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September 2011

September 30, 2011

立場が入れ替わると

立場が入れ替わると、言うことも入れ替わる。国会での論議を見ていると、つくづくそう感じる。

これでは政権交代の意味がないし、日本の政治も良くならない。そう感じて仕方がない昨今だ。

September 29, 2011

安全確認のため停車します?

先日の記事に書いたとおり、京都市美術館で開かれている展覧会に出かけた時の出来事。
乗っていた新快速電車が高槻市駅を過ぎてしばらくすると急停車した。すぐに「前方の踏切に人が立ち入ったので、安全確認のためしばらく停車します」とのアナウンスがあった。そこまでは良いのだが、その後すぐに脇の線路を上り下りの快速電車が通常の速度で通過していった。私はそれを見て「はてな?」と思ってしまった。
安全確認のため停車するのは当然だが、安全確認が完了しないうちに隣接の線路を他の電車が通常速度で通過するのはなんだか変だ。安全確認に出た運転士がまだ線路上にいるだろうし、平行する線路を通過する運転士には停車、または徐行の指示は出されないのだろうか?
腹を立てたわけではないが、何か変だと感じた一幕だった。

全日空機の急降下

先日の全日空機の急降下事故の詳細が公表された。

直接の原因は副操縦士の誤操作だが、一緒に報じられた計器板の写真を見ると、問題の二つのスイッチは少し離れてはいるが同じ様な形状で操作方法も同じらしい。誤操作防止の観点から言うとこれは好ましくない。

このような形状と操作方法が採用されていることには、過去からのいろいろな行きがかりがあるのだろうが、全く異なる目的のスイッチ類が並んでいる場合には、形状もしくは操作方法の少なくともどちらか一方が異なっていることが好ましい。今後は何らかの改善が図られるだろう。

それにしても、ほとんど背面からの急降下。空戦を取り扱った映画で、眼下の敵機に襲いかかる戦闘機でおなじみの動きだ。しかし、旅客機はこのような動きを想定して設計されていない。よくまあ抜け出せたものだ。一つ間違えれば、過速で空中分解もしかねなかった。

キンモクセイ(2011)

数日前からキンモクセイの香りが漂い始めた。まだ大半はつぼみだが、朝の冷え込みで強く香るようだ。毎年この香りで秋の本番を感じる。

わずかに遅れてギンモクセイも咲き始めるが、こちらはやや油っぽい化粧品臭い香りがする。キンモクセイはギンモクセイの変種だそうだが、香りが全く違うのはおもしろい。

節電への提案;廃熱利用湯沸かし器付き冷蔵庫

屋内気温が高く、夏場の冷房が不可欠になっている原因として、以前に住宅の構造について書いたことがある。

そのほかの原因について最近大型冷蔵庫の問題を強く感じている。我が家でも家庭用大型冷蔵庫を使っているが、これからの放熱によって台所はひどく暑い。調理の邪魔にならない範囲で風を通すようにはしているのだが、それでも暑い。

そこで思うのだが、冷蔵庫の廃熱を回収して湯沸かしに使うのだ。ガスの種類を代えてコンプレッサーの圧縮比をあげれば熱湯も作れるだろう。夜間電力式の大型湯沸かし器の再加熱に使っても良い。温度が上がりすぎれば屋外の放熱器に流す。冬はもちろん暖房に使う。

こうすれば、廃熱を屋内の気温調節に利用しながら節電ができると思うのだがどうだろう。

September 28, 2011

美術展とブルネット美人

昨日(2011/09/27)京都市美術館まで展覧会を見に出かけた。ちょうど「フェルメールからのラブレター」、「ワシントン・ナショナルギャラリー展」そして「院展」の3つが開かれているので、全部を見るつもりで出かけただ、二つを見終わったところで腰の痛みがひどくなったので「院展」は断念した。

人気の高い「フェルメールからのラブレター」はさすがに行列ができていたが、1時間弱で入場できた。ネーデルランド派の手紙がらみの肖像画が中心だが、この時代の特徴である端正な絵は静かに見るのに最適だ。

のんびりと見て回っているうちに、フェルメールのいくつかの絵に同じ上着が出てきていることに気がついた。それは襟と袖口に白てんの毛皮がついた淡い黄色のものだ。最初は、まるで王族が着るような豪華なものだから、これを着ているモデルは大富豪の娘かと思って眺めていたのだが、その後さらに数点あることに気がついた。モデルは全て同じ人物に見えるので、あるいは画家の家族(娘)だろうか。別の見方をすれば、このような豪華な衣装を裕福な市民が着ることができる、当時のオランダがいかに豊かだったかを示していると言える。

「ワシントン・ナショナルギャラリー展」はこれとは対照的に印象派を中心とした展示で、これもまたのんびりと眺めるには絶好だった。「フェルメール・・」に較べるとすいていたので、マネのどことなくかっちりとした絵も、ルノワールやモネの柔らかい色彩の絵もじっくりと楽しむことができた。著名な絵もいくつか含まれているので、こちらも是非見るべきだ。

最後に現代日本画の新作が見られる「院展」もと思っていたのだが、「ワシントン・・」の終盤から腰の痛みがひどくなってきたので断念した。

2展を見終わって外に出ると目の前を西欧人のカップルが通り過ぎていった。何気なく目をやったのだが、その一方のやや小柄な女性の髪の色に驚いた。まだ高い日の光を浴びて青黒く輝いていたのだ。これまでにも漆黒の髪の西欧人には何度も出会っているが、青く輝く髪ははじめてだ。まさにカラスの濡れ羽色。あるいはこれが本当の「ブルネット」なのかもしれない。

高校の同級生の一人に、日なたで見ると良質の木炭のような暗銀灰色に輝く髪の持ち主がいたが、日本人にはこのように青く輝く髪の持ち主はいないのだろうか。

September 26, 2011

小沢氏秘書に有罪判決

小沢氏の元秘書の三人に有罪の判決が出た。小沢氏と小沢派の諸議員にとっては意外かもしれないが、私にとっては想定の範囲内だ。

またこれは、反小沢派と反民主党派に取っては小沢攻撃のお墨付きを得たようなものだ。両方に対する叩きが激しくなるだろう。いじめ好きなメディアにとっては検察いじめ同様に絶好の材料だから。

もっとも、今回の疑惑の最初から特捜叩きの一環として小沢氏を熱烈に支持してきた朝日新聞はどう動くのか?明日の朝刊の社説をじっくりと読むことにしよう。

追記(2011/09/26);
今回の判決で一つ、確実に予想できることがある。それは小沢氏の民主党内における復権がまた遠のくと言うことだ。また、小沢氏への政治献金も減少するだろう。

これは札束で相手の横面を張り飛ばすことで豪腕と言われてきた小沢氏にとって好ましくない状況だ。資金が細り、札束の厚みが減れば当然威力も下がる。政治力を知力や人格ではなく金力に依存してきた小沢氏にとって、これは影響力が低下することを意味する。

この状況が長引けば、小沢資金に頼ってきた小沢派議員達も資金的に苦しくなるだろう。何が何でも小沢氏を党の権力中心に復活させ、党資金の優先的分配に預かろうとする動きが激化するかもしれない。

カラス

今日はカラスが賑やかだ。多数が群れて鳴き交わす声がやかましい。

カラス嫌いなら不吉な印象を受け、良くないことが起きる前兆ではと言いそうだ。だが私の聞く限りでは興奮している様子もないし、警戒している時の声でもない。言いたい何を言い交わしているのだろうか。

September 25, 2011

既定路線

プーチン氏が、次の大統領選挙に出馬するという。憲法の3選禁止規定でメドベージェフ氏に後を継がせた時から、既定の路線だと思っていたので驚きもしないが。

プーチン氏が再び2期勤めた後、再びメドベージェフ氏と入れ替わる。この方法で憲法に違反せずに長期政権を維持できる。しかしこれが長期政権によって特権階級ができることを防止すると言う、多選禁止既定を骨抜きにするものであることは言うまでもない。

これが将来のロシアにどのような影響を残すのか。

パチンコ屋の労働環境基準

街を歩いていていつも不思議に思うのだが、パチンコ屋の労働環境基準はどうなっているのだろうか?

ドアが開く度に道にあふれ出てくるすさまじい騒音にいつも辟易するのだが、工場であれば文句なしに騒音作業場の指定対象になるレベルだ。指定されると、そこで働く作業員は耳栓や耳覆い、あるいは騒音対策ヘルメットなどの保護具の着用を義務づけられるのだが、店外に出てきたパチン店の店員を見ると耳栓も付けていないことが多いようだ。

実に不思議なことだ。客も耳栓をする方が良いと思うが・・・・・。

September 24, 2011

増税案

復興財源と国家財政の改善を目的に、様々な提案がされている。相変わらず公務員の人件費削減や埋蔵金でまかなえるから増税は不要という主張もあるが、全体としては増税やむなしに傾きつつあるように見える。

私としては、それぞれの会計の安全弁の性格もある埋蔵金に闇雲に手を付けることには疑問を感じるし、増税しても良い分野がいくらでもあるようにも思う。

税の基本的な役割に、富裕層から取り困窮層の生活を支援すると言うことがある。それから言えば、富裕層が購入する贅沢品にはもっと高い税を課しても良いと思う。たとえば、高額のブランド品や宝飾品、大排気量の高級車などだ。

その目で探せば他にも多数あるはずだ。

September 23, 2011

円高が続く理由

経済専門家がいろいろ理屈をのべるが、高い円水準が続く理由に気がついた。

それはきわめて単純な理由だ。要するに円高で日本の景気がさらに悪化しても、世界経済に与える影響が軽微であると見なされていると言うことだ。日本の不景気が深化すると、それが政界経済に深刻な影響を与えるとすれば、負帰還が働くだろうから。

グローバル経済と金融システムの不適合

昨今の政界経済の混乱は、いわゆる「グローバル経済」に対して従来の金融システム(「金融政策システム」と言っても良い)が不適合になっていることが根底にある。コンピューターに支援された「経済のグローバル化」によって、投機資金の動きが大規模化し高速化していることに、観察し、会議し、対応する旧来のシステムが追いつけないのだ。

さらに、コンピュータプログラムが選別されることによって、皆が同時に同じ動きをすようになっている。これが変動の振幅を拡大し、「カオス的」な動きを生み出している。これに対して従来の「グローバル経済」理論や「金融政策」理論は無力だ。

これに対しては、資金の動きを制限できるようにすることが有効だが、投機資金を動かしている者達はそれを受け入れないだろう。しかし、何らかの制限手段を使えるようにしない限り、現状の混乱を収拾することはできないだろう。

また、無節操な外国資金導入による急激な経済成長政策は、周到な軟着陸手段を準備しておかない限り大不況、そして国家財政の破綻につながることを歴史は示している。経済政策にかかわる者は、このことも認識しておくべきだ。

放射能入り美顔用品!?

恐ろしい商品の広告を見つけてしまった(記事)。ラジウム入り美顔用マスクだそうだ。

含まれているかどうかも疑わしい「極微量の放射能」で風評被害が氾濫する今、このような商品が出回るとは驚きだ。美顔の役にたつとなれば、放射性物質も発がん性も何のそのらしい。

それとも、「良い放射能」と「悪い放射能」があるとでも思っているのだろうか?

ニュートリノは超光速?

ニュートリノの一部の速度が光よりきわめてごくわずかだが速い、という観測結果が出たといくつかのメディアで報じられている(AFP記事朝日新聞記事読売新聞記事)。研究グループは全データーを開示して、世界中の研究者に検証への協力を求めているという。

これは一般相対性理論で述べられている、「光より早く動くものはない」という基本原則に反するもので、事実と確認されれば相対性理論の再構築が迫られることになる。とはいうものの、「物理学者は使える物は徹底的に使い回す」という経験則から言えば、これが一般相対性理論とは矛盾しないという理論が作られるのだろう。

対生成と対消滅は超光速運動に由来すると言う仮説を立てている「トンデモ科学者」の私としては、はたしてそれがどんな物になるのか楽しみだ。

追記(2011/09/23);
たとえば、「きわめて光速に近い領域では時間に揺らぎが生じる」などと言うのはどうだろうか?

3,200分の1

明日(2011/09/24)の明け方に大型人工衛星が落下するという。そしてその破片が地球上の誰かに当たる確率が3,200分の1だという。60億人と言われる全人類の誰かに当たる可能性と言われると、高い様な低いような理解しにくい数字だ。ともかく、3,200回落下すると60億人中の誰か一人に当たるという意味ではある。

これについて朝日新聞の天声人語が頓珍漢な記事を書いているが、確率や統計の数値はその基礎になった数字の意味を理解しないと簡単にだまされる。それを利用した詐欺や手前勝手な主張も多い。これを数字のごまかしという。

数字を振り回す人に対しては、数字の中身を正しく理解する努力を怠ってはならない。

September 22, 2011

米国を追い詰めるパレスティナの国連加盟申請

パレスティナの国連加盟申請によって米国が外向的に追い込まれている。

米国にとってはこれに対して拒否権を行使しないことは国内事情が許さない。しかし、拒否権を行使すれば米国の外向的地位が低下することは避けられない。さらにアラブ諸国での反米感情が高まり、独裁政権を倒した国でも親米派の立場が悪くなることも明白だ。

米国にとっては全くの八方ふさがりで、外向的な窮状が際立ってきた。

秋本番?

迷走から韋駄天に豹変して東日本を駆け抜けた台風15号。兵庫県北部にはまだ大雨警報が残っているが、先日大被害を出した12号の直後なので各自治体の対処が早かったようで、人的被害が少なかったのは幸いだ。

今日は天気が回復したので久しぶりに散歩に出かけた。台風が引き込んだ北風のせいで気温が一気に下がり、日中の散歩も快適だ。気がつくと道路脇の植え込みのあちこちから「コオロギ」の鳴き声が聞こえていた。ぼちぼちと秋も本番になりつつあるようだ。

September 20, 2011

兵庫南部に大雨

兵庫県南部、特に神戸市周辺と淡路島に大雨が降り続いている。このためあちこちに避難勧告や避難準備情報が出始めた。

天気図では分からないが、アメダスの風情報を見ると徳島県から紀淡海峡を経て北東方向にくっきりとした風向の境界ができている。要するに天気図には出ない前線が居座っているようだ。ここに強い雨雲が次々と発生しているのだろう。

同じ様な状況は愛知県東部から岐阜県にかけて見て取れる。台風の進行が遅いためこれらの小前線も移動が遅く、当分は雨が降り続きそうだ。厳重な警戒と慎重な行動が求められる。

最近の天気図は表示が荒くなっているので、細かい情報はつかみにくい。その代わり、アメダスの細かい情報が見られるのでこれを最大限に利用すると良い。

September 18, 2011

台風の相互作用

二つの台風が近接すると互いに反時計回りに動くおなじみの相互作用によって、台風15号はぐるりと方向転換をして北東に向かい始めた。

今後は台風16号の後を追うように速度を上げるだろうが、またまた紀伊半島に大雨を降らせそうだ。とにかく早く通過することを願おう。

メールは災害情報伝達には不適切

最近は何でもインターネットと携帯電話のご時世だ。そのため避難準備情報や避難勧告などの災害情報をメールで伝達するのが流行しているようだ。

しかし、たまたま対象地域にいた人を含めた不特定多数に、遅滞なく伝達するにはメールのように対象が限定される手段に依存するのは不適当だ。まして、特定の携帯電話会社のみの契約者を対象にするなどと言うのは論外だ。

そもそも、電子メールには即時性が保証されていない。相手が電源を切っていたり、電波が届かない場所(沢筋や谷間など)にいたり、メールサーバーの都合などで配信が遅延することはいくらでもある。これに対し、防災無線のように大音量のスピーカーを用いる方法は、古くさいが対象が限定されず即時伝達が可能であると言う利点がある。

つまり対象が限定されるメールよりも、優先や無線による放送には圧倒的な利点があるのだ。だから、災害に関する情報の伝達は放送を主とし、メールなどはその補助と考えるべきだ。

また、対象を限定しない電子的伝達方法としては、メールよりも優れた方法がある。それは地上デジタル放送に割り込んで災害情報を放送する、あるいは緊急放送受信機能を利用すると言った方法だ。

さらに、受信機側では郵便番号を指定して受信対象を設定する機能がある。これを拡張して、郵便番号などで指定して放送すると対象地域の受信機の電源が自動的に入り、緊急放送の受信を開始するような機能を持たせることは易しいことだろう。そのような方向で放送による伝達機能を拡張する方が、メールに依存するよりも好ましいと考える。

September 16, 2011

今度は四国・九州に豪雨か

今度は台風15号が沖縄付近に居座ってしまった。

レーダー画像を見ると、四国から九州の宮崎県・大分県の県境にかけて一面に真っ赤になっている。先の奇異反動南部の洪水被害に続いて、今度は四国中央部と宮崎県から大分県にかけてで被害が出そうだ。

この地域は紀伊半島南部同様山が険しく深い。このまま雨が降る続きそうなので、今度はこちらで洪水や地滑りに対する厳重な警戒が必要だ。

紀伊半島の洪水では、早めに放水を始めたにもかかわらず、満水になってしまったダムがいくつもあったという。ダムの最大貯水量を遙かに上回る降水があったからだそうだ。

四国の中央山地にも中小規模のダムがいくつかあるが。同じ様な事態に陥る可能生がある。前例のない洪水や地滑りがあり得ると考えて、早めの避難を願いたい。

September 14, 2011

災害支援用装備

以前から何回か書いてきたことだが、日本の災害時の緊急支援用装備には足りない点が多い。

その一つは、緊急支援用の資材や装備を運搬する能力が低いと言うことだ。春の大津波災害でも、その後何度か発生した水害でも、建機などによる支援を必要としているが地上からは短日時では到達できない場所が多数発生した。食料などの輸送や孤立者の救出には、現在各地域や自衛隊が保有しているヘリコプターでも十分な能力があるが、建設用重機などを空輸できる物は無い。

このような現状を見るに付け、是非とも重量物運搬用の大型輸送ヘリコプターが必要だ。特に、自衛隊の保有する大型ヘリコプター(CH-47;最大吊り上げ重量は11ton)より輸送能力が高い物を何機か保有すべきだ。現在、このような重量物運搬用として15~20tonを輸送できる機種があり(別記事1参照)、森林火災消火用や緊急空輸用として運用している国がいくつかある。これは大いに参考になるはずだ。

さらに、このような機種の輸送能力に合わせてコンテナーに収め、緊急支援用パッケージ(別記事2参照)として準備しておくのがよい。物資だけでなく、医療設備、飲料水製造設備、発電設備その他災害地で必要とされる物を自立活動できるパッケージとしておくのだ。

これを、国内であれば直接空輸したり、近隣地までトレーラーで陸送した後に空輸するなどすれば良い。その目的には、一般道路で陸送可能な最大のサイズとしてマリンコンテナーの規格が参考になるだろう。そうすれば、民間のコンテナー用トレーラーも利用できる。海外の災害にはヘリコプターとコンテナーをまとめて輸送すれば素早い展開が可能だ。トレーラーが必要な場合にも現地で調達できる。

そして、このような装備をどの組織が保有・運用するかだが、まず自衛隊が考えられるが、森林火災消火にも活用することを考えれば、消防庁に消火用飛行艇とともに運用させるのもよいだろう。さらには、災害時の出動を一元的に管理する、災害対策庁(別記事1参照)とでも言えるような組織を新設して、そこが保有・運用しても良い。

別記事1;災害対策庁
別記事2;災害救援キット

September 13, 2011

アナログプレーヤー用ストロボスコープ光源

以前の記事でアナログプレーヤーの回転数チェックができずに困ったことを書いた。

原因は、蛍光灯がインバーター式になったことと蛍光体の残光時間が長くなっていることだ。この対策としては市販の光源(Ortofon SB-1 ストロボスコープ)を買えばよいのだが、1万円以上もするのでLEDを利用した光源を作ることにした。(補足)

要は交流電源の周波数の通りにLEDを発光させればよい。そこで可能な限りシンプルな構成で試作してみた(下図)

使用するLEDが標準電圧3.2V、許容電流20mAで許容逆電圧が5Vの物であるため、2次側電圧6Vのトランスを使い、念のため(計算上は不要)整流ダイオードと定電流ダイオードを追加しただけの簡単な物だ。さらに念のため、1次側にヒューズとプッシュ式スイッチを加えている。

まだバラックの状態だが、試してみるとストロボスコープの縞がきれいに見える。今後、きちんと組み立ててケースに収めるつもりでいる。

全くのド素人が考えた適当な寄せ集めだが、スイッチボタンを押している間だけ通電するようにしているのでさほど危険な事態は起きないだろう。ただし、これをまねして作っても安全は保証しないので悪しからず。

(注)交流の電圧表示は実効値(平均電圧)であるためピーク電圧はその√2倍になる。従って6Vであればピーク値は約8.5Vになる。ピーク値が10V(LED2個分の許容逆電圧)を超えなければ、計算上は整流ダイオードや定電流ダイオードが無くてもよいはず。

この回路で実際にLEDにかかっているピーク電圧を測りたいのだが一般的なテスターでは測れない。さて・・・・・・。

追記(2011/09/15);
その後、ダイオードをブリッジダイオードに替えて発光回数を60回/秒から120回/秒にしてみた。それが下図の回路。発光回数が2倍になった分だけ明るくなるからだ。

下は改造後の外観。トランスがいかにも大げさで不釣り合いな感じがする。

さらに簡略化しようとすれば、最大電流が最大許容電流を超えないような抵抗(たぶん6~7KΩ)を介して100V交流電源につなぎ込めばよいはずだが、さすがにそこまでする度胸はなかった。

追記(2011/09/18);
ケースに収めた完成品の写真です。LED用の穴をリーマで広げる時に広げすぎて、ワッシャを逆に使わなければならなかったのが不細工。穴の位置もずれてしまったのが残念。

左の写真がストロボスコープの見え方。

上が33.3回転、下が45回転。4列あるうち上から1,3番目の奇数列が50Hz用、2,4番目の偶数列が60Hz用だ。

点列の前後の境界がぼけるのは、輝度の立ち上がり下がりが緩やかであることと、その間に点が移動することのため。

追記(2011/09/22);
調子に乗って、トランスを使わない小型化版を組んでみた。一応問題は無いように見えるが素人設計なので安全は保証しない。

抵抗として、手元にあった3kΩの固定抵抗と、同じく3kΩの半可変抵抗を使っている。半可変抵抗はテスト目的のためなので容量不足を承知で使っている。20mAの定電流ダイオードを入れているので抵抗は3kΩ一つでもOKのようだが、半可変抵抗の代わりに2kΩ/3w程度の固定抵抗を入れておく方が安全だろう。ヒューズ代わりに50mAのポリスイッチを入れている(右上の黄褐色のもの)。

こんな調子でホイホイ作ってしまうのが素人の怖さ(笑ってくだされ)。

さらに図に乗って、次はマクロ撮影用のライトを作ってみようか等と思案中。白色LEDも種類によって演色性が異なると思うので、良い物をえらばなくてはならない。あるいは3原色発光の物を使い、照明色を変えられるようにするのもおもしろいだろう。

関連記事;マクロ撮影用LEDライト

補足(2016/05/12);
初期の蛍光灯は電源周波数X2で点滅していたためちらつきが激しく、目が疲れるなどと不評だった。このため、蛍光体を残光時間が長いものに改良したり、インバーターで周波数を高く変換したりしてちらつきを少なくした。これがストロボスコープの縞が見にくくなった原因だ。

蛍光灯が普及する以前は、電源周波数に同期して発光する光源としてネオン球が使われていて、ネオン球の光源が作り付けになっているターンテーブルもあった。

補足(2016/11/08);
他のサイトの記事を見ると、市販のLED電球がそのまま使えると言うものもある。ただし、直流化の方法によっては(注1)LEDのちらつきのないものもあるのでこれは不適当だ。安物ならちらつくのかもしれないが、買ってから確かめねばならないので都合が悪い。

(注1)インバーターで高周波化してから整流したり、整流後にコンデンサーを使うなど様々な手法がある。

September 12, 2011

証拠改ざん事件公判

証拠改ざん事件の公判が始まった。予想通り被告側は容疑を全面否認している。

検察不祥事が続発した結果、取り調べ時には容疑を認め、後半時に検事の誘導やねつ造による物だと否定することが流行している。今回のこれもその流れに沿った物と見て良い。

あれだけ不祥事が続いたあとで、この事件の証拠や取り調べが客観的に見て正当であったといえるのか?正当であったと断言できるだけの信頼性が失われているだけに、被告を疑うだけで検察を疑わなくても良いのかどうか判断するのが難しい。

畢竟、「客観的な判断は主観に基づいて行わなければできない」ものであるだけに、不祥事後遺症がどのように影響するのだろうか?

September 11, 2011

石原幹事長も失言が多い

先日、「脱原発は集団ヒステリーだ」と放言した自民党の石原幹事長が、今度は「9.11」事件は歴史の必然だと発言したそうだ。大政党の幹部としては不用意な発言だ。

日米間の問題にならないように気を遣ったのか、その後各メディアは一様に口を閉ざしているが、米国の民間からは何らかの反応があるだろう。

発言内容自体は私の考えとの共通点もあり、私も同じ様なことを主張したことがある。しかし、市井の一庶民にすぎない私が言っても問題がないことでも、公人が発言すると大きなトラブルになることがある。石原氏にももっと慎重な発言態度が必要だ。このまま自民党政権で閣僚になれば、今の民主党政権の閣僚同様に袋だたきに遭い、政権の足を引っ張ることになる恐れがある。

September 10, 2011

日本人の政治は幼児流

立場と場所をわきまえぬ大臣の悪ふざけの軽口、そしてそれを大スクープでもあるかのように大げさにかき立てる政治記者達、さらそれについて鬼の首を取ったように騒ぎ立てる永田町人種と、良識的と称する国民達。

どれも皆、幼児的で知性が低いとしか言いようがない。日本の政治風土は今や幼稚園以下だ。大震災後の日本人の行動を「一流」とかき立てたメディアがあるが、政治風土の観点から言えば、日本人は「三流」よりはるかに悪い「幼児流」だ。

September 09, 2011

災害対策庁

先日の豪雨によって紀伊半島中央部にはいくつもの天然ダム(土砂ダム)ができたという。報道写真で見ただけだが、そのいくつかは大規模でかつ建設用重機が接近できない場所にあるため、直ちに何らかの安全工事を行うのは不可能なようだ。

以前にも書いたことがあるが、このような災害時に重機や緊急支援設備(浄水・医療など)を現地に空輸できる大型ヘリが必要だ。15~20tonの重量物を空輸できるヘリコプターとしては、ロシアのMi-26や米国のエアークレーンなどがある。これらを輸送用に運用している企業もある様だが、緊急時には手配できないことも多いだろう。だから国内の緊急支援組織が数機を保有することが好ましい。大規模火災用として保有している国もあるようだ。艦載用ヘリのようにローターをたためるように改良を加えれば、緊急支援設備を納めたコンテナーとともに超大型輸送機で国外遠方に空輸することもできるだろう。

自衛隊に保有させ国際援助に活用することも良いが、日本の現状を考えると山林火災の消火も含めて年間十数回は出動機会があると思われる。いっそのこと米国の災害管理局のような国家組織を作り、足の遅いヘリの機能を補完する飛行艇などとともに災害支援に活用させるのはどうだろうか。

これを仮に災害対策庁と呼ぶことにしよう。この災害対策庁は気象庁や消防庁、警察、海上保安庁などと連携して災害の予測、避難等の事前対策の勧告、救援や緊急支援などの短期的業務を扱う。長期的な業務を扱う災害復興庁と統合して災害(あるいは災害対策管理)庁とするのも良いだろう。

September 08, 2011

残蝉

名残の蝉もツクツクボウシだけになった。その一方では植え込みの中でカネタタキがしきりに鳴いている。

また、夜になるとアオマツムシが賑やかだ。秋も本番になり始めている。あとひと月もしないうちにコオロギなども鳴き出すだろう。

追記(2011/09/13);
残り蝉 木かげの色も あせそみぬ

ツクツクボウシの声を聞くともなく聞いているうちに浮かんだ言葉。

風評被害を煽る人たち

相変わらず、常識ぶって風評被害を煽り拡大する人たちが後を絶たない。このような人たちからは損害賠償をとっても良いのではと思うほどだ。

もっとも政治的な意図から、たとえば反原発運動の立場から風評被害を拡大しようとしている人たちもいるようだ。先日三宮で見かけた反原発団体が被害をひどく大げさに言い立てていたのがその好例だ。彼らはまるで、福島の子供が全員癌になり、同県には永久に居住できないかのように言っていた。

月面詳細写真

また、NASAから月面の詳細な写真がいくつか発表されている。

一方は、アポロ計画の12,14,そして17号の着陸痕で、LRO(月面近接周回衛星)がこれまでにない先鋭度で撮影したものだ(記事)。これを見ると月面に残された着陸船だけでなく、月面車とそのわだち、自動観測装置、そして飛行士の足跡などがはっきりと見て取れる。将来、月面が観光地になった時、これらは観光名所となるだろうが、人が近くを動き回ることによってこれらの痕跡が薄れるかもしれない。もっとも今からそれを心配するのは早すぎるだろうが(笑)。

もっともこのような鮮明な写真を見ても、さらには観光客がその場所に行くようになっても、アポロでっち上げ説の人たちは認めようとしないだろう。信じないと決めた人たちはどんな証拠を示されても決して受け入れない。たとえ本人をその現場に連れて行っても、自身の旅行自体が虚構である、あるいは遺物が最近になって作られたものだと主張するだろう。

信じないと決めた人々にそれを信じさせるのは不可能だ。そして、この心理は政治的にもしばしば利用(善用、悪用の両方で)される。特に左右双方の全体主義者が利用した例は少なくない。

もう一方は月の北極の鮮明な写真だ(記事)。これには北極周辺に密集したクレーター群が鮮明にとらえられている。しかし気になることが一つ。撮影範囲内にあるクレーターの配列が何となく、北極点を中心とした反時計回りの渦巻きに見えるのだ。もっともこれは私の目のせいだろう。

September 04, 2011

水力発電所水没

べらぼうとしか言いようがない大雨が降った奈良県十津川村で、水力発電所が水没して運転できなくなったという(記事)。いくら川岸にあることが多いとはいえ、水力発電所が増水で水没するなどおよそ想定外もいいところだ。また他にも、大量の流木などのため運転できなくなった揚水式発電所があるそうだ。

幸い、今回停止した二カ所は発電能力が小さいため、当面の電力供給には支障がないという。しかし、今後脱原子力発電を進めていくためには、このほかにも様々な想定外のトラブルが発生するであろうことを念頭に置いておかなくてはならない。

脱原子力も拙速は禁物だ。

追記(2011/09/04);
東京電力の揚水発電所三カ所もダムの水位上昇で使用停止になったそうだ(記事)。
渇水で発電できなくなるのは容易に想像できるが、豪雨が原因で発電できなくなるのは想像しにくい。雨も降りすぎるといろいろなことが起こるものだ。多量の流木などで水路式発電所の取水口を閉鎖しなければならなくなる、などと言うこともあり得るのだろうか。

September 02, 2011

台風接近

台風12号はまだ四国沖にいるというのに、神戸市街地は今朝方から強風が吹き続けている。アメダスの情報を見ると、平均秒速15mを超えている。台風から離れた位置に強風帯があることは珍しくないが、周辺にくらべて飛び抜けて強い。背後の六甲山が風を集める壁の役目をしているのだろうか。

すでに台風が接近しているかのような強風なので、ぼちぼちとベランダの軽いものを取り込み始めた。

それにしても、この台風12号はかつての室戸台風やジェーン台風のように、近畿地方にとってはすぐ西側を通過するといういやなコースをとっている。大阪湾沿岸部は高潮と洪水に対する警戒が必要だ。

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