米国と巨人軍と小沢氏と
プロ野球リーグの申し合わせに反した、巨人軍の巨額契約金の実態が報じられた。これに対する巨人軍のコメントは、申し合わせは単なる目安であって違反行為ではないと言うもの。これを見て、小沢氏の違法行為はしていないと言う主張を思い出した。
さらに加えて言えば、このような主張は米国とも共通している。違法でなければ何をしてもよい、自分に不都合な規範は無視すればよいし、それで非難を受ければ自分に都合よくルールを変えればよいというのが米国のやり方だ。もっとも米国のこのやり方は米ドル札に印刷されている国是、「米国の大義は神の正義」に基づくものだろうが。巨人軍や小沢氏たちは何に基づく主張なのだろうか?
注;「神」とはもちろん絶対唯一の存在である旧約聖書の神のことだ。つまり「米国に都合がよいことは絶対の正義である」と言うことになる。
追記(2012/03/17);
巨人軍が法的措置をとると抗議したが、朝日新聞は逆に二の矢で応酬し引く様子は見せていない。朝日対読売の戦争勃発かとも思ったが、読売新聞は今のところ沈黙を保っている。反撃を準備中と言ったところか。
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