3,200分の1
明日(2011/09/24)の明け方に大型人工衛星が落下するという。そしてその破片が地球上の誰かに当たる確率が3,200分の1だという。60億人と言われる全人類の誰かに当たる可能性と言われると、高い様な低いような理解しにくい数字だ。ともかく、3,200回落下すると60億人中の誰か一人に当たるという意味ではある。
これについて朝日新聞の天声人語が頓珍漢な記事を書いているが、確率や統計の数値はその基礎になった数字の意味を理解しないと簡単にだまされる。それを利用した詐欺や手前勝手な主張も多い。これを数字のごまかしという。
数字を振り回す人に対しては、数字の中身を正しく理解する努力を怠ってはならない。
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