またまた舌禍
洋の東西を問わず、舌禍事件が後を絶たない。今度は米国国務省の高官が舌禍で更迭された。
以前に、日本の政治家の国内向けと国外向けの発言の使い分けはもはや通用しないと書いたが、内輪の発言やオフレコの発言がネットを通じて公開されて物議を醸すのは世界共通の現象のようだ。これは言う側の無警戒が第一の原因ではあるが、内輪のジョークも公式の発言も区別なしにネットにあげてしまう聞く側のわきまえのなさも原因だろう。
しかし、大勢の聞き手がいればその水準もまちまちだ。もはや内輪でも軽率な発言、特に受け狙いのジョークや毒舌はそのまま舌禍に発展しうると考える方がよい。たとえ「これはジョークですが」と断った発言でも、悪意あるまたは不快に感じた人物によってその断りを外して公開の場に流されると考えなければならない。
今はもう、お笑いタレントをまねて笑いをとって受けようと狙うのはきわめて危険だと言うことだ。事前に周到な推敲を経たものしか口にすべきではなく、その場の思いつき発言などもってのほかだ。そもそも、公人がお笑いタレントのまねをすると言うことが間違いで、見識がないということでもある。
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