海洋型巨大地震
昨日の地震は、海洋型巨大地震の恐ろしさを見せつけてくれた。
私が体験した阪神淡路大震災はプレート内部の直下型地震で、激しく破壊された範囲は狭かった。それはその後も続いた大地震でも同じだった。しかし、プレート境界で発生する海洋型巨大地震で被害を受ける範囲は比較にならない。
阪神淡路大震災ですら、ライフラインの復旧には約3ヶ月かかり、交通網の再開にはさらに長期間かかった。今回の被害ではさらに長期間かかるだろう。他地域からの大量の人的応援が不可欠だ。
また今回の津波では、過去の大津波を基準に作られたと思われる各地の防潮堤を越える津波が襲来した。しかし、今以上の高い防潮堤を作るのは現実的ではなさそうだ。防潮堤と、防潮堤を越えられた場合の対策との2段構えが必要だろう。
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