大連立のいいわけ探し
結局のところ、退陣要求は大連立のいいわけ探しにすぎないことが露呈し始めている。
菅政権をののしり続けてきたので、内心求めてきた大連立参加の名目がたたない。これが野党の本心であることは以前から明白だったが、とうとうそれが表面に出始めたというわけだ。もっとも、メディアも国民の多くも、この点からは故意に目を背けてきた様だが。
浅ましく見苦しい与野党の幹部たち。そして白々しい報道をするメディアとそれをはやす国民。海外メディアが「被災者を放り出して何をしているのか?」とあきれ果てたコメントを出すのも当然だ。
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日本人には、世界観がない。
それで、人々には、社会の行き着く先に想いを寄せる習慣がない。
だから、政治問題に関心がなく、その解決策にも関心がない。
「指導者は、何もしないのが最大の貢献である」とか、「指導者には、いますぐ辞めてもらいたい」といったものばかりが考えとなる。
現在の指導者を助けて長持ちさせ、改革の効率を少しなりとも上げるといった考え方はない。
より良い指導者を推薦することもなく、より良い政策を提案する能力もない。
どうして現在の指導者を退陣に追い込むかに頭を使っている人が大勢いる。
問題解決の能力はないが、事態を台無しにするだけの力を持った人がいる。
それで、各首相の政治生命は結果的に甚だ短い。
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Posted by: noga | June 05, 2011 11:09 PM