トンデモ科学者の疑問;人類学編5
ナショナル・ジオグラフィック・ジャパンに「声の低い男性は精子数が少ない?」という記事が出ている。女性にとっては声の低い男性は魅力的だが、このような男性は声が高い男性に較べて精子の数が少ないと言うのだ。
つまり「もてる男は精子が少ない」というわけだ。
もっともこれは当たり前なのかもしれない。もてる男は女性との性交機会が多い。従って一回あたりに消費する精子の数を減らして、多くの性交回数を可能にしている。逆に、もてない男は性交の機会が少ない。従って一回の性交で消費する精子を多くして受精の確率を高めようとしていると言うわけだ。
もっとも、精子の運動能力や受精能力は差がないそうだ。と言うことはつまり、期待できる性交機会の多少によって、一回に注入する精子の数を調整する仕組みがあると言うことだろう。
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