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April 20, 2011

Win7;32bitか64bitか

しばらく前からWin7を64bit版にしているが、これまでのところ私の使用形態では64bit版ではメリットよりもデメリットの方が大きいようだ。

その最大の理由は、従来使ってきたハードウエアとソフトウエアの一部が使えないことだ。購入して4~5年以内のものは64bit用のドライバーがハードウエアメーカーから提供されているものがあるが、それ以上古いものは提供されていない物が多い。またソフトウエアも、それ以前から使っているものは64bit非対応の物が多い。また、64bit版ではメモリー空間が広いので、大量のデーターを使う場合に有利とされている。しかし私の場合は、GBクラスのデーターを扱うことがないので64bit版にして早くなったという感じは全くない。

結局のところ、動画編集を行うアーティストや、大量のデーターを使う科学計算以外では実感できるような速度差は無いだろうというのが私の結論だ。しかしこの分野ではマッキントッシュを使う人が多いようだ。テレビ番組でこのような人たちが使っているのもほとんどがマック。マックは大昔に職場で少し使った(MacⅡ!)だけでほとんど知らないのだが、恐らく大量のデーターを処理するような作業ではそちらにメリットがあるのだろう。

とはいえ、ハイスペック・ゲームでは歴然とした差があると主張する人はいるだろう。しかし、ハイスペック・ゲームに必要なハードウエアの総費用はばかげて高い。複数のゲーム専用機を束にして運用するシステムを考える方が、よほど費用効率がよいだろうにと感じるほどだ。現にPS3は安価なスーパーコンピュータ用のユニットして多数(私が報道からカウントしただけでも1万台をはるかに超える)が利用されている。それに倣えば、既存のゲーム専用機のハードウエアを束にして使うというアプローチは成立するはずだ。

それ故、PCによるハイスペック・ゲームと言うマーケット自体が今後縮小してゆくだろうと私は考えている。GPUメーカー自体が、技術計算用マルチコアプロセッサーへのGPUの転用を模索しているのはその一つの表れだろう。

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