以前の記事「Canon EOS6D(5);色の再現性」で用紙によって発色に差があることに触れたが、今回Elecom社製の「Canon対応用紙」と「Epson対応用紙」を入手したので、どれほどの差があるのか比較してみた。
今回使用したのは、 1.キャノン 写真用紙・光沢 ゴールド 2.Elecom 超光沢の写真用紙 3.Elecom 光沢ハガキ L06 エプソンプリンタに対応! 4.Elecom 光沢はガキ L05 キャノンプリンタに対応! 5.富士フイルム 画彩 写真仕上げPro 6.ナカバヤシ Digio 超厚手デジカメ印画紙
で、用紙サイズは「ハガキ」を用いた。
使用プリンタは「Canon Pixus MG6230」で、同じ画像をWindows フォトビューワーを使用して印刷した。
各用紙の推奨印刷設定は次の通りだが、設定メニューにない項目は近いと思われるものを選択した。 1.「写真用紙 光沢ゴールド」、「標準」;(用紙選択で自動設定) 2.「スーパーフォトペーパー」、「きれい」 3.「光沢紙」、「標準」 4.「光沢紙」、「標準」 5.「プロフォト/スーパーフォトペーパー」、「指定無し」 6.「スーパーフォトペーパー」、「指定無し」
(注)MG6230には「プロフォトペーパー」や「スーパーフォトペーパー」という設定はないのですべて「写真用紙 光沢」とし、印刷品質の指定がないものは「標準」とした。
印刷後一時間ほど乾燥して色を安定させてから、Canon F8600スキャナで取り込んだ物が次の画像だ。取り込み条件がぶれないよう、4枚一度に取り込んでいる。取り込み時の自動調整機能は全て「OFF」にしている。
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印刷したものをスキャナで取り込むと差が分からなくなるのではないかと予想していたが、結果はむしろ差が強調されている。
色調に関してどれがよいかは好みの問題だが、銘柄によってかなりの差がある。ただし、なぜか「Elecom Canon対応用紙」だけが飛び抜けて色がくすんでしまっている。また、{キャノン 写真用紙・光沢ゴールド」だけが青味で濃くなるようだ。これは奇妙なことだ。
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