつある。もはや有権者も、原子力発電全廃も再稼働反対も口先で言うだけで放棄してしまった様に見える。
そうでなければ、再稼働を掲げる自民党の圧倒的優勢などあり得ないと私は思うのだが。
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