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December 2011

December 31, 2011

世界不況は国頼りのつけ

世界同時不況でこの年は暮れる。

世界同時と言ってもその正体は西欧先進国同時ということで、途上国まで含めた世界全てというわけではない。従って、我が国は不況ではないと言う地域もあるだろう。

ところでこの不況の実体は「信用収縮」で、その原因は多くの先進国の国家財政を賄うための国債乱発にある。それはまた、景気対策・福祉など、何から何までを国家資金に求め、不足する収入は国債で賄えばよいとする無定見な国家資金依存症のもたらしたものでもある。

たとえば、景気が悪くなれば「国家の財政出動による景気刺激策」を求め、「資金が不足ならば国債を増発せよ」となる。民間企業も地方自治体も個々の国民も同じだ。そして国債が借金であり、借金は返さなければならないことは考えない。せいぜい「景気が良くなれば税収が増えるから返せる」と主張する程度だ。しかし実際には、税収が増えるとそれはまた他の支出に回され、借金の返済には回されない。こうして借金は増えるばかりだ。

そして、ある日突然運転資金不足に直面する。これが今回の「国家の信用不安」の原因であり正体だ。

日本では「国家の倒産」など考えもしないものが多い。また、社会保障等の積立金や特別会計の積立金等、引き当て先が決まっているものや、本来民間に帰属するものまで含めて金融資産がたっぷりあるから問題がないと主張する経済財政専門家もいる。しかし、本来の引き当て先と異なる用途に使うことを考えること自体が不適切だ。

そして国債が増えれば増えるほど、返済(償却)が送れれば送れるほど後代の返済負担は重くなる。国債増発論者はそのことを故意に無視している様に思える。

国家財政改善のため、そして国債縮減のために、いつまでも国頼り税金頼りを続けずに、地方自治体や民間企業が自分たちの創意工夫で不況を耐えて行くことが、今求められている。

December 29, 2011

投機資金の力くらべ

このところ、株も債券も、外国為替も相場が細かく揺れ動いて方向が定まらない状態が続いている。

私には、値下がりで儲けようとする勢力と値上がりで儲けようとする勢力との間で力くらべが行われているような気がする。それぞれがもっともらしい口実を見つけて風評を流し、日和見派を巻き込んで自分たちの都合がよい方に相場を動かそうとしているように見えるのだ。

いずれにしても、電算機で自動高速取引を行う大手の投機筋に素人は太刀打ちできない。君子危うきに近寄らずを決め込む方が良さそうだ。

「もうけ損ないは損失ではない」。

トンデモ科学者の疑問(生化学編)

ちょっとした細工物の手作業加工のせいで手が金物臭い。

いわゆる金属臭あるいは金気だが、本来金属は揮発性が無い。にもかかわらず、鉄を触ると鉄の、銅を触ると銅の、そしてアルミを触るとアルミの、それぞれ特有の臭いがする。

これは一体、どんな化学物質の臭気なのだろうか?

訂正(2011/12/29);
水銀などの一部の金属には揮発性があるのを忘れていた。だが上記のような高沸点の金属には、ほとんど蒸気圧がないはずなのだが・・・。

露店の美少女

ナショナル・ジオグラフィック・ジャパンのサイトにはパズルコーナーがあり、美しい写真を使ったジグソーパズルを楽しめる。どれも、3~6分ほどでできるので合間の息抜きにちょうど良い。

写真は世界各地の風景・風俗、動植物、天体その他の科学写真など多種にわたり、順に眺めていくだけでも楽しい。また時折、どきりとするような美人の写真もある。

今回目にとまったのは道端で観光客相手の土産物を売る12~3歳と思われる少女の姿で、カリブ海のどこかの観光地で撮影されたものだろう。道端にシートを敷いて貝殻やウニの殻などを並べたささやかな露店をしているからには貧しい家庭の子供なのだろう。しかし、両膝をきちんと揃えて横座りした姿には凛とした気品と誇りが感じられ、思わず日本の道端に腰を下ろす中高生のだらしない座り方と比較してしまった。

幼い頃から男女それぞれのふるまい方を今も教えられる国と、何でも男女平等の名のもとに教えられなくなった国との違いだろうが、果たして男女双方にとってどちらが楽しいのだろうか。

December 28, 2011

親小沢派の離党

民主党の親小沢派が集団で離党届を出した。

メディアではこれが野沢政権にどう影響するかについての見解がいろいろと表明されているが、これが小沢氏の影響力にどう作用するかについての意見は少ないようだ。しかし、集団離党が続けば小沢氏にとってのダメージも大きくなる。それは党内での親小沢派の数が減ることでもあるからだ。

民主党の看板では選挙が不利という考え方が背景にあるのだろうが、離党した者達の受け皿は小さい。従って彼らの影響力は限定されたものになる。その一方で民主党内での小沢派の影響力も弱まる。従って、恐らく離党は党内での支配力奪還を狙う小沢氏にとって必ずしも良いこととは言えないだろう。先日の小沢氏の「離党を急ぐな」という発言はその現れと思われる。

にもかかわらず集団離党の動きが強まると言うことは、親小沢派のメンバーにとっての魅力が薄れたと言うことかもしれない。資金あっての小沢氏であり、派内に十分な資金が供給できないのであれば親小沢派であることの利益がないからだ。

いずれにしても、小沢氏の政治力あっての民主党であると言われた時代が終わりを告げつつあるのだろう。

政権批判はメディアにとってもっとも容易な販売促進策だ。野田氏は、「だから批判されるのは当然」と腹を括ったようにも見える。これに対して総選挙での批判票を恐れる議員たちの旗色は必ずしも良くない。野田氏の粘り腰と選挙目当てのアピールを狙う反対派。年明けはその押し合いが続くものと思われる。

December 26, 2011

詐欺メール来る(ご注意を)

やったこともない「真女神転生」というゲームの運営会社と称する差出人から「利用者確認のため」と称するメールが届いた。

状況から詐欺メールであることは明らかなので、開くよう指示されているリンクの文字列を調べてみた所(メールソフトをテキスト表示モードにすればよい)、運営会社のURLの後ろにピリオドで区切ったいくつかの文字があり、真のドメイン名は[zh-azf.in」であることが分かった。これはインドで登録されているが、WHOISで調べてみた所、登録者は中国のLiaoning(遼寧?)にある企業のようだ。登録者名は「a a」となっていていかにも詐欺組織でございますと言っているようだ。これで登録できる登録組織があるのだから感心する。

なお、メールの送信に使われたサーバーは韓国のものだ。

この例を見れば分かるとおり、ゲームやショッピングの運営会社から利用者確認のためと称してメールが届いた場合は、まず詐欺メールと決めてかかるのが良い。

補足;
この例では、偽サイトに誘導するために次のような細工がしてある。

メールを「html表示モード」(ウエブサイトと同じ形式で閲覧できるモード)で表示すると、リンク先として「html://www.xxxxx.jp/xxxx/」などと正規のウエブサイトのアドレスが表示される。しかし実際には、リンク先として「html://www.xxxx.jp.yyyyy.zzzzzz.***.ch/xxxxx/zzzz/」などと偽サイトのアドレスがセットされていてそちらにジャンプする。

実際のリンク先は、メーリングソフトにもよるがカーソルをのせると表示されるのでそれで確認できる。しかし実際にはそれを見てジャンプ先を確認する人はほとんどいないだろう。それが詐欺師の付け目というわけだ。

また、メールソフトの設定を「テキスト表示モード」すると、実際のリンク先が「<href=html://www.xxxx.jp.yyyyy.zzzzzz.***.ch/xxxxx/zzzz/>」のように表示されるので、表向きのリンク先とは異なることがすぐに分かる。

メールソフトやプロバイダーによっては、「html」形式のメールをダウンロードしない設定にもできるのでそれを利用するのも良いだろう。

December 25, 2011

民主党の公約崩壊

八ッ場ダムの工事継続が決まり、「民主党の目玉公約が全て崩壊した」と報道されている。

もともと、前回総選挙での民主党マニフェストは自民党の政策実績を否定して人気を得ることを狙ったもので、その中には相互に矛盾するものや実現への筋道が全く見えないものが多数あった。財源の当てがないものはいわゆる埋蔵金や公務員を悪役にしてその給与ををカットすることで得られるとしていたが、それらには全く根拠がなかった。だから、元々実現可能性がきわめて低かったのだ。

いわば「スローガン倒れ」なのだが、民主党としては取り繕うよりも率直に見通しの甘さを認め、謝罪して体勢を立て直すべきだろう。小沢氏の公約放棄は許されないと言う発言も、自らが選挙での人気取りのために全く実現性のない公約を乱立させた責任を感じていないことを示すものだ。

民主党は調査スタッフを充実し、実現への筋道を見通した政策を立てるような体制を作らねばならない。これは、困っているのは民主党だからと高見の見物を決め込んで、まともな政策提案をしない自民党にも言えることだ。

F-35選定

F-XとしてF-35が選定されたと報じられている。F-22に執着していたが製造中止になり、選定対象を失った自衛隊がその後継機を選定するのは予想通りだ。

しかし問題がある。F-35も開発が難航しており、正式配備をいつ始められるか全く目処が無くなっている状態だ。もちろんメーカーは取り繕っているが、米国議会の目も厳しくなって、いつ開発が放棄されるかとさえささやかれ始めている。

自衛隊としては、開発中止を避けるために開発メーカーに塩を送ると言う要素もあるのだろう。しかし、現有機のF-4が飛行できなくなる前にF-35を入手できるかどうかが怪しい状態で、この選択でよいのかどうかは気にかかる。

F-4の後継であればFA-18で良いと思うのだがどうだろう。その上で、F-35の米国での実戦配備の目処が立ってから、改めてF-15の後継として採用すればよいと思う。

December 24, 2011

マクロ撮影用LED照明装置(2)

検討の末、RGB型のLEDを使う照明装置を作ることに決めて基本設計を開始した。

当初は、各色のバランスを調整し、そのバランスを保ったまま全体の輝度を変更できるような物を考えたが、その為のPWM制御回路がなかなかうまくいかないので、とりあえず個別調整だけを行うことにした。後で追加するのは簡単なので、できてから追加すれば良いというわけだ。個別制御用回路はバラックテストで意図するような動作をすることを確認した。

回路のメドが付いたので、次にLED取り付け部などのハードウエアの設計に取りかかった。位置を変更できる様にした三組のLEDを使うため、以前の記事で紹介したゴリラポッドを購入して、これをカメラのストロボ用ホットシューに装着するアダプターを作ることにした。

基本構造は、ゴリラポッドを逆に取り付けるための雌ねじを切ったブロックと、これをホットシューに勘合するための部材だ。これを硬質アルミ材とABS板を組み合わせて作ることにした。私は作る過程を楽しむので自作することにしたが、市販のカメラ用アクセサリーを組み合わせて済ませることも可能だ(補足)。

カメラ取り付け部。右手前の小さな台形の物はゴリラポッドのクイックシュー。ねじ穴は1/4-20UNCというインチ規格の雌ねじが切ってある。切断面の磨き、コーナーの面取りなどの仕上げはまだしていない。

カメラに取り付けたところ。各脚の先端にクリップ式でLEDを取り付ける予定。中央は3WX2、両側はそれぞれ3WX1のつもり。

足の先端にLEDユニットをビス留めするのであれば、エツミのフリーリーやエレコムのデジタルカメラスタンドDGT-150の様な先端が平らなミニ三脚の方が楽。ただし、ヘッド部分が長く足が短い点で好みが分かれるかもしれない。また他のメーカーの品もあるが、それらはボールヘッドになっているためこのような用途では見た目が大げさになる。

補足;たとえばボールヘッドシューと止めネジ(メス・メス)。いずれもエツミ製品。または、カメラネジ穴付レベラー KPA-07(ハクバ;カメラのアクセサリーシューに取り付けて使う水準器)も小型カメラ用に好適だろう。

次にLEDをゴリラポッドの足の先端に取り付ける部材の設計を始めたが、これが意外に手こずった。理由は取り外しが簡単で見てくれが良く、かつ加工が簡単な構造を考えるのが難しいからだ。ボール盤やフライス盤等の工作機械(中学の職業家庭科の工作室には、旋盤を加えた三点セットが揃っていて鉄工の実習があった)があれば簡単に作れる物でも、手工具だけで作ろうとすると手間がかかり精度を出すのも難しい。結局これも硬質アルミ板を基板として、ABS樹脂棒から削りだしてクリップを作ることにした。ただし、ABSで疲労折損するようであれば、POM樹脂かナイロン樹脂で作り替える。

追記(2013/03/29);
後は制御回路を組み立てればよい段階で中断している。効き目である右目が白内障でぼんやりとしか見えず、半田付けが上手くできなくなったからだ。

今はほとんど左目だけでものを見ている状態で、細かい作業ができない。手術しなければ良くならないのは分かっているので、良い眼科医を見つけて相談しなければと思案中。

December 22, 2011

終末の日(The Dooms'Day)

米国では相変わらず「マヤの終末予言」がくすぶっているようだ。ナショナル・ジオグラフィックのウエブサイトにまた終末を否定する記事が出ている。逆に言えば、それほど風説が強いと言うことだ。

これまでにも終末予言は幾度も話題に上ってきたが、そのほとんどは欧米が発信源になっている。その理由はキリスト教、特にローマ教会を中心にする西方キリスト教が布教に「世界が終わる最後の審判の日」を利用してきたからだろう。

キリスト教では「最後の審判」で地獄に落とされると永遠に罰を受け続けることになっている。これは「一定期間罪を償う所」とする仏教的な地獄とは全く異なっている。西方キリスト教は「地獄での永遠の罰」に対する恐怖をかき立て、神に対する忠誠と献身を行わせるための力として利用してきた。そしてこれは物心つく前から教え込まれ、終末に対する恐怖が心の中に常に存在することになる。

一方で、神に対して忠実で献身を尽くしてきたと考える者達は、早く終末の日が来て天国で「永遠の命を得る」ことを願望する。また終末の日が近いと言うことは、西方キリスト教徒に対しては神に対する献身を行い、審判に備えよと言う圧力になる。このため、終末の日を願望する勢力が常にある。(日本にも「審判の日が近いから悔い改めてキリスト教徒になれ」と呼びかけるキリスト教の(恐らくカルト)一派があり、毎年初詣の群衆に「おまえ達は罪を犯している」と非難を浴びせている。)これが繰り返し「終末預言」が持ち出される理由だろう。

これに対して、仏教世界では世界の終末は43億数千万年先と考えられている。どのような根拠でその数字が得られたのか熱心な仏教徒ではない私は知らないが、天文学者の予想によればその頃には太陽の終末も近い。膨張する太陽に飲み込まれて、地球は人が住めない環境になっていることだろう。

そのときまで人類が存続しているのか、環境破壊で滅亡しているのか、住めなくなった地球を捨てて他の太陽系に移住しているのか。さて、どうなるのだろうか。

December 21, 2011

時代の正義

NHKの連続ドラマ「カーネーション」に勇ましいオバサン達が登場している。

横目で見ているだけなので詳細は知らないが、あの時代の世論を代表し導く存在とされていた大政翼賛会か国防婦人会のメンバーなのだろう。ドラマ中で、彼女らは独善的に良いことを押しつけようとする、お節介でお先棒担ぎの愚かな人たちとして戯画的に表現されている。しかしそれは現在の視点ではそう言えるだけで、あの時代には彼女たちの主張が国家的正義で、主人公達の行動は私利私欲に基づく悪徳だったのだ。

時代が変われば、そして国家が変われば何が正義であるかは変わってしまう。正義にのっとった行為が愚行となり、悪徳が賢明な行為となることは少なくない。

今この時代の正義が後の世で愚行と言われないか、我々はじっくりとそして冷静に考えなければならない。少なくとも、時代の主流に乗り遅れまいとしたり、メディアの煽動にのせられたりすることだけは避けねばならない。まさにドラマのあの時代、人々はメディアの煽動にのせられ、時代の主流に先を争って乗ろうとしていたのだから。

いつの時代も、「お先棒担ぎ」や「尻馬乗り」は少なくない。そして、その者達の行動を是認し賞賛するメディアが国を誤らせ滅ぼす。

格言

人の意見に耳を傾け、柔軟に対応しようとすれば「ぶれる」と言われる。
問題の本質を見極めようと沈思すれば、「指導力がない」と言われる。

結局、ドタバタした「お笑いバラエティショー型政治」のみがもてはやされ、長期を見据えた政治は消滅する。

将に「小人扱い難し」、そして「悪貨は良貨を駆逐する」。

隗より始める無かれ

「隗より始めよ」と言う言葉はよく知られているが、誤って使われることも多い言葉だ。

この言葉はしばしば、「自分自身から率先して行え」あるいは「言い出したものが率先しておこなえ」という意味でも使われる。しかしこの言葉は中国古代の逸話を集めた文書である「戦国策」中にあり、燕の昭王に「よい国政を行うためには人材の登用が重要である」と説いた郭隗という人物が、「だからまず、この隗を雇うことから始めなさい」と言ったという一節に由来している。

昭王はそれに従って隗を厚遇したところ、人材が集まって大いに栄えたと言う話なのだが、これは安易に従えばただ地位と高い報酬を求めるだけの口先の上手い人物を側近としてしまう危険をはらんでいる。まず側近として相応しい人物かどうかを見極めねばならない。そして、側近としては主に相応しい人物のみが集まることも心に刻み込んでおかなくてはならない。

ただ自分の名声と権力を求めるだけの主のもとには、やはりそのような人物が集まり、自己の利益をむさぼって主の体制を腐敗させる。逆に、自らを厳しく律することができる主のもとにはやはり自らを厳しく律する人物が集まり、自己の利益だけを追い求める人物は遠ざかってゆく。まず自らを律することができる人物になることが必要なのだ。

後世よい評価を得たいのであれば、「安易に隗より始めるなかれ」。

December 19, 2011

人形店の店先

三宮近くの人形店の店先に、お正月のおもちゃが並んでいた。独楽や羽子板、追い羽根などカラフルで見ているだけでも楽しい。

しばらく眺めて楽しんでいたが、結局何も買わずに帰ってきた。次に通る時に室内の飾り用にいくつか買って帰ってもよいかもしれない。それとも独楽を買って帰って近所の子供に教えてみようか。ほぼ半世紀ぶりだがまだ手加減を忘れてはいないだろう。

冬の高気圧に異変

冬の高気圧が発達して西高東低の気圧配置が続いている。日本海側の山沿いでは大雪のようだ。

ただ、高気圧の位置が例年とは少し違っている様に見える。例年はシベリア南部から沿海州・満州にかけてに高気圧の中心があるのだが、今年はかなり南に寄って黄河流域のいわゆる中原地域に移っている。このため衛星写真では黄海にも多くの雲列が見える。これはまた台風21号(WASHI)を南に押しやって、先日のフィリピンの大洪水の原因ともなったようだ。

この状況が続くと、今年は大雪の地域が例年とは異なるかもしれない。素人考えでは山陰から北九州で積雪が増える恐れがあると思うのだがどうだろう。

December 16, 2011

Windows7のトラブル

昨日のパッチが当たって以来、またエクスプローラーがエラーを頻発するようになった。先月もパッチの後、エクスプローラーのエラーが頻発したので10月までロールバックしたのだが、また同じことをしなければならないのかもしれない。

最近、パッチ後のトラブルに悩まされることが増えてきた。パッチによってエラーが蓄積するような気がする。。

December 15, 2011

神経衰弱の最小回数

ナショナルジオグラフィーのウエブサイトにパズルがある。ひとつはジグソウパズルでもう一つは神経衰弱だ。気分転換に時折遊んでいるが、今のところ神経衰弱の最小回数は19回。カードは12ペアの24枚なのでこれが多いのか少ないかのは分からない(注)が、ふと思いついて最小回数の12回でできる確率を計算してみた。

最初に連続してめくった2枚が一致する確率は、残りが23枚だから1/23。その次の2枚が一致する確率は当然1/21になる。その調子で、連続してめくる2枚が全て一致する確率は、1/23から分母を二つずつ減らして1/1までを全て掛け合わせればよい。

結果は3.16X10の-12乗、つまり1兆分の3.16になる。これはかなり小さな確率で、一般には「通常はあり得ない」といわれる小ささだ。ただし、感覚的にあり得ることが分かるだけに、「通常はあり得ない」という確率論的な表現に抵抗を感じる人も多いかもしれない。

注;何回でできるかの期待値(平均値)については、確率論の教科書に計算式があると思うのだが私は知らない。

December 14, 2011

ちょこっと録画機能付きテレビ

多機能を売り物にしてテレビや録画機の新製品が続々と登場するが、以外に見つからない機能がある。それは、全体を録画する価値のない番組中の、ここだけ必要と言う画面だけを録画する機能だ。

現在売られているテレビにしろ録画機にしろ、録画を開始できるようになるまでにはかなりの時間がかかり、ここをメモ代わりに録画したいという時には間に合わない。リモコンのボタンを押せば即座に録画が始まり、もう一度ボタンを押すかボタンを放すかで終了する。そんな機能があれば便利だと思うのだが、ざっと検索してみた限りではそんな機能を持つ商品は見あたらない。

一週間丸ごと録画を売り物にした新製品もあるようだが、私の感覚ではばかげているし省電力の社会的要請にも逆行する。それよりも、懸賞募集の応募先や料理のレシピなど、そこだけを録画したいという場面は少なくないはずだ。

と言うわけで、「ちょこっと録画」あるいは「そこだけ録画」と言う機能が付いたテレビがあっても良さそうに思うのだがどうだろう。内蔵するフラッシュメモリーに放送信号をそのまま保存すれば即時録画は可能だろうし、長期保存のためハードディスクや光ディスクに転送したい時には、それぞれの所定のフォーマットに変換すれば著作権法上の問題も回避できるだろう。

相変わらず存在感が希薄な自民党

相変わらず自由民主党の影が薄い。特に谷垣総裁の存在感の希薄さは、いっそ感心するほどだ。これでは党勢が回復しないのは当然だろう。

メディアが煽った民主党人気から以後、未熟な実態を露呈した民主党への支持は低下を続けている。しかし、どの調査を見ても自民党への支持は低いまま10%台で民主党とドングリの背比べをしている状態だ。やはり自民党の党勢回復にはなすべきことをしなければならない。

それは明確な政策提言を行うことだ。現状の自民党を見ると、麻生氏や鳩山氏の失態から、下手に提言を行うと自分たちの手足を縛り批判を浴びるとして、積極的な提言を行うことを恐れているように見える。そしてそれが自民党からの発言を重みのないものにし、存在感を希薄にすることで党勢の回復の妨げとなっている。

しょうもない問責決議より、実現性と重みを備えた政策提言を行うようにならない限り自民党が永田町の主役に復帰することはないのではないだろうか。

December 13, 2011

ヒヤリハット報告

数日前、国道に出る交差点で左折しようとしていた時のこと。

歩行者が横断歩道を渡り終えたのを確認してブレーキを緩めかけた瞬間、視野の左端に動きを感じた。急いでブレーキを踏み直して左を見ると、歩道から自転車がかなりのスピードで突っ込んでくるところだった。そのままスタートしていれば、ちょうど車の左側面にぶつけられるタイミングだ。危ない危ない。

自転車に乗っていたのは若い男で、腰を浮かせて加速していた。車の前を突っ切ろうとしていたのだろうが、自分が死角から接近していることは念頭になかったようだ。

彼も自動車の運転はするのだろうが、自転車に乗る時は自動車の運転手から見えるか見えないのかと言うことは頭から消えてしまうのだろう。自動車を運転する時も、自転車を運転する時も、そして歩く時も、自動車運転者からの死角は忘れずにいてほしいものだ。

負の飛行機雲

先日、久しぶりに「負の飛行機雲」を見ました。

これは飛行機が通過したあとの雲が消えてしまう現象のことで「負の飛行機雲」というのは私の勝手な命名で、一般的には「反対飛行機雲」あるいは「消滅飛行機雲」と言うようです。飛行機雲のことを英語で「contrail」と言いますが、線状に雲が消えた様子が「revaerse-contrail」あるいは「negative-contrail」と言うにふさわしいと感じたので勝手に「負の飛行機雲」と呼ぶことにしました。「逆飛行機雲」の方が日本語としてすわりがよいかもしれませんが、いまひとつイメージが合わない感じがします。

負の飛行機雲

これがその写真で、画面両端の矢印の先端の間に、雲のない部分が直線状に伸びています。
(2011/12/07 撮影)

こちらはその最初の状態です。薄い雲の層のすぐ上に飛行機雲ができて影が映っています。飛行機雲はまもなく消えましたが、下の雲の層が徐々に消えて、20分ほどたつと上の写真の状態になりました。

「負の飛行機雲」は滅多に見かけませんが、飛行機が通過してしばらくたってから見えてくるため気づかないだけで、実際は頻繁に発生しているのではないかと考えています。また、見え始める頃には形が崩れてしまっていることも多いでしょう。

同じ様な現象に、飛行機が雲の層を突き抜けたあとに雲が円形に消える「パンチホール」と呼ばれるものがあるそうですが、これはまだ見たことがありません。条件が揃うと、直径が数十kmに達することがあるそうです。これができる理由は主翼で生じた下降気流だそうですが、「負の飛行機雲」も同じだと思います(排気の熱が原因との説もあります)。

別記事(「雲のいろいろ」)にもいくつか雲の写真がありますので、よろしければどうぞご覧ください。

December 12, 2011

政党助成給付金の廃止を

国家財政改善の手始めとして、政党助成給付金を廃止しようではないか。

財政改善策として、公務員給与の削減など国会議員は声高に言い立てるが、政党助成給付金については知らぬ顔だ。他人に我慢を求めるのであればまず自分たちから手本を示すべきだろう。元々お手盛りの悪臭がふんぷんとし、さらに政党ボス政治の後押しをしているような悪しき制度だ。

消費減退が必至の増税や年金削減以前に、政党助成給付金の廃止から始めようではないか。

December 11, 2011

皆既月食

今夜は皆既月食だというので空の様子を見るときれいに晴れ渡っていた。そこで久しぶりの赤い月を観賞することにしました。

月食は軌道の関係で、冬至と夏至の前後それぞれ一ヶ月ほどの期間にしか起きませんが、夏の月食は梅雨時になるので天候に恵まれないことが多くなります。その為、月食の観察はどうしても冬が多くなり、私も小学生の頃、月食観察の課題を出されて寒い思いをしながら記録を取った記憶があります。

それで思いついて、今回は写真を撮ってみることにしました。何かと使いこなしが難しい CANON Powershot SX30IS ですが、このような場面では約840mm相当の超望遠の見せ所。

月食の赤い月

と言うわけで撮影したのがこの写真。月食が始まる直前から撮影を開始したのですが、これは皆既最盛期の23:40頃のものです。

光量不足でオートフォーカスがうまく働かないので、手動で無限遠に合わせたほかは全てカメラ任せ。4320×3240pix.の原画の全画面を480×360pix.に縮小しています。近距離では色収差が目立つSX30 ISですが、無限遠であればまあ我慢できる範囲と行ったところ。

付け加えると、月の右上の小さな白い点は傷やノイズではなく2~3等級の星。このカメラで星が写るとは恥ずかしながら知りませんでした。

また、普通のカメラ用三脚を使ったので、もたもたしていると月が動いて行ってしまうので手こずりました。やはり天体写真には、微動送りのできる緯経台や赤道儀があると楽ができます。

December 07, 2011

LED信号機は点滅している

以前からLED信号機は点滅しているのではないかと考えていたが、やはりその通りだった。

点滅しているのではないかと考えたのは、交流周波数程度の点滅であれば肉眼ではほとんど感知できないからだ。従って単純に電圧を下げて整流するだけで使っているのではないかと考えた。しかし今日撮影した写真からは、点滅してはいるが単純に整流しただけだろうとは言えない様にも見える。どのような電源回路が使われているのかは、改めて調べなくてはいけないようだ。

左の写真では中央の車道用信号が点灯していない。逆に前方(左下)の車道用信号が右側の写真では点灯していない。単純に整流しただけの電源であれば、両方の信号が同期して点滅するはずだ。周波数の低いスイッチング電源のような物が使われているのかもしれない。

また左側の写真では歩行者用信号も暗く写っている。歩行者用信号は色合いから見てLEDではないのだが、放熱性を高めた白熱電球は周波数に従って明るさが変動するのだろうか。

追記(2019/09/16);
最近東京周辺で撮影された交差点の動画をいくつかテレビで見たが、いずれも信号が点滅していた。 これは東日本の交流周波数が50Hzで、一般的な動画のコマ数の30fpsあるいは60fpsとではずれが出るからだ。

December 06, 2011

NASAが地球に酷似した惑星を発見

NASAが地球に環境が酷似した太陽系外惑星を発見したと報じている(NASAの記事)。

Kepler-22bと命名されたこの惑星は600光年の距離にあり、太陽によく似た恒星のいわゆる居住可能範囲内を290日で公転しているという。直径が地球の約2.4倍あるというこの惑星は、まだ岩石惑星なのかガス惑星なのかは判明していないが液体の水が存在している可能性があるらしい。

この惑星がもし岩石型であれば、表面重力が地球の2倍以上あるだろう。そのような大重力惑星は、古来SFではスーパー戦士の故郷として描かれることが多いが、生物がいたらどんな姿をしているのだろうか。いくら想像をたくましくしても事実はそれを超えるというのも常識だが、想像してみるのも楽しい。ただ、人類以上の知的生命体は、神が世界を支配する最高の生物として人間を作ったと言う教義を奉じるキリスト教会にとっては悪夢だが。

最近発表された説では、宇宙誕生後早い時期から重元素が生まれていた可能性があると言う。もしそうだとすると、宇宙には生命体が存在する可能性は極めて高い。太陽系は誕生後まだ50億年ほどだ。その上に我々がいる。それから考えると、宇宙の年齢の多数意見である130億年-50億年=80億年、つまり地球から80億光年の範囲内の惑星には生物がいる可能性がある。特定の一つの太陽系に生物が生まれる可能性がきわめて低いとしても、たとえ1兆分の1だとしても、太陽系の数も数知れない。だから、どこかに生物がいる可能性はある。いつの日にかその痕跡が発見できることを期待しよう。

December 03, 2011

FX計画に暗雲

このところ計画の遅れが目立つF-35がまた批判されている。まだ開発途上であるにもかかわらず配備用に発注するのはおかしいと、米国議会で反対意見が出ているのだそうだ。

F-22が高価格と運用効率の悪さのため中止になり、次期戦闘機として採用できなかった自衛隊がご執心なのだが、相次ぐ開発遅れと価格高騰でいつになれば日本が入手可能になるのかが全く分からなくなっている。この調子でさらに開発が遅れると何らかの形での繋ぎが必要になるかもしれない。

もっとも、真っ先に運用できなくなるのはF-4(注1)だからその代替はFA-18で良さそうな気がする。対地・対艦攻撃攻撃機を兼ねる戦闘機としては多くの国で採用されているからだ。また、空戦性能を重視するのであればF-2を追加生産しても良さそうだ。

F-35はF-22よりも低価格をうたい文句に開発が始まったが、その後あまりにも多くの機能(注2)を求めて、大きく重くなりすぎ、構造も複雑になりすぎた。これが原因となって、F-22同様運用効率が悪くなるかもしれない。それやこれやで、F-35の前途は簡単には開けそうもない。

F-35ほしさに決定を引き延ばしている自衛隊も、そろそろ決断を迫られる時期にはなっているのだが、さてどうなるのだろう。

追記(2011/12/05);
注1;F-4は対地攻撃能力を重視した重戦闘機で、対空戦闘はミサイルが中心になると言う当時の考え方を反映して格闘戦での性能は二の次にされた。その為、ベトナム戦争では低空での空中戦で北ベトナム軍のMig-19に何度も痛い目に遭わされている。その意味で今流にはF-4ではなくFA-4の名の方がふさわしい。

注2;求められているのはステルス性能の他、格闘戦での性能、対地攻撃兵器の積載量、そしてジャンプ台式の小型空母で運用するための短距離発艦能力など多彩だ。短距離発艦能力は専用の補助エンジンを用いるのだが、機体の基本構造をわずかに延長するだけで補助エンジンを搭載するために、その目的以外には不要な構造が組み込まれた。

その結果、構造が複雑になり、サイズも重量も増加した。そしてこれがまた機体強度上のトラブルを引き起こし、その対策でさらに重量が増加するという悪循環に陥っているようだ。そして重量増は空中戦での性能の低下や航続距離の低下ももたらす。さらには、重量増によって小型空母の甲板の強度を引き上げる必要も出てくるので、空母の側にも安定性や速力の低下などの問題を引き起こすだろう。

これらを一気に解決するのは、現状のコンセプトでは非常に難しいだろう。最悪の場合、欲張りすぎた基本構想からの練り直しにもなりかねないほど事態は深刻に見える。

勘と感

様々な分野の、熟練した職人の仕事ぶりを賞賛した番組を見かけることが多くなった。日本を高度成長を支えてきた、職人達の技術力を再認識して日本経済復活に役立てたい、あるいは日本の伝統的な産業技術を見直そうと言った趣旨のものが多いようだ。

このような番組中では必ず、職人の「勘」が賞賛される。それがなければ職人の高度な技術が成り立たないという意味でそれは正しい。だがその「勘」がどのように獲得されたものであるかについては、ただ「長年の修練で」と言った具合に簡単に片付けられてしまうことが多い。しかし、その「勘」がどのように獲得されたのかは重要なことだ。

職人が「勘」を獲得するにまずしなければならないことは、「感(覚)」を磨くことだ。全身の全ての感覚を動員して、ごく些細なことも感知して識別する。それが体で覚えると言うことの本質であり、その努力が「感」を向上させて「勘」を支える。

優れた「感」無しに優れた「勘」は成り立たない。これは職人の世界のことだけではない。人間の全ての活動分野でこれは言えることだ。これから何かをしようとする若者達は、まず「感」を身につける努力から始めるのがよい。それには、実地に経験を積んでゆくのが一番だ。そして優れた職人達がよく言う、「始めはいやだったが、長年やっているうちにおもしろくなった」と言う言葉も念頭に置いておくと良い。これは、ある程度取り組んで多少の勘所が分かると、はじめてその仕事の面白さが分かると言うことだ。

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