トンデモ科学者の疑問(人類学編4)
ナショナルジオグラフィック・ジャパンのウエブサイトに古代人の顔の復元想像図が出ている。(記事1、記事2、記事3、記事4))。
復元されたのは1991年にアルプスの山中で発見された、アイスマンと呼ばれる5,000年前に亡くなった男性の顔だ。記事1では最新のやや年老いた復元想像図が、記事3では1993年の壮年男性ものが出ている。
両者の印象は大きく異なるが、特に異なるのは髭の表現だ。記事3ではあごひげだけがあり、記事1では長い口ひげもある。これを見て思ったのは、人間の髭はいつ頃から、何のために伸びるようになったのかと言う事だ。そしてもう一つ、カミソリやハサミが発明される以前、男達は髭をどう処理していたのかと言うことだ。
男の髭が長く伸び、女性の頭髪が長く伸びるのは現生人類の特徴だ。しかし、そうなったのはいつからなのか、先行人類にも伸びるものがあったのか。伸びることにどんなメリットがあったのか。疑問が次々とわいてくる。
頭髪や髭は化石では残りにくいが、先行人類のゲノム解析がすすめばいつか分かるかも知れない。実用的な意味はないかも知れないが、私には興味がある。
« 早春の花開く | Main | IE8がフリーズする »
« 早春の花開く | Main | IE8がフリーズする »
Comments