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October 2012

October 31, 2012

スパコンはGPUで作る時代

現在世界最速と目されるスーパーコンピューター「Titan」はCPUにAMD製の「Opteron」を使い、これとNVIDIA製のGPU「Tesla」を併用しているのだそうだ(ナショナル・ジオグラフィック・ジャパン記事;世界最速のスパコン、省エネも実現)。
いまやGPUの並列処理技術はスパコンに不可欠だそうで、そのうちにスパコンの内部のほとんどはGPUで占められ、CPUはGPU間のデーターの流れだけを処理するようになるのかもしれない。

そういえば米国では、多数のPlaystation3が安価なスパコンの構成要素として使われているという。これも、Playstation3の高度な画像処理を支えている並列処理能力が生かされているのかもしれない。

素人集団?

原子力規制庁と原子力規制委員会のミスが続いている。

いずれのミスも確認を怠るなど初歩的なもののように見える。原子力村の住人を排除したは良いが、今度は素人集団になってはいないかいささか不安になる。

官僚を排除した結果、政策立案と政権運営が支離滅裂になった民主党政府の経験が全く生かされていないようでは国民が困る。コンピューターシミュレーションに頼る事が増えた現在、コンピュータモデルの立て方や使うパラメーター等の数値の意味がきちんと理解できる専門家なども加えておく必要がある。もう一度メンバーの見直しが必要なのではないだろうか。

October 30, 2012

地方交付税が政争の道具に;政治家と有権者の無責任が招いた事態

「特別公債法」の審議が進まない。

与野党とも、国債が発行できないため地方財政が逼迫しているのも政争の道具としか考えていないようだ。地方が困っているから審議を進めよと言う与党と、解散を約束しない方が悪いと言う野党と。どちらも政治家の責任と義務を置き去りにした身勝手な振る舞い。

こんな国会にしたのも有権者だが、次の総選挙で有権者が反省するのかどうか。全く期待できないのが嘆かわしい。

October 27, 2012

中国の言い分

中国が連日海洋監督船を尖閣諸島の領海とその周辺に出動させている。これに関して中国側通信社のサイトでは、日本の巡視船が中国領海に侵入したので退去させるために監視に当たっていると報じている。まあ、中国側としては当然の言い分だろう。

このような中国側の活動について、「産経新聞は執拗で異様な動き」と批判しているが、今の中国側の活動は尖閣諸島国有化の動きが時点以降当然予測された範囲内のもので、異様でも何でもない。現状は日本と中国の我慢比べなのだ。

相手がいらだって、軍を動かすなどの短慮な行為に出ることを互いに待っている状態と認識し、相手が根負けをして引くのを待つしかないと割り切って対処しなければならない。

先に武力を使った方が、国際社会で不利な立場に立たされることになるのだから。

活断層の定義変更

活断層の定義が変更されたそうだ、これまで過去13万年以内に動いた証拠があるとなっていた条件を、過去40万年に拡張するという。しかし、その「科学的」根拠は無いようで、単に念のためと言うことのようだ。

それなら果たして40万年以内にすることでどれだけ安全性が増すのだろうか?100万年で無くても良いのか、500万年必要ではないのか?単に念のためでは止めどもなく広げなければならないだろう。

また、活断層も始めから断層として存在したわけではない。断層がなかったところに力が集中して新しく断層が生じることによって誕生する。

そういう目で衛星写真や航空写真を見ると、古い断層の痕跡や力が集中していそうな場所は無数にある。それらの危険度を仕分けるにはどうすればよいのか、まだ研究が不十分な状態を解消しなければならない。それができるまでは、定義が5万年でも40万年でも有意差がないように思える。

追記(2012/11/08);
日本列島の変遷を調べてみればすぐに分かることだが、10万年単位で考えても様々に形が変わっている。これは日本列島を形成するピースがそれぞれに動いているからだ。それにつれて各部にかかる力の向きや強さも変化する。

つまり、新たな活断層がいつどこに生じるかは予測ができず、かつて動いたことがある断層もいつまでも活断層のままではない。力のかかり方を解析して、場所ごとに適切な期間を設定すべきだ。いたずらに、念のためと言って期間を延ばしていけば、活断層がない場所が無くなってしまう。

October 25, 2012

欧州議会は子連れ出席可

外国通信社のウエブサイトをよく見るのだが、今日(2012/10/25)のロイターでおもしろい写真を見つけた。

それは欧州議会議場でのイタリア代表議員(女性)の写真なのだが、なんと膝の上に幼い娘を座らせているのだ。そして周囲の議員達は全く平然としている。どうやら欧州議会では幼い子供を連れて出席することが容認されているようだ。

もし日本の国会や地方議会に幼い子供を連れて出席しようとすれば大騒動になるだろう。社会的伝統や女性政治家の進出ぶりの違いによるものかもしれないが・・・・。

記事URL;http://jp.reuters.com/news/pictures/rpSlideshows?articleId=JPRTR39IEY#a=4
             (このリンク先は記事の更新によって現在は別の記事になっています。)

現在のURL;「欧州議会に1歳半の子連れ出席、母娘で「投票」」 https://jp.reuters.com/article/tk0735140european-parliament-with-daught-idJPTYE81K44J20120217
(この記事に掲載されている写真は上記の記事の写真とは異なり、母子だけがクローズアップになっている。)

追記(2017/12/12);オーストラリア議会では議場で授乳することも認められている。CNNなどの記事には、議席で子供に乳房をふくませる母親議員の写真がある。

母親と幼児に優しくない現在の日本社会だが、ここまでとはいかないまでももっと母親や幼児に寛容であるべきだと私は思う。

October 22, 2012

中国の成長減速

中国経済成長の減速が話題になっている。これまでの10%前後と比べれば少ないとは言っても8%台とまだまだ高いのだが、高度成長時代のバランスを崩すには十分な急減速なのだろう。

実は、高度成長政策でもっとも難しいのは、いつどのようにして安定成長に軟着陸させるかと言うことなのだ。日本でもそうだったように、急成長が続くと都市部と村部の収入格差が広がり社会的な不満が増大する。日本ではこの不満を緩和する目的で繰り返し米価引き上げや農家に対する所得補償が行われた。日本の農業が補助金依存症になった原因はここにある。

また、急成長に伴って上昇する賃金と物価のバランスをとり続けなければならない。これには非常に微妙なさじ加減が必要なのだが、日本では成功していたとは言い難い。高度成長の末期の昭和40年代末には、物価上昇が賃金上昇を上回る傾向が現れ始めていた。そこに、ドルショック、オイルショックが次々に起こり、昭和50年代前半には輸出落ち込みによる不況と、原油値上がりによる激しい物価上昇が襲ってきた。このため日本の経済成長は急減速し、かつての高度成長を取り戻そうとして日本政府は景気刺激政策を続けた。しかし、もはやかつてのような高度成長には戻らなかった。

成長率が回復せず設備投資が低調なまま金融緩和を続けたため、昭和50年代後半になると市場に運用先のない資金がだぶつくいわゆる金余り現象が発生した。これが土地投機に流れていわゆるバブル経済の引き金となった。

当時、金融アナリスト達は地価が永久に上がり続けるニューエコノミーを主張して土地投機ををあおり立てたが、実態は土地のキャッチボールで値をつり上げていただけのことで、循環取引同様実体価値を伴わないものだった。このため、地価が収益可能性を超えて上がり続けることに慌てた政府が金融引き締めにかかると、あっという間にバブルは崩壊した。実体価値を伴わないという点でまさに泡同然だったのだ。

そのようなわけで、いつまでも高度成長を続ける事は社会にひずみを蓄積して不安定にする。そんなひずみを緩和しようとして様々な補助金などをばらまくとかえってアンバランスを拡大してしまう。だから、いつかは高度成長から安定成長に移行させねばならない。そのタイミングとどのような経過をとらせるのか、それを見極めるのが難しいのだ。

最後に、中国の経済は二度と15%を超えるような成長には戻らないだろう。無理に戻そうとすれば、再びバブルとその崩壊後の長い低迷が続くだろう。そしてそれは、国内にいくつもの民族紛争を抱える中国にとって、ソ連のような国家崩壊につながりかねない危険を含んでいる。

前アクセントが流行?

一時(いっとき)、アクセントがないフラットアクセントや後上げアクセントが話題になったが、最近おかしな前アクセントの発音を頻繁に聞く。前アクセントが流行しているのだろうか?

フラットアクセントや後上げアクセントを指摘された反動なのか、標準語とも異なる前アクセントがアナウンサーやレポーターに非常に多くなっている。例えば、「父」は単独で使われる場合は本来の標準語ではフラットアクセントに近い(後ろが若干強め)が、「」と言うように前アクセントの発音をよく聞く。そのほかにも妙な前アクセントがはびこっているのはどういったかげんなのだろうか?

追記;よく日本語は高低アクセントだけのように言われるが、実際には強弱アクセントも併用されている。日本人の耳がそれを意識して聞き分けないように訓練されているだけだ。

予測と予想、そして予知

地震学会が「地震予知」の看板を下ろしたそうだ。過去再現性のある地震予知に成功した例が無く、現状では地震の「予知」は不可能と考えられているだけに当然と言えるかもしれない。

これまでにも、何十年以内に大地震があるという「予測」は世界中で数え切れないほど出されてきた。例えば、関東大震災60年周期説に基づき1970年代後半から次の大地震が近い、30年以内に確実に発生すると主張する研究者が多数いた。しかし、関東大震災から90年になろうとする今も大地震は起きていない。もっともこれは大地震が起きないと言う意味ではない。いつ頃までに何%の確率で起きるという、一見科学的に見える「予測」が当てにならないと言うことだ。いつかまた大地震が起きるだろうという「予想」は誰にでもできるが、期間と確率を指定しての「予測」はできないと言う理解でも良い。

なぜ「予測」ができないのか?それは何が地震の規模を決定するかというメカニズムが解明されていないからだ。そのため、研究者は様々な仮説を立て、それが過去の地震発生に当てはまるかどうかを調べる。当てはまるかどうかは平均発生間隔がよく用いられるがこれが問題なのだ。

通常、平均間隔は過去の記録や考古学的な痕跡などから発生年度を推定して求める。しかし、数百年に一度、あるいは数千年に一度というような大地震に関しては、数が少なすぎて統計的に信頼できる平均値が得られない。別の言い方をすると、統計的に平均値が有ると推定できる範囲は計算上決められるが、「予測」の根拠として使うには範囲が広すぎるのだ。

そこで一般的に用いられるのは、研究者が立てた地震発生メカニズムの仮説に基づきコンピュータ計算用のモデルを作り、発生周期が単純平均とばらつきにあうようにパラメーターを調節することだ。このやり方では、発生周期やばらつきがあうモデルとパラメーターの組み合わせはいくつも存在する。

このため、科学的理論に基づくコンピュータ計算による予測の信頼度は低い。

従って、毎日新聞が述べているように、現時点では信頼性のある「予測」すらできないのだ。

October 18, 2012

ネズミは歌う

ネショナル・ジオグラフィック・ジャパンの記事によると、ネズミは歌うのだそうだ。(記事:ネズミは歌い、新しい調べを覚える

この記事によると、ネズミが求愛の歌を歌い、新しいメロディーも覚えるのだという。また、これらによって意思表示を行っている可能性もあるという。そして、これまでにこのような能力が確認されたのは人間とクジラ類だけだそうだ。

この他にも、最近の研究によって音声を使って意思表示を行っているらしい動物の種類が増えてきている。その中には「言葉」と言っても良いほど高度なものもあるという。音声による意思の表示や伝達は、音声を発することができる動物に普遍的なものかもしれない。

研究が進むにつれ、単なる音声と言葉の境界が曖昧になり、言葉を使うことが人間の知能が高いことの証明であるとは言えなくなってきたようだ。

一票の格差

一票の格差が大きすぎて違憲状態にあるという最高裁の判決は、これまでに何回出ただろうか?

しかしながら、格差はいっこうに解消せず広がるばかりだ。

原因は、直接の利害関係者である国会議員達に改正権がゆだねられているからであることは明らかだ。この際、全く別の手続きで国会議員の思惑とは関わりなく改正できる制度に変更すべきだろう。

とはいうものの、立法権府の独立を保証するためには行政や司法を介入させるわけにはいかない。これだけは厳守しなければならない。

そこで考えられるのは、国勢調査の結果に基づいて自動的に各県に定数を割り振る方式だ。このようなやり方をしている国はいくつかあるが、割り振り方はそれぞれだ。他国の例を参考にすると良いだろう。

もっとも直接的な方法は、各県にドント方式で定数を配分する比例代表制選挙と同じ方法だが、過疎県をある程度優遇するために各県に一定の議席を配分した残りをドント方式などで配分することもあり得る。

具体的な定数配分方式を含めて、国民全体での議論を進めるべきだ。

October 16, 2012

よみがえる伝説の夏王朝

NHKが新しい中国史のシリーズを始め、その第一回目として「夏王朝」を紹介していた。

「夏」とは中国の史書では最初の王朝とされ、従来は五帝同様に伝説上のものと信じられてきた。しかし最近になって、その「夏王朝」の都ではないかと考えられる遺跡の発掘が進み、実在した王朝であると考えられるようになってきたという。

さらに放送中の説明によれば、それ以降「清」の滅亡まで続いた諸王朝の統治システムの基本は「夏」によって始められたのだという。その意味でも「夏」は中国最初の王朝と言うにふさわしい。

また、「夏」は「倭」とも関係が深い。「魏志倭人伝」中に「夏后少康之子封於會稽」とあり、「倭」と「夏」の接触があった事が記されている。ただし、手元にある岩波文庫版の現代語訳では「夏后少康の子が会稽に封ぜられ云々」とあり、前後との文脈がつながらない。ここは前の文「古以来其使詣中国皆自穪大夫」を受けて「夏后少康の子が会稽に封じた」と読みたい。しかし、この部分は全く別の文章の一部が入れ違ってここに入った可能性(*)もあり、前後とつなげて解釈するのは誤りかもしれない。

さらに中国の伝説では、後の「越」は「夏」の末裔がたてたもので、「越」が滅亡した際に多くの「越」人が「倭」に逃れたとも伝えられているそうだ。「夏」の時代にはすでに大規模な稲作が行われていたと言う説もあり、朝鮮半島の古代国家や「倭」から「夏」に行き来していた使者達によって、朝鮮半島南部や九州に稲作が伝わった可能性もありそうだ。

(*)中国古代の書物は竹簡を糸で綴って巻物にした物なので、糸が痛んで綴り直すときなどに順序が入れ違う可能性がある。

October 13, 2012

地震火災対策と景観保護

国交省が地震火災被害の予測をまとめ、それについて防災専門家達が密集地の建物を建て替えて不燃化を進めよと主張している。

それはそれで理屈としてはもっともなのだが、火災に弱い家屋密集地には歴史的景観保護地区や戦災を免れて大正や昭和の景観を残している地域も含まれている。これらを一律に取り壊して不燃性建築に建て替えよと言うのではいささか乱暴で問題がある。

歴史的景観や建築物を残しながら、延焼させないような工夫が必要だ。

October 11, 2012

MLBとNPB

MLBはプレーオフで盛り上がっているが、NPBはまだだらだらとレギュラーシーズンゲームが続いていてほとんどの人が関心を失っている。

NPBは「クライマックスシリーズ」と銘打っているが、一度薄れた関心は取り戻せなずその名前も白々しい。

長い歴史を持ち、列車でしか移動できなかった時代には米国では地区別にリーグ戦を行うしかなかった。そこで全国での最強チームを決める「プレーオフ」が必要になった米国とNPBの「クライマックスシリーズ」を比較するのは公平ではない。しかし、シーズン終末にダブルヘッダーを組んででも残り試合を消化し、直ちにプレーオフを始めるMLBのやり方は見習うべきだ。

October 09, 2012

iPS細胞研究の今後

まずは山中教授の受賞にお祝いを。

iPS細胞の今後について考えると、遺伝子の導入にベクターを使う限り取り扱える場所が、特殊な設備を持つ生物実験室に限定される。どこでも手軽に実施できるためにはベクターを使わない方法が望ましい。

そのためには、
1.導入する遺伝子が作るタンパク質の構造を突き止め、それを合成する技術を開発する。
2.導入する遺伝子は、元来人間細胞に同等の機能を有するものが含まれていると思われるので、それを活性化するタンパク質を突き止め、合成する技術を開発する。

このような技術が実用化できれば、すでにある技術、個々の細胞に物を出し入れする技術だけで実施が可能になる。これであれば一般的な培養設備だけを持つ実験室でも実施できるだろう。そして高度な設備を必要としなければ、より低コストの治療法方として普及しやすくなる。

October 07, 2012

流行色は赤

毎日新聞のWEB(2012/10/06付け)に「森永美幸:2012年秋冬ファッションには、流行色の「赤」で勝負! 」と言う記事がある。

これによると、この秋冬の流行色は「黒」と「赤」だそうだ。ただ、ファッション業界で言う「流行色」とは消費者に「流行している」色ではなく、ファッション業界が「流行させようとしている」色のことだ。そしてこの「流行させようとする」色は「国際流行色委員会」という、ファッション業界が作っている組織が5年ほど先まで決めている。この組織では色彩心理学や消費者心理学を駆使して、どの色の次ににはどのような色が売りやすいかを考えて各年の「流行色」を決めている。

「流行色」はこのような性質のものであるため、時々全くの当て外れになる。そのような場合には予備として準備されている色のセットを用いて、急遽生産を切り替えることがある。とはいうものの、当たり外れのない色として「黒」は常に準備されている。

と言うことから考えると、今年の流行色が「赤」と「黒」に決められたのは、あまり自信がないからかもしれない。

October 06, 2012

正反対の朝ドラ

NHKの朝ドラ新シリーズが始まったが、すぐ切れてキイキイ喚くヒロインに辟易してしまった。この一日に向けて気分を整えていく時間帯に喚き散らされてはたまったものではない。

前シリーズの「梅ちゃん先生」は、困難や反対にあってもキレたりせず、自分を相手に押しつけもしないしなやかながんばりで多くの人に好感を持たれたように思う。しかし今度のヒロインは、肩をいからせ肘を張って目をつり上げ「私はがんばっているんだから」と自分を押しつけるタイプのようだ。

「梅ちゃん先生」でもコミカルな場面は多数あったが、今度の「純と愛」ではコミック・ライクという方がよい。制作者が劇画的な作品を狙っているのだろうか?

と言うわけで、全く正反対のヒロイン像で今後の視聴率がどうなるか興味が持たれる。私はもう見ないが・・・・・。

i-Phone5の半分以上は日本製?

2012/10/06付け朝日新聞の朝刊で「 i-Phone5 の半分以上は日本製」と報じていた。しかしよく読むと「日本メーカーの製品」と書かれていて、実際に日本国内で製造されたものかどうかは確認していないようだ。

よく知られているように、日本メーカーの電子パーツは台湾、マレーシア等で製造されたものが多い。これは、製品に刻印された原産国表示や、メーカーのウエブサイトで確認できるが、恐らくその確認はしていないだろう。

これが家電製品になると、日本メーカー製品と言っても大部分は中国その他のアジア諸国製だ。今や日本企業製品と言っても半分以上は外国製品だと言うことを忘れてはいけない。

October 04, 2012

日本人女性の半分はクル病予備軍

日本を代表するお騒がせ番組の一つ、NHKの「ためしてガッテン」!がまた常識に挑戦状を突きつけた。それは、「日本人女性の半分がクル病予備軍」だというのだ。

それは、屋内で過ごす時間が長くなり、さらに美容のための紫外線の害が強調されたため紫外線防御が過剰になっているためで、女性の半数は「クル病」予備軍の状態にあるのだという。

「クル病」というのは我々団塊の世代にはおなじみの病気で、「ビタミンD」不足が原因で骨が変形して歩行や身動きが困難になる病気だ。ビタミンDは紫外線を浴びると体内で合成されるので、当時は健康な骨格を作るため屋外で日光を浴びることが奨励されていた。また、干し椎茸(日光に当てて干すとビタミンDが増える)などビタミンD含有量の多い食物を食べることも奨励されていた(補足)。

ビタミンDは皮膚に紫外線が当たると生成するのだが、健康に必要な量を作るには、両手のひらだけを15分(夏)から30分(冬)屋外で直射日光にさらすだけでよいそうだ。手のひらは、紫外線で日焼けしたりシミやシワができたりしないので好適なのだそうだ。(同じ事は足の裏でも言えそうだ。)

番組ではビタミンD含有量が多い食物として「干しエノキタケ」が推奨されていたがキノコ類は全般に含有量が多いそうだ。秋はキノコがおいしい季節。冬の紫外線不足に備えて鍋物でキノコをたくさん食べるとしよう。

付け加えると、ビタミンDはコレステロールに紫外線が当たると生成するという。俗にコレステロールが多いと言われるイカを、天日で干したスルメ(当然機械干しではだめだ)もビタミンDが多いかもしれない。

補足(2013/08/02);
我々の世代が小学校低学年の頃、クル病防止の目的で肝油ゼリーが給食とともに支給されていた。当時は食糧難だったので、栄養不足も原因となって子供がクル病になる可能性が高いと考えられていたからだ。現代では、過剰なダイエットと紫外線防御を行っている女性にクル病のリスクが高いといえそうだ。

肝油とはサメの肝臓から抽出される油で、ビタミンDを多く含むので当時は補助栄養剤として普及していた。ただし肝油そのままではひどくまずいので、子供用には甘く味付けした肝油ゼリーが多用されていた。

オスプレイを救難用に

オスプレイ反対運動が盛んだが、それはそれとしてこの機種は救難用航空機として好適に思える。

理由は、既存のヘリコプターより足が速く航続距離が長い。また、ホバリングができるので救難飛行艇が接近できないような条件でも救助活動が可能だ。さらに機体の容積が大きいので、空飛ぶ救急救命室に改装できる可能性もある。これは離島で緊急手術を要する患者が発生した場合にも価値があるだろう。

騒動が落ち着いたら、是非ともこのような利用法を検討してもらいたい。

補足;
日本には優れた救難飛行艇があるから、オスプレイのような機種は必要がないと主張する向きもある。しかし飛行艇は、岩礁には近づけないし遭難船に横付けもできない。少し離れた場所に着水し、そこからはゴムボートで接近する。海面の状況によっては、着水はできても接近できないことも少なくはないのだ。

そのような場合にはホバリングができ上空から救助できる機種に頼らざるを得ない。その点で足が長いオスプレイのようなVTOLはヘリコプターより活動範囲を広げることができて有利なのだ。

October 03, 2012

バブル遺産の活用法

バブル時代の負の遺産はいまだに多数残っているようだ。特にバブル時代に造成された工業用地や商業用地には、売れずに塩漬けにされている場所が多い。

そこでこれらを代替エネルギープラント用地として活用するのはどうだろう。自治体が所有するこのような未利用地に、公債で資金を集めてプラントを建設するのだ。脱原子力派に訴えて低利の公債を買ってもらう。代替エネルギーが優遇されている間は幾ばくかの収益が上がり、造成時の借金返済の負担を多少は軽くできるだろう。

優遇はいずれ廃止されるだろうが、その頃には償却が進んでコストも下がるはずだ。

減らない韓国ドラマ

先に「韓国ドラマ減少?」という記事を書いたが、10月に入っても減っているようには見えない。

フジテレビに対する「反韓国ドラマデモ」以後も番組表で見る限り減っていないし、この半年はむしろ増えているように見える。舞台設定が併合時代なので、日本人や対日協力者を下品で無様に描いているドラマもBS日テレで放送が続いている。(注)

どうも韓国ドラマを減らすというのは、嫌韓派日本人に対するリップサービスのようだ。それともフジテレビに対するデモは、フジサンケイグループに対する日テレ読売グループの嫌がらせだったのか・・・・・?

関連記事;「韓国ドラマ減少?

注;これは10月の第2週で最終回になった。

October 02, 2012

消えた普天間移転計画

普天間基地移転計画は完全に消滅してしまったようだ。最近では沖縄県側からも政府側からも全く話題が出ない。現実的な解決策が見あたらないため、当面は無関心を装っているのかもしれないが、尖閣騒動がさらに追い打ちをかけそうだ。

今、普天間基地移転が進まないことに最もいらだっているのは米国かもしれない。

October 01, 2012

アクリル酸タンク火災

日本触媒化学の網干工場でアクリル酸タンクの火災と爆発が起き多数の死傷者が出た。これについてニュースで簡単な解説がされているが、少々抜けている点があるので補足したい。

アクリル酸は高吸水性樹脂(吸水ポリマー)の原料で、引火点54℃、発火点360℃、沸点141℃の液体だ。これを用いたアクリル酸樹脂は女性の生理用品やおむつに使われるおなじみの物だ。また、吸水性を利用して土壌改良や屋内の植物栽培で土代わりに使われる。

これを樹脂にするには、分子を連鎖反応でつなぎ(これを重合反応と言う)巨大な分子にする。この重合反応は常温でも緩やかに進むが、加熱したり反応促進剤(触媒)を加えることで促進される。温度の影響については反応の様式によって異なるが、大雑把に言えば10℃上昇すると反応の速度が2倍になる。つまり、重合反応で発生する熱を除去せずにいると温度が上昇し、上昇すると反応が早くなるのでますます強く発熱する。これが続くとついには反応の暴走(暴走反応)と言われる状態になり、最後には容器内の圧力が上がりすぎて吹き出したり、容器が破裂して引火したり発火したりすることになる。このような設定外の温度上昇に対しては、あらゆる手段で冷却して温度が下がることを祈るしかない。(アクリル酸のように水に溶ける物の場合は、大量の水の中に排出する方法がある。)

アクリル酸に限らず、重合における反応の暴走は高分子製造ではもっとも恐れられている現象のひとつで、しばしば爆発事故を起こしている。実際に十数年前にも、すぐ近くにあるダイセル化学の網干工場でアクリル系樹脂の反応容器が爆発事故を起こしている。このときは電気系統の故障かポンプ自体の故障で冷却水ポンプが止まり、重合反応容器の冷却ができなくなった事が原因だったように記憶する。さらに、20年ほど前には住友化学の大江工場で、エポキシ樹脂製造プラントの廃液タンクに触媒が混入したため反応暴走が起こり、爆発事故で従業員の死亡者を出している。

補足;
このように、原子炉以外にも冷却水(液)ポンプの停止で冷却できなくなったため爆発事故につながる施設は多数ある。このような施設ではポンプのメンテナンスを入念に行っているが、それでも予期せぬ故障は起こりうる。また、停電対策として自家発電装置を備えているが、せいぜい半日分の燃料しか備蓄していない。従って、現代においては突然の大規模停電がいかに恐ろしい物であるかを、もっと一般人に知ってもらう必要がある。

補足2(2012/10/01);
このような重合性の化学物質も研究用に試薬として販売されている。このような場合には、常温では重合反応が始まらないような薬剤(重合禁止剤と呼ばれる)が添加されていて、流通・保管中に反応して発熱しないようになっている。

補足3(2012/10/02);
アクリル酸の仲間の化学薬品としては、アクリル酸エステル類があり、これは耐候性の良い塗料や接着剤の原料として用いられている。

また、水槽や様々な樹脂成形品に使われるいわゆるアクリル樹脂は、少し構造(骨格)が異なるメタクリル酸メチルエステルを重合させた物で、ポリメタクリル酸メチル(PMMA)と呼ばれる。アクリル樹脂は透明度が高いのが特徴だが、やや割れやすい性質があるため、柔軟性を持たせて割れにくくする目的でメタクリル酸ブチルエステルなどが添加(共重合)される事がある。

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