高分解能光学天体望遠鏡(合成開口光学望遠鏡)
太陽系外の惑星探しが盛り上がっている。
このような惑星探しは様々な手段で行われているが、合成開口光学望遠鏡はどうだろう。合成開口技術は、レーダーや電波望遠鏡ではすでに利用されている。
同じ様な考え方で、中型の天体望遠鏡を複数まとめて配置する(たとえば、直径1、000mの円周上に6基)ことで分解能を上げれば、比較的近い距離にある惑星系を調べるのに役立つのではないだろうか。最近のデジタル画像処理技術を活用すれば、可能ではないかと思うのだがどうだろう。
追記(2011/09/05);
複数の光学望遠鏡を干渉計として使うことは、欧州南天天文台のVLTとハワイのケック望遠鏡やすばる望遠鏡などを利用してすでに行われているが、直接に2次元画像を得ようという試みは今のところ無いようだ。
追記(2011/06/26);
現在建設中の超大型天体望遠鏡(TMT)は30mの口径を持つそうだ。これを含めてマウナケアにある大型望遠鏡を組み合わせて使えれば面白いかもしれない。もちろんチリにある大型望遠鏡も動員できるとさらに効果があるだろう。
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