Canon EOS6D(6) ;マニュアルモード撮影時の注意
色が濃い部分と白に近い部分が入り組んでいる場合など、オートではうまく露光が調節できない被写体をマニュアルモードで撮影したが、絞りを大きく変えても画像の明るさがほとんど変わらないという、予想外の現象に出会った。
はて何事が起きているのかと、画像のプロパティを調べて気がついた。感度がオートのままになっていたのだ。このカメラではマニュアルモードにしても感度は自動調節されるのだ。
これは恐らく他機種でも同じで、デジタルカメラでは常識なのだろう。しかし長年フイルムカメラを使ってきたので、感度が自動的に変更されるということは盲点になっていた。フイルムカメラではあり得ないことだからだ。
これはこれで便利な使い方ができる(*)のは容易に思いつくが、細かい露光調整がしたい時には邪魔にもなる。今後マニュアルモードで撮影する時には、感度がオートになっていないことを確認する習慣を付けなければいけないようだ。
(*);絞りとシャッター速度を固定したまま、感度を変えて画面の明るさを調節することができる。これは、バックパック交換可能なプロ用カメラやAPSカメラではある程度可能だが、一般用の35mmカメラでは不可能なことだ。
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