迷惑総選挙?
安倍氏がクリスマス・イブ総選挙と言い出している。
しかしこれは多くの国民にとって迷惑な話だ。年末に向かい、仕事に追い込みをかけねばならない時期に選挙の応援にかり出される者達の立場など全く念頭にない発言だ。国民の迷惑など全く理解できていないと言わざるを得ない。
ここまで押し詰まってしまったからには選挙を後送りすべきだが、年明け選挙では予算編成と成立に支障を来す。だから大連立予算編成選挙準備内閣を作り、予算成立後に解散すべきだ。
さらに言えば、先国会でつまらぬ政局争いなどせずに特別公債と票の格差解消に関する法案を成立させておけば、今国会の冒頭での解散もあり得た。それを考えず、先を見なかった野党の暗愚さも非難されるべきだ。
追記(2012/11/12);いずれにしろ年内解散が大勢だろうが、次年度の景気対策などを考えると今国会の冒頭がぎりぎりのタイミングだった。党利党略目的で問責決議などで期末解散密約を反故にし、前国会末での解散に持ち込まなかったことは大失策だ。
今からの解散では年度内の予算成立はほぼ不可能。従って、景気への悪影響は避けられない。
« 当確が出ても投票は続く;奇妙な米国の選挙システム | Main | 緑の胡蝶蘭 »
Comments