景気が良くなると株価が下がる
株価動向についてのテレビ解説(2013/06/10)を聞いていて、景気が良くなると株価が下がると言うので、ものは言い様だと笑ってしまった。
その解説によると、米国の雇用や消費が上向くと金融緩和策が縮小されるので、金利上昇を嫌って投機組織が株を売りに出るのだという。だから米国の景気を示す指数が良くなるのは好ましくないのだそうだ。
ある者は景気改善が期待できれば株が上がるといい、またある者は景気改善が見込まれると株価が下がると言う。全く正反対の理屈や説明が堂々とまかり通るのが投機の世界なのだろう。
エコノミストやアナライザーと呼ばれる商売は、全くいい加減なものだとつくづく思った。
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