立ち往生の菅降ろし
「菅降ろし」の声は相変わらず賑やかだが、おろす側が立ち往生している。
「菅降りろ」と言いはするが、次期首相として起つ者無く、推す者も推される者もいない異常な状態。
あるTV局の世論調査では次期候補として名をあげられた者に二桁の支持を得た者がいなかったという。次期首相としてふさわしい者がいなければ、降ろすことも降りることも出来ない。
起つも出来ず、降ろしも出来ないのであれば、せめて積極的で実行可能な政策提言をしてもらいたい。今のように、ただ菅氏に成果を上げさせないことだけに血道を上げているのでは、政治家として失格だ。
どうしてこれほど次元の低い、中身のない権力争いになってしまったのか。
たとえば、菅さんに代わって新しい方が総理大臣になったら、どういうことを国民にアッピールするのか。日本の政府は何をするのか。
大連立は手段であって、その目的はまた別であります。その話なしでは、国民は政治にはあまり興味はありません。
問題を解決する能力はない。だが、事態を台無しにする力だけは持っている。
これを実力者の世界というか、親分の腹芸か、それとも政党の内紛のようなものか。
かくして、日本人の世の中は難しくなっている。
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Posted by: noga | July 09, 2011 05:02 PM