ニュートリノは超光速?
ニュートリノの一部の速度が光よりきわめてごくわずかだが速い、という観測結果が出たといくつかのメディアで報じられている(AFP記事,朝日新聞記事,読売新聞記事)。研究グループは全データーを開示して、世界中の研究者に検証への協力を求めているという。
これは一般相対性理論で述べられている、「光より早く動くものはない」という基本原則に反するもので、事実と確認されれば相対性理論の再構築が迫られることになる。とはいうものの、「物理学者は使える物は徹底的に使い回す」という経験則から言えば、これが一般相対性理論とは矛盾しないという理論が作られるのだろう。
対生成と対消滅は超光速運動に由来すると言う仮説を立てている「トンデモ科学者」の私としては、はたしてそれがどんな物になるのか楽しみだ。
追記(2011/09/23);
たとえば、「きわめて光速に近い領域では時間に揺らぎが生じる」などと言うのはどうだろうか?
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