李明博と石原慎太郎の愚行
韓国政府と日本政府の愚行で、日韓と日中の領土争いが騒がしくなってきた。
歴史的に見て、実効支配している側はでんと居座って何もしないのが最善だ。騒ぎ立てると相手国の民衆が反発し、その国の政府としても何らかの対抗手段を執らざるを得なくなるからだ。その意味で、李明博が竹島で日本を刺激し、石原慎太郎が尖閣諸島で中国を刺激して、それぞれに対抗措置をエスカレートさせる口実を与えたのは愚行としか言いようがない。
新党設立に失敗した石原慎太郎が話題になることを狙って騒いだおかげで、適正価格より遙かに高値で国に売ることができた地主は大喜びしただろうが、中国に対抗措置をエスカレートさせる口実を与えた点で、日本国としては財政的にも外向的にも大損害を被った。
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石原慎太郎より鳩山が米軍基地を沖縄県外、国外移設を主張したことが発端のように思います。
中国にとっては、沖縄に駐留している米軍が邪魔でたまらない。
Posted by: 小野寺 | September 14, 2012 08:07 PM