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August 2011

August 29, 2011

民主党代表選挙

民主党の新代表が決まった。現在の民主党の無能ぶりから、決選投票でも過半数をとれる者がおらず、延々と投票の繰り返しになることも想定していたが、そうはならずに済んだ。

今回の選挙は「親小沢」と「非小沢」の対決だったが、勝ち馬に乗ろうという小沢氏の目論見通りにはならなかった。小沢氏としても最有力候補を支持したかったのだろうが、「親小沢」派にそれだけの力量のある者がいなかったと言うことだろう。これはある意味、周囲を「イエスマン」で固めたがる小沢派としては当然と言えよう。「イエスマン」から「人物」は育たないからだ。

今回の選挙で失望したのは「小沢派」以外にもいる。それは朝日新聞社だ。朝日新聞社は「反自民」、「反官僚」そして「反検察」の立場からと思われるが、これまでも小沢氏を強く支持し、民主党内の「非小沢」派を非難してきている。今回の代表選挙で、小沢氏の権勢に影が差し始めたことで恐らく落胆しているだろう。

それにしても、代表候補の演説は前回衆院選の栄光を懐かしむ者が多く、参院選の大敗北を踏まえて新しい方向性を打ち出そうとする者はいなかった。小沢派が衆院選の大勝利にしがみつくのは分かるが、他派にも参院選の敗北原因を検証しようとする姿勢がないのよろしくない。

前回の衆院選は「自民でなければ何でも良い」という空気で大勝したのであって、椀飯振る舞いで実現性を考慮しなかった「小鳩マニフェスト」が寄与したわけではない。そのことに目覚めない限り民主党の再生はないだろう。

追記(2011/08/29);
朝日新聞社は早速「野田氏けなし」を始めた。朝日新聞社の「反・非小沢派」ぶりは大手新聞社の中で突出している。しかし、自民党政治がもっとも金権色を強めた時代の政治手法を再現しようとする小沢氏への支持は、朝日新聞社の伝統的政治姿勢にはそぐわないように見える。かつての「朝日ジャーナル」の編集者達であればこのような姿勢はとらないとおもうのだが。

追記(2011/08/29 2);
新代表として野田氏が選出されたことは、民主党の「非小沢派」が手堅い選択をしたといえるのだろう。世論で人気が高かった前原氏は、「チョンボ」の前科がいくつもあるだけに党代表としては不安だという思いがあったと思われる。

最近困ったこと

この数日、LPレコードの取り込みを行っているのだが、ターンテーブルの回転数チェックがうまく行かず困っている。昔の蛍光灯は交流周波数×2で点滅していたので、ターンテーブルのストロボスコープで簡単に調整ができたのだが、現在主流のインバーター式灯具では全くそれができないからだ。そこでインバーター式でない蛍光灯スタンドを探してみたのだが、やはり適当なものが無い。というより、今時インバーター式でないものが見つからないのだ。

思いついて、白熱灯用の灯具に電球型蛍光灯を取り付けてみたのだが、今ひとつはっきり見えない。回転数調整用のストロボ灯も市販されているのだが1万円以上と高すぎる。電球型蛍光灯にインバーターが内蔵されているはずもないので、外光を遮断するなど照射方法をもう少し工夫してみることにしよう。

追記(2011/08/30);
室内の照明を全く消したりして、いろいろ試みたがやはりうまくいかない。管球の蛍光体が、昔のものにくらべて長残光になっているのだろうか。

半波整流回路でLEDを発光させる様な仕掛けでも作れば良いのだろうが。

参考記事;アナログプレーヤー用ストロボスコープ光源

August 28, 2011

邪馬台国はどこだ?

古新聞を整理していた時、「邪馬台国畿内説」を激しく非難する書籍の広告が目にとまり、思わず笑い出してしまった。

これは「邪馬台国九州説」の研究者が出版したもののようだ。近年の発掘成果によって、「邪馬台国畿内説」が「優勢(敢えて有力とは言わない)」になっているのに危機感を感じたためだろう。「畿内説」と「九州説」は学閥の絡みもあって、両陣営とも譲る様子がない。

私の立場を言えば、「関東から沖縄の間のどこにも可能性がある」といったところだ。理由はいくつかあるがその一つは、「邪馬台国が大和であり、畿内にあったとすれば、なぜ神武東征神話が必要だったのかが理解できない」ということだ。邪馬台国=大和=畿内」であれば、東征する必要などなかっただろうからだ。「記紀」に書かれている東征の動機は、とってつけたようで合理性が感じられない。天皇家の祖先は邪馬台国とは起源が異なるので、東征神話によって発祥の地の南九州と畿内を結びつけ、大和の支配者としての正当性を主張する為だったのであろうか。

また、「魏志、倭人伝」についてもいくつもの疑問がある。その一つは、倭族の国として列挙されている中にいくつもの同一の語幹があることだ。それらが国と言うほどのものでは無く、実は単なる地名だったのかもしれない。もっとも、古代中国の「国」もごく小さなものであったようだが。

さらに、「魏志、倭人伝」の原文を注釈書と比較しながら読んでいるうちに気づいたことがある。それはこの書が書かれた当時の中国人には、倭族の中心は揚子江河口部の東という固定観念があったのではないかと言うことだ。「夏后小康之子封於会稽」という記述と関係するのだろうか。この記述の直後に「當在会稽東冶之東」という記述があり、これに従えば九州南部が該当する。

九州南部には、後の遣隋使や遣唐使の出港地として知られる「坊津」があるが、これとも関係があるのかもしれない。当時の倭人が陸伝いに安全な航海ができる対馬・朝鮮半島南部・山東半島ルートではなく、直行ルート(*)で中国に渡航していたと言うことなのだろうか。

(*)目的地の中国の杭州とは緯度がほぼ同じなので、行き帰りとも等緯度航法が使える。

これに加え不思議なことは、「魏志、倭人伝」には魏にとっての古代から倭国(人)が中国王朝と盛んに往来していたことが記されている。(前記の夏王朝が存在したとされる時期は実に4000~3500年も昔の、日本は縄文時代のことだ。)それならば倭人の中に中国語に堪能なものがおり、中国の王朝への親書などを書くために文字を使うことも知っていたはずだ。(「魏志」の異本の中には毎年耕作・収穫の記録を作るとの記述もあるらしい。)それならば、女王国以前の記録(木簡・竹簡類、あるいは土器への墨書)の痕跡があっても良いだろうと思う。漢字を使って倭語を記述するいわゆる「万葉仮名」は、「記紀」の遙か以前からあったと思われる(学説もある)だけに、これは実に不思議なことだ。「記紀」や「風土記」が作られた時代に、大和朝廷によって古記録が強制的に廃棄されたのだろうか。

と言うわけで、「魏志、倭人伝」と古代日本の考古学資料との間には疑問点が多い。今後、当時の文字記録の痕跡などが発見されれば多少はなぞが解けるかもしれない。

追記(2011/08/28);
上記の観点から、「魏志、倭人伝」中の倭人の国名や官職名は中国人による音訳ではなく、倭人が中国への文書中で用いていた「万葉仮名」流の表記である可能性もあると思うのだがどうだろう。「万葉仮名」として読むと、何か見えてくることがあるかもしれない。

追記(2020/11/01);
しばらく前に見た邪馬台国に関するNHKの番組中で、中国の学者が「神武東征」や地名の類似から邪馬台国は始めは北九州にあったが後に機内に移動した可能性があると述べていた。 それに従えば、邪馬台国があった場所は北九州と畿内の両方だった事になる。

伝承と先行人類

最近、現生人類の遺伝子には先行人類との混血によって受け継いだものが含まれているという報告がいくつか出されている。これは遺伝子解析の結果によるものだそうだが、このような記事を読むと「エルフ」や「ゴブリン」、「ドワーフ」など伝承中のヒューマノイドは、消滅した先行人類についての記憶なのではないかとの感を強くする。

特に、アイルランドやスコットランドの伝承では「エルフの取り替え子」や「ハーフエルフ」に関するものがある。また、「エルフ」は森に住み容貌が異なり(醜いとするものが多い)、弓矢を使って狩猟生活をしているという。これはまさに、森に住み採集狩猟生活をしていたと考えられているネアンデルタール人などの先行人類に当てはまる。「ゴブリン」や「ドワーフ」についても同じ様なことが言える。

この件に限らないが、私は民間伝承には多くの先史時代、極言すれば人類が言葉を獲得した時代以降の太古の記憶が含まれているのではないかと考えている。その中には先行人類から受けついたものが含まれている可能性も大いにある。「ホモ属」が出現する以前の記憶すらあるかもしれない。

また、消滅した先行人類の一部は絶滅したのではなく、より高度な食料獲得技術を獲得して人口が増えた現生人類に吸収されて消滅した可能性がある。それは、少数民族が他民族の大集団に吸収された歴史上の事例を思い起こせば理解できるだろう。

記事例;AFP「人類の免疫系を強くしたのは、ネアンデルタール人らとの性交渉

August 27, 2011

赤とんぼ

赤とんぼが我が家の回りを飛び交い始めた。そろそろ山から下りて来始めたようだ。

最近は以前よりも時期が遅れることが多いし、大群も見なくなった。しかし赤とんぼが目に着き出すと、秋が本格的に始まったという気がする。

August 26, 2011

民主党は後任代表を決められるのか?

そろそろ降りさせてもらいたいとばかりに菅氏の公式の辞任表明があった。しかし、民主党の現状を見ていると、後任の代表を決める能力があるのかどうか疑問を感じてしまう。

未だに前回の総選挙の大勝利がマニフェストによるものだと勘違いしている者も多いようだし、参院選大敗北の元凶達が大きな顔をしている。それを見ると、派閥争いで次期代表が決められないのではないかと心配になる。

まさか代表を決められる見込みがないから選挙は繰り延べると言うことにはならないだろうが、菅氏の事務処理内閣が長期に亘ることがないように願いたい。

一方の自民党としては、増税と原子力発電所の再稼働を行える内閣になるのかどうかが最大の関心事だろう。自民党としては、この二点を次の選挙の争点にしたくないはずだから。

August 24, 2011

国債格下げの金融引き締め効果

米国の格付け大手会社が日本の国債を財政難を理由に格下げした。これに伴い、日本の国債を大量に保有する日本の金融機関も格下げされた。これは、金融機関の資産評価に、保有する債権の格付けが関与するからだ。

今回は一社のみの格下げだが、これが他の格付け会社に広がると、日本の金融機関の信用度が低下し、各金融機関は資産増強を迫られることになる。その結果、金融機関は貸し付けを絞らざるを得なくなり、一般企業の借り入れが困難になる。

つまり、国家財政の不均衡拡大が金融市場に対して引き締め効果を発揮することになる。これは国債を大増発して景気刺激効果を狙うという、国債増発論者の主張とは全く逆の副作用といえる。もはや日本も、安易な国債増発による財政出動が困難な段階に入ったと見るべきだろう。

それにしても、米国国債の格付けを引き下げた格付け会社のトップの首が飛ばされたそうだが、日本の国債に関しては米国の会社としてはそんな気遣いは不要だ。今後も遠慮無しに引き下げてくるだろう。

放置すればいずれ円の信任も低下する。やがて円とドルは、連れ高、連れ安の時代になるかもしれない。

August 19, 2011

虫の声

前線が南下して猛暑がゆるんだとたんに秋の虫の声が聞こえ始めた。まだ「アオマツムシ」だけだが、もう少しすれば「カネタタキ」の声も聞こえ始めるだろう。

予報ではしばらく天気がぐずつくと言うので久しぶりに高層天気図を見ると、蛇行が東へ移動してきて、7月下旬には満州から沿海州を北上していた西風が今は本州上空を北上している。秋雨のはしりと言えそうなこの天候がいつまで続くかは、西風の蛇行の大きさと移動速度しだいだ。

August 15, 2011

火力発電所故障停止

関西電力の火力発電所一基が故障停止した。タービンの翼が損傷しているとのことだから、修理には数ヶ月はかかるだろう。分解して破損した翼を交換するだけではなく、他の翼に傷がないかなどを検査しなければならないからだ。

この停止のため、関西電力管内は一気に電力供給が危機的レベルに陥った。大阪府知事はこれでも協力を拒否するだろうが、電力消費量が多い製造業は操業計画に苦労することになる。

さらに言えば、各電力会社では法定の定期検査のために稼働を止めなければならない火力発電所が今後順次出てくる。定期検査も通常は数ヶ月かかるので、その間はやはり電力供給量が減少する。この点は日本国民全員が念頭に置いておかなければならない。

そしてこれは、原子力発電所を止めている限り、数十年は続くのだ。環境破壊を避けながら新たな発電所(それが再生可能エネルギーを利用するものであっても)を建設するには、環境アセスメントなどが必要なため10年以上かかる。また投資金額も膨大になるので、同時に必要な設備全てを建設するのも不可能だからだ。

August 14, 2011

大連立は小鳩否定が前提

菅降ろしも、民主党内で二つの勢力が対立する様相が予想通り見えてきた。

一方の小鳩派は、とにかく菅氏を降ろして代表に自派のメンバーを据えることで等の実権を握りたい。そしてあわよくば党資金を握ったまま党を解散して、反小鳩派を排除した新党を立ち上げることを狙っているだろう。もう一方の反小鳩派は、大連立によって小鳩派を政権運営から排除することを狙っているだろう。大連立には、小鳩派が立てた前回衆院選での公約の否定が全治となるので、あわよくば小鳩派の離党もと考えていても不思議ではない。

と言うわけで、今後党内抗争がさらに激しくなることは必至だ。またそれを見越して、自公両党からは政権公約の全面取り下げなどの無理難題を突きつけて、民主党の分裂を狙ってくるだろう。

はたして民主党がすんなりと新代表を選出できるのか?それとも選出できずに空中分解するのか?

先行きは予断を許さない。

クマゼミもそろそろ

八月の中旬になって、やかましかったクマゼミの大合唱が少し力を失い、ツクツクボウシの声が混じり始めた。あと数日もすれば、地面に落ち蝉が目立ち始めるだろう。

猛暑でも、合唱の主役がツクツクボウシになると秋が近い。空の雲の様子も変わり始めるだろう。

August 12, 2011

国際経済は暴走する牛の群れ

国際経済の現状を見ていると、暴走する牛の群れのように見える。

些細なことで右へ左へ走り回り、誰も止めることができないからだ。各国政府は伝統的な手法で、暴走する群れを制御しようとしているが、群れの規模がこれほど大きくなると制御できない。かつての小さな群れに有効だった手段では、このような大きな群れには通用しないからだ。

このような大群の暴走を止めるには、丈夫な柵を作って走ることができる余地をなくすか、群れを分割して小さくするしかない。つまり、投機資本の移動を制限するような手法を用いるべきだと私は考える。

August 11, 2011

大連立の可能性

民主党代表選に向けて名乗りを上げる動きが広がっている。同じ様な動きは7月にもあったが、結局皆引っ込んでしまった。今回はどうなるのだろうか。

菅内閣退陣後に民主党が期待するのは大連立だろうが、果たしてその可能性がどれほどあるのか。自民党の一部はともかく、谷垣氏は消極的に見える。

民主党の菅降ろし派の思惑通りになるのかどうか注目を続けたい。自民党が狙っているのは年明け頃の総選挙ではないかと感じているので、大連立は可能性が低いような気がするのだが。

August 09, 2011

世界経済の手詰まり

以前から、国際経済の一体化によって先進国の不況が世界中に波及することを懸念してきたが、現状はまさにその通りになっている。

投機資本が国境に関係なく移動することにより、バブルも不況もすぐに世界中に広がってしまう。そして、金融経済に依存する各国は通貨の安値誘導で不況を他国に押しつけようとする。そしてそれが繰り返された結果、金融緩和も財政出動も行けるところまで行き着いて、すでに有効性を失っている。

この手詰まり状態から抜け出すには、国際金融に依存しない新しい国際経済モデルが必要だと思う。

過激な言い方をすれば、脱金融かつ脱グローバリゼーションを考えるべきだ。かつて、各地域の経済が緩やかな関わり合いしか持たなかった時代、世界を見渡せば常に不況と好況がどこかに存在していた。そして、好況の地域を手がかりにして不況から抜け出すこともできた。それに代わる不況脱出メカニズムが必要なのだ。

民主党後継代表に動き?

民主党代表候補に名乗りを上げる動きがやっと出始めた様に見える。菅降ろしは、後継に名乗りを上げる者がいないため立ち往生していたが、状況の変化の兆しと見て良いのだろうか。

もっとも、これまで名乗りを上げるそぶりを見せてはそのまま下りてしまうことの繰り返しだったので、もう少し様子を見る必要があるだろう。さらに他にも名乗りを上げる者がでるかどうか見守りたい。

また、これを受けて、増税と原発再稼働を選挙の争点にしたくない与野党が大連立に動くのかどうかに注目したい。ただ、前回総選挙のばらまき公約を取り下げたくない小鳩派が、取り下げを要求するであろう自公に対してどうでるか、これも一つの鍵になるだろう。

いずれにしても、菅氏は下りたが後継首相が指名できず、菅氏の業務処理内閣が延々続く事態は避けなければならない。円滑な移行を願う。

夏戻る

低温が続いていた東北地方に夏が戻ってきたようだ。

冷夏を懸念していたが、これが続けば作柄も期待できるだろう。

しかし一方では、電力不足も本番。電力と作柄の両立できる、ほどほどの暑さを期待したい。

August 08, 2011

水戸黄門終了

長く続いてきた「水戸黄門」がとうとう終了するという。数少なくなった「正統派」時代劇が無くなるのは残念だ。

若者に人気がなく視聴率が上がらないからだと言うが、視聴率が上がらないのはこの番組ばかりではない。若者全体の傾向として、テレビを見なくなっている(少なくともリアルタイムで)ことが背景にある。そして、テレビを見なくなって理由の大きな部分は、CATV等の有料放送、DVDのレンタルやインターネットに娯楽の中心が移っていることだ。

この為、若者向けの宣伝媒体としてのテレビの重要性が低下し、大手スポンサーがテレビに払う宣伝費を減らしている。これが原因で各局とも番組制作費を削減せざるを得なくなっている。その結果、番組内容がどこも同じ様なお手軽でつまらないものになっている。あるいは、ミステリードラマの再放送や、安く購入できる海外ドラマ、そして時間枠売りの通販番組の氾濫になっている。そしてこれが、さらに視聴者のテレビ離れを後押しするという悪循環を起こしているのだ。

このような状態から考えると、商業放送テレビ局が多すぎるのだという判断もできるかもしれない。放送業界全体として再編も考えねばならないだろう。


それはともかく、「水戸黄門」シリーズとしては東野黄門が一番おもしろかった様に思う。その理由は彼の演じた黄門が、年寄りのずる賢さやいやらしさを最も良く表現していたからだ。それが「水戸黄門」の面白さの重要な要素だった。それに較べて、最近の黄門様は格好良すぎてつまらなく感じる。もしも再開することがあれば、そのような要素も考えてほしい。世相に媚びない面白さも大切だからだ。

このような定番が、時代の流れとはいえ消え、お手軽制作番組に取って代わられてゆくのはやはり寂しい。NHKにはラジオ第1放送の「昼の憩い」や、ラジオからテレビに引き継がれて続いている「素人のど自慢」のような超長寿番組がある。このような番組にはまだまだがんばってほしいと思う。民放も新たな長寿番組の創出にがんばってほしい。

白煙を上げる船

久しぶりに摩耶山に出かけた。ちょっとした用事で車で出かけたついでに山頂まで走ってみたのだが、やはり山上の風は涼しい。市街地ではやかましいクマゼミの声はなく、ミンミンゼミ、アブラゼミ、チッチゼミなどの声が賑やかだった。

掬星台(山頂の展望広場)の風通しの良い日陰で海を眺めながら涼んでいたのだが、そのうちに大量の白煙が大阪湾中央部に上がっているのに気がついた(写真上の上寄り中央)。

よく見ると、どうやら大阪港に向かう大型コンテナ船のようだった。(写真下)
最近の船は、通常こんなに濃い排煙を上げることは無いので火災かと思ったのだが、何事もないように航行を続けていた。また、ニュースでも何も報じられなかった。機関の不調だったのかもしれないが、これほどの煙を出すことは珍しい。

August 07, 2011

米国債格下げの影響

米国の大手格付け会社の一つが米国債の評価を下げたという。これが週明けの株や為替にどのような影響を与えるかが注目されている。

格下げの一方で、米国の雇用が若干改善されたと言う報告もあり、プラスマイナス入り乱れていると言ったところかもしれない。

もっとも、一般に対するインパクトしては格下げの方が大きいだろうから、大方の予想は悪い方だろう。

債権に対する格付けは、資産価値としての評価に影響するので、もし他社が追随して格下げをすれば、金融機関に対する影響が出る。これは、貸し出しの縮小などの原因になり、景気抑制に働く。

ただし、大手格付け会社はほとんどが米国企業なので、簡単には評価を下げようとはしないだろう。米国の体面が傷つくからだ。しかし、他国の債権に対する格付けとのバランスを欠くようであれば、格付け会社そのものの信任にかかわり、それは金融市場にさらに混乱をもたらすだろう。

今後、格付け会社がどう動くのか、それが今後の景気に与える影響が注目されていると言っても良い。

その一方で、格付け引き下げはドル価値の低下を引き起こす。それは日本や中国など、大量の米国債を保有する国にとっては資産の減少を意味する。国際経済における基軸通貨の地位争いという面もあるが、ドル安は政界全体の金融資産減少という意味合いもある。全体のバランスを考えると、どう対処すればよいのかは、各国の財政事情や低金利事情を考えると簡単には答えが出そうもない。

August 06, 2011

大リーグの野球を見ていると髭面が多いことが目につく。髭のある選手を髭のない選手と較べてみるとやはり強そうに見える。やはり髭は「俺は強いぞ」と相手を威嚇するためのもののようだ。

それに引き替え、日本では髭面の選手は少ない。髭を伸ばしていると暑いと言うこともあるが、髭を蓄えていると偉そうに見せたがっているとされることもあるようだ。また、最近の若者は全般に髭が薄く、伸ばしている者の髭もなにやらみすぼらしい者が多い。これでは女の子が若者の髭を嫌うのも無理はないかもしれ無い。

また、女の子たちは立派な髭を蓄えた成人男子に精神的に圧倒されるのがいやなのかもしれ無い。あるいは圧倒されることに対する恐怖感があるのだろう。

August 04, 2011

退陣?総選挙?

なかなか前進しない永田町だが、様々な情報が交錯して情勢を見極めにくい。

最大の障害は受け皿になる体制が定まらないことだと思う。小沢氏が後継首相候補を探しているという報道があるが、新首相となってもそう先ではないと思われる総選挙で敗北することが明白なだけに、進むかどうかが注目される。

一方の自民党は総選挙への圧力を高めると言うが、震災の影響で年末までは総選挙を行うのは難しそうだ。また、本音としてはもう少し待ちたいという意見も強いだろう。理想としては、菅内閣が増税や原発再稼働をおえ、小沢氏の後半が始まる直前の9月辞職、非小沢体制での大連立かもしれないがそううまく行くかどうか。

結局は菅政権で年明けに総選挙になりそうな気もするが、菅氏が辞任しても後継首班が決められず、ずるずると業務処理内閣が続くことだけは勘弁してもらいたい。

外為介入

円高対策として円売介入が行われたそうだ。各通信社の速報値では一応の効果は出ているようだが、欧米の信用不安によるドル安の性格が強いだけに、効果がどこまで続くかは見透しにくい。

介入によって日本からの企業逃避を押しとどめ、景気刺激も期待したい。しかし、根底に国際情勢による各国の財政難が根底にあるだけに簡単には行かないだろう。日本だけの景気が回復したとしても、それがまた円高圧力となるからだ。

さらに、外為レートへの介入は不況の押し付け合いという要素がある。だから、米国はこの数十年とり続けたドル安政策を放棄はしないだろう。しかし押し付け合いの結果、国際経済全体が同時に不況に陥り、しかもそれから抜け出しにくくなっているように思える。

このよう中たちで経済のグローバル化が世界(先進国)同時不況をもたらしたことから、グローバル化前の代表的手法である外為操作が不況対策としては実情に合わなくなっているような気がする。

ここは是非とも国際経済学者に知恵を絞って、新しい国際経済コントロールの手法を考え出してもらはなくてはならない。学説だけではなく、実践可能なものでなければ意味がないが、世界は今それを必要としている。

追記;2011/08/05一部改稿

FX問題

FX候補の一つとされている米国のF-35の価格がふくれあがっているそうだ。

最近の報道によると、価格が高く運用コストも高すぎるとして米国で調達中止になったF-22とあまり変わらないレベルになっていると言う。原因は多用途性を欲張りすぎたことにあるようで、構造が複雑になり重量も増加して所期の性能が出ない恐れも指摘されている。米軍としては、部品の共通化などによる単価や運用コストの削減を狙ったのだろうが、完全に裏目に出た形だ。

F-22の運用トラブルも抱えている米国としては、なんとしてもF-35を実用化しなければならないが、価格の大幅増加で調達数の削減もあるかもしれ無い。さらに、調達数が減れば単価が上昇するので、同じく財政難を抱える日本が購入するものとして適切であるかどうかが議論になるだろう。

国産品優先使用主義者である私としては、同じ金を使うのであればF-2をベースに簡易ステルス版が作れないかと言いたいが、コスト的にも技術的にも現実性はない。

この際、日本の防空戦略から見直すべきなのかもしれない。

日本と中国;新幹線事故

中国の新幹線事故について、日本のネットでも賑やかなようだ。ただ、日本ではありえない、あるいは中国だから起きた事故だという意見には同意できない。また、その後も起きているダイヤの乱れについても中国のいい加減さの故だと言う意見も多い。これにも同意しかねる。

なぜならば、日本の新幹線が死亡事故を起こしていないのは単なる僥倖だからだ。その最大の危機は、阪神淡路大震災の時だ。あの震災の発生時刻が新幹線の始発前だったため、落下した高架からの脱線落下を免れることができたからだ。発生時刻が6時5分頃であったら、惨事になっていたはずだ。高架が落ちた場所は、震災後しばらくして通りかかったことがあるが、震災を起こした断層のほぼ真上で、付近では大被害を受けた住宅が帯状に続いていた。

このことから言えるのは、断層直上に高架がある場所ではいつでも地震による脱線事故があり得ると言うことだ。そして日本には既知の、そして未知の断層が無数にあり、そのうちどれが動きうるのかと言うことは全く予想できない。だから、地震による脱線とそれによる惨事はいつでもあり得ると言うことは知っておくべきだろう。

地震とは別に、今回の事故後も中国の高速鉄道ではダイヤの乱れが頻発していることを、あの国の技術と管理のいい加減さの例証としてあげるメディアがある。しかし日本を振り返ってみれば、新幹線のダイヤの乱れはさして珍しくもない。ポイント故障や信号故障、架線に異物が引っかかる等の送電事故や車両故障、さらには人身事故等で、毎週のようにどこかで発生している。ただ、単に安全対策の結果としてそうなると見なしているだけだ。

だから、中国の高速鉄道事故は中国特有の体質によるもので、日本では起こりえないという主張は好ましくない。運行管理システムのソフトウエア更新に伴って不具合が起きることもあるし、現在のシステムにもバグがないとは言えない。中国で起こりうることは日本でも起こりうるのだ。

August 03, 2011

米国債の格付け

懸念されていた米国債の債務不履行は当面回避されたが、格付け会社が各付けを引き下げる可能性がくすぶっている。さすがに米国の格付け会社は、格付けを引き下げることを避けたが、いつまで続けられるか見通しがつけにくい。

米国政府の信用問題だから、日本には関係がないかと言うとそうも行かない。なぜならば、日本銀行や民間の金融機関、さらには年金機構などが大量の米国国債を保有しているからだ。このため、米国債の格付けが下がると国債の評価価値が下がるので、これらの機関が保有する資産が大幅に目減りすることになる。

これはさらに様々な問題を引き起こす。たとえば民間金融機関では資産減少を補うため資本増強が必要になる。また、年金機構や保険会社などはでは保険金支払い能力が低下する。さらに資産減少により日銀の信用も低下し、これは日本政府の信用低下につながる。

日本政府の信用低下は日本国債の格付け低下にもつながる可能性があり、こうなれば日本国債を大量jに保有する日本の金融機関の信用がさらに低下する。

と言うわけで、米国政府の信用不安は株価だけでなく、日本政府の信用低下につながる可能性があるだけに、対岸の火事とばかりに人ごととして眺めているわけにはいかないのだ。

August 02, 2011

米国の大旱魃;またも穀物価格が高騰?

しばらく前から東アフリカの大旱魃が報じられているが、今度は米国南部が大旱魃だそうだ。

今年の米国は春から大洪水、大熱波、大干魃と異常気象が続いている。世界の食料貿易におけるシェアが大きい米国の異常気象はすぐに食料価格に影響する。ロシアの旱魃で小麦価格が高騰した昨年に続き、今年はトウモロコシや大豆の価格が高騰するのだろうか。

新型リチウム電池

電気自動車などの蓄電池の主流とされているリチウム2次電池には弱点がある。それは、電解液として使用される有機溶剤が可燃性であるため、事故時に火災になる可能性があることだ。

しかし今回、不燃性の固体電解質を用いる新型電池が開発されたそうだ(記事)。記事で紹介されている材料を見るとコストや重量が気になるが、今後に期待しよう。

August 01, 2011

日本は政治先進国

読売新聞が引用している英国メディアの記事(読売新聞の記事)によると欧米の政治の日本化が進んでいるそうだ。

その記事によると、欧米の政治家たちは日本の政治家たちと同様に決断を嫌う傾向が強まっているのだそうだ。

どうやら日本は政治的には先進国らしい。

節電を口実にして・・・・

世の中の節電の動きを見ていると、節電の必要のない夜間の時間帯にも消費電力削減に走っている様に見える。

もしかすると、節電を錦の御旗にした企業の強引な経費節減かもしれない。それはそれでいっこうにかまわないが、やり過ぎて別のところで経費が増えないようにご用心を。

放射性物質汚染への豪雨の影響

このところ続いている豪雨のため、放射性物質汚染の状況は大きく変化しているはずだ。

土壌表面にあった汚染物質は、雨水に溶けたり洗い流されたりして移動する。特に水溶性が高いセシウムやヨードは、流れにのって移動するだけでなく、地中にも浸透するだろう。大きく減った場所もあれば、大きく増えた場所もあるはずだ。

測定済みだと安心せずに、何度でも計り直す必要がある。

西風の大蛇行と天候異常

梅雨が舞い戻ったような天候が続いているが、その背景には西風(偏西風)の大蛇行があるようだ。

高空気象図を見ると、しばらく前から日本上空の西風がほとんど消失している。一方、西風の本流はバイカル湖付近で南下した後、満州南部で急激に向きを変えて沿海州上空を北上し、オホーツク海の北側で東に向きを変えている。通常、右カーブの内側には高気圧があり、左カーブの内側には低気圧がある。これがオホーツク高気圧が長持ちしている理由だろう。

米国の異常気象まやはり西風の蛇行が原因らしいが、西風の大蛇行が続く限り今の天候が続きそうだ。

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