人工衛星打ち上げ腕比べ
韓国が人工衛星打ち上げの準備を進めているが、それを追いかけるように北朝鮮も打ち上げ準備を進めている様だ。差し詰め南北の打ち上げ腕比べと言った所か。
ただ、敵対関係にある両国がこのように連続して打ち上げるとなると、韓国は良くて北朝鮮はダメだという主張が屁理屈に聞こえ、反北朝鮮陣営以外に対する説得力が低下するのは避けられない。それを狙っての後追い発射ということかもしれない。
日本にとっても、ほぼ同じ飛行経路になると予想される韓国のロケットには迎撃態勢をとらず、北朝鮮のロケットに対してだけ迎撃態勢をとる事に対する説得力が乏しく、反北朝鮮陣営以外の国からは、露骨な政治宣伝パフォーマンスだと言われることは避けられない。
追記(2012/12/03);
今回もまた、北朝鮮ロケット部品の落下に備えて迎撃ミサイルを配置するという。しかし、その直前にほぼ同じ方向に打ち上げられると思われる韓国ロケットに対してはなにもしないという。韓国はロケット技術が高いから落下の心配はないが、北朝鮮は技術が低いから心配だと言うことか?
単に、北朝鮮に対する恐怖感を煽る為の、そして北朝鮮を恐怖する者達をなだめる為のパフォーマンスとしか思えない。
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