今頃気付いたウインドウズの機能;デスクトップアイコンのキーによる選択
パソコンとは30年以上つきあってきたが、今頃になって気がついた機能がある。
それはデスクトップに並んだアイコンをキーで選択する方法に関するものだ。今まで必要性を感じなかったので見落としていたが、フォーカスがデスクトップにある(デスクトップが作業対象になっている)とき、文字キーを押すとそれが頭文字になっているアイコンが選択されると言うことだ。
たとえば「S」キーを押すと半角の「S」で始まるアイコンが選択された状態になる。「S」で始まるアイコンが複数ある場合には「S」キーを押す度に順次選択される(大文字と小文字は区別されない)。そしてその状態で「Enter」キーを押すとそのアイコンで示される機能に操作が移る。つまり、プログラムであればそれが起動するし、フォルダーであればそれが開く。またインターネットのURLであれば標準ブラウザが起動してそのサイトが表示される。
アイコンに全角文字を使っているとこの手は使えないが、アイコン名に上手く名前を割り当てておくと、いちいちマウスに持ち替えなくても使いたいプログラムが自由に選択・起動できる。
なお、フォーカスの移動はたいていのウインドウズの使いこなし本にある通り、「Windowsキー」+「D」ででき、一回押すごとにデスクトップ領域とそれ以外の領域(*)の間を移動する(オルタネート動作)。デスクトップからタスクバー領域への移動は「Windowsキー」+「T」でもできる。
(*)アプリケーションが起動している時は、使用中のアプリケーションの画面。アプリケーションが起動していない時はタスクバー。
追記(2013/02/06);
アイコン名に全角文字を使っているとこの手は使えないと書いたが、デスクトップにフォーカスがある状態でFEPを起動(「半角/全角」キーを押す)して先頭の文字を入力すると、そのアイコンを選択できることが分かった。たとえば、「いち」→変換→「一」→確定、で「一太郎」のアイコンが選択できる。
半角文字のようにワンタッチとは行かないので利便性が落ちるが、デスクトップ上のアイコンが多い場合にはカーソル移動キーより便利かもしれない。
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