自公大勝は原子力発電の早期再開を決定づける。
今回の参議院議員選挙で、選挙公約にはあげていないが原子力発電の早期再稼働を公言して、事実上の公約にしている。つまり、これによって自公に投票することは、原子力発電所の早期再稼働を支持することを意味する。
現時点で、各種メディアは自公連合の大勝を予想している。これはつまり、原子力発電所の運転再開を強く支持することになる。しかしそれでよいのだろうか。
あるいは、起きるかどうか分からない原子炉事故を恐れるよりも、明日の収入がフルかどうかの方が重要だと言うことで、政策における優先度は無視されるほど優先度が低いというかもしれない。朝日新聞社のアンケート調査では54%が現原子力発電の再開に反対と答えているが、それでも再稼働尾を主張する自公連合に50%近くが投票すると答えている。
これを解釈すると、支持率が高い原子力発電廃止は、支持率が低い他の政策の後回しにしてよいし、場合によっては放棄することも容認すると言うことなのだろう。
もっとも、ここまで考えて投票する有権者はごく一部に過ぎず、おおくは景気回復の糸口をつけたとメディアがはやす、自公連合に投票するのだろう。
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