不法投棄された放射性物質
東京世田谷区の放射能騒動は、不法に遺棄された夜光塗料用ラジウムと言うことになったようだ。
しかし、大勢が鵜の目鷹の目で放射線の強い場所を探している現状を考えると、今後も同じ様な騒動が起きそうだ。一般人が考えるよりも放射性物質は世の中にありふれている。それは様々な分野で放射性物質が利用されてきたからだ。たとえば、医療、分析や検査、果てはインテリアや装飾品、そしてラドン温泉用鉱石もある。
そしてこれらを処分しようとすると、放射性産業廃棄物として専門業者に高い費用を払って引き取ってもらわねばならない。それを嫌って不法に投棄されたり遺棄されたりして密かに処分されたものは少なくないだろう。
そのような放射性廃棄物を見つけ出して一掃するにはよい機会かもしれないが。
« 桃太郎が走る | Main | 今度はウラン化合物発見 »
Comments