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March 2011

March 31, 2011

宮崎県で検出された放射性ヨウ素への疑問

宮崎県で極微量の放射性ヨウ素が検出され、福島第一原発事故の影響と見られると県が発表したと、大手メディアが報じていた。この記事は各サイトのその後トップページから消えているが、削除されたわけではないようだ。

しかしこの発表内容には大きな疑問がある。それは、卓越風を考慮すると福島から拡散した放射性ヨウ素とは考えられないと言うことだ。放射性ヨウ素は半減期が短いので自然界には存在しないと一般には言われているが、厳密に言えば常に極微量は存在する。その由来としては人工施設からの放出もあるが、火山や温泉などからの放出や、宇宙線に由来する放射性物質からの生成だ。

今回検出された放射性ヨウ素も、宮崎県西部にある霧島火山群に由来する物である可能性は否定できない。是非とも事故前の平常値との比較で論じてもらいたい。

March 29, 2011

西欧のダブルスタンダード

リビア情勢のニュースを見ると、いつものことながら西欧諸国のダブルスタンダードが透けて見える。

反西欧を掲げるカダフィ氏と反体制派の内戦(双方が火器を執って砲火を交えている現状は立派な内戦だ)には反体制側として武力介入するが、親米を掲げる他の国に関しては反体制側への弾圧を黙認する。

これは立派なダブルスタンダードだ。さらに、スイスの参戦に至っては何をか況んや。生まれ落ちた瞬間から、キリスト教の教義を社会規範として育てられる環境では、キリスト教的利害判断に疑問を持たないのは当然かもしれないが。

March 28, 2011

高齢者は食べる

放射能騒動で、汚染地域以外の産地の野菜も風評被害を受けているようだ。しかし我々高齢者(私はまだ前期だが)は、許容範囲で出荷された野菜はどんどん食べさせてもらう。

それは、産地支援というわけではない。あと10年か20年か知らないが、棺桶への道のりを考えれば、微量の放射性物質の増加による発癌リスクの増加など無視できるからだ。これまでの人生で、発癌リスクは十分に積み上がっている。さらに、循環系の病気やその他の病気による死のリスクも含めて考えれば、どう統計を取ってみても検出可能な差にはならないだろう。

だから、我々高齢者は国産野菜を食べる。

自民党はどこにいる?

震災以来自民党の影が薄い。いや、自民党ばかりでなくすべての野党がと言ってもよい。むしろこの緊急時に、責任を追う立場から逃げ回っている様に見える。

非常事態だというのに何らの実効性ある提言もせず、連帯を持ちかけられれば尻込みする。そして何か非難する機会をうかがう姿勢しか見せていない。

どうやら谷垣氏が率いる自民党は、民主党政府が震災対策を終えた後、支持率が低下して政権が転がり込むのを待つことにしているようだ。しかしそんな棚ぼた待ちで国民の支持を得ようというのは、浅ましく情けない。政権を狙う党としての資質がないと言われても仕方がない。

自民党はこの非常時にいったい何をどうしたいのかはっきりとすべきだし、国家再建への意義ある提案を積極的にすべきだ。またその提案が、単なる人気取りのばらまきやリップサービスであってはならない。


こんな情けない自民党に誰がした?自民党をぶちこわすと豪語した小泉氏か?それとも国民だろうか。

日本人は生活様式の変更を迫られている

福島第一原子力発電所の事故で始まった関東地方の電力不足。原子力発電所の発電量を補填する手段が無いので、これは長期間続くだろう。さらに、他地区の原子力発電所の見直しや改修が始まれば、他地区にもこれが波及する。

その理由は簡単だ。新しく大規模な発電所を造る目処が立たないからだ。原子力発電所であれ、火力発電所であれ、大規模な発電所を新規に建設するには10年単位の期間が必要だ。そして大規模な水力発電所となればさらに長期間が必要になるし、そもそも適地がほとんど残っていない。さらに、火力発電所は温暖化対策でむしろ減らすことが迫られているし、水力発電所も環境や生態系への影響が大きい。また、他地区からの融通量を増やすにも周波数変換施設の増強が必要であり、これにも3~5年はかかり、他地区での節電も必要になる。

結局、選択肢として残るのは、電力消費量の削減だ。そのためには、生産様式も生活様式もともに電力を消費しない形に変える必要がある。

たとえば、エアコンの使用を前提とした現代の住宅構造は変えるべきである。昭和30年代までの住宅は夏の気候に焦点を合わせて、自然通風を最大限に利用するようデザインされていた。このためエアコンが無くても涼しく過ごせた。もちろん、クーラーに比べれば気温は高いがこれは慣れの問題だ。冬の寒さには1~2枚の重ね着をすればよい。そして何もかも電気で自動化、省力化というのも見直すべきだ。少しでも多くの産業用電力を確保して雇用を維持するためには、一般家庭での消費電力を半減させるぐらいのことが必要だろう。

また、現代の産業も大量の電力消費を必要とする。特に先端産業は、必須のクリーンルームを維持するため製造そのものよりも大量の電力が必要だ。そして工場が休止の期間も、外部からホコリが進入するのを防ぐため運転を続けなければならない。このようなクリーンルームの構造も見直して、電力消費減らす余地があるはずだ。さらに、工場や流通での物品移動も、電力を使わない方法を工夫するべきだ。電力が雇用の頭を抑えるようなことがあってはならない。

さらに、無駄に明るいパチンコ屋などの遊技場の装飾照明やガソリンスタンドの照明、むやみに明るい街路照明や建造物のライトアップなども、強制力を持った形での削減を考えるべきだ。

March 26, 2011

農家救済に休耕地の活用を

今回の震災によって多くの農地も被害を受けている。そしてその一部は、地盤沈下による水没や放射能汚染などによって長期間耕作ができない可能性がある。

そんな農家を救済するため、全国で増加している耕作放棄地や減反対象農地を利用してはどうだろう。本来の農地が耕作可能になるまで、このような使用されていない農地に移って農業を続けてもらうのだ。

もちろん、本来の農地に比べれば条件が悪いし十分な面積を利用できない可能性も高い。しかし、耕作可能になるのを他の仕事をしながら待つよりも、農業が続けられると言う点でよいのではないだろうか。もちろん農地の賃借料や所得の補償はしなければならないし失った機材の補助も必要だ。その費用のうち、放射能汚染分については国の立て替えとして、東電が支払い可能になり次第徴収すればよい。

また、これは被災した農家の救済策であるばかりでなく、荒廃する減反農地や耕作放棄地の救済策になり、過疎化する農業地域の維持振興策にもなる。さらに、本来の農地が耕作可能になり帰る際に、家族の一部が残って定住してくれるかもしれない。そうなれば、これは過疎地農業の回復策にもなる。

簡単にうまくはいかないが、一時的に耕作を断念しなければならない農家に提案してみる価値はあるのではないだろうか。

March 25, 2011

被災地以外でできること

今回の震災と津波の被害を見て、被災者のために何かしたいと思っている人は多いだろう。しかし現地に行って何かしたいと思っても、様々な理由からそれができない人も多いだろう。しかしそれを気に病むことはないだろう。現地に行かなくてもできることはあるからだ。

それは短期的には、義援金を各自の能力に応じて拠出すること、被災地で必要な物の消費を控えること、被災地から逃れてきた人を温かく迎えること、救援活動の邪魔になるような行動や言動を控えることなど。まだまだあるだろう。

長期的には、各自が経済的に可能な範囲で消費を増やすことで景気の後退を抑え、さらには景気回復に寄与することもある。そうすれば国や地方自治体の税収が増え、被災地の復興に役立てるための支出を増やすことができる。もちろん、何でも買えばよいと言うことではない。可能な限り国内経費率(注)の高い物を買うことが望ましい。

なぜならば、製品や原材料の輸入代金に当たる部分はそのまま国外に流出して、国内の雇用に寄与しないからだ。雇用が増えなければ国内の所得は増えず、景気も根本的には回復せず、この20年続いてきたような見せかけの景気回復にしかならない。この点は十分認識しておく必要がある。

注;国内経費率=販売代金の内、国内に向けて支出される費用の比率。言い換えると、販売代金から輸入代金を引いた残りが占める割合。

季節は巡る

神戸の市街地では染井吉野がちらほらと咲き始めた。そして街にはイカナゴを煮る香りが流れている。この季節の神戸の香りだ。

神戸名物の「イカナゴの釘煮」だが、阪神淡路大震災後は家庭でつくる人が増えた。季節が巡って再び春になったことを喜ぶとともに、震災で援助してもらった親戚や知人に贈って感謝の気持ちを表すためだ。

今年はさらに、大地震と大津波の被害にあった人たちを元気づけようと贈る人も多いだろう。神戸が元気になったように、今回の被災地も元気になってほしいとの願いを込めて。

March 24, 2011

黄色い粉が降る

関東地方では今日、黄色い粉が降ったと言う騒ぎがあったそうだ。しかし、春から初夏にかけては黄色い粉が大量に降ることはごく普通にある。通常は騒ぎにはならないが、放射能で神経質になっているので気づいた人が多かったのだろう。

春先には杉や檜類の花粉や黄砂のせいで、止めておいた車が黄色くなることがある。また、大量の黄砂を含んだ泥水の雨が降って前が見えず、車の運転に苦労したこともある。

さらに、5月の連休頃には松の花粉が飛ぶ。これも鮮やかな黄色い粉で、海岸防風林のある場所ではあたり一面が黄色くなるほどの量が飛ぶ。ただし、松の花粉症というのは聞かないが、杉に比べると粒子が大きいせいだろうか。

March 21, 2011

桜春

この数日の暖かさで、神戸では「染井吉野」のつぼみが急速にふくらみ始めた。場所によってはピンク色の花弁もちらほら見えている。冬中咲き続けてきた「冬桜」も急激に花の数が増え最後の花盛りだ。

市街地では街路樹の「辛夷」の白い花も多くなり、「雪柳」や「沈丁花」も盛りに近づいた。桜が咲く本格的な春ももうすぐだ。春の花たちが、被災地の人々の心を少しでも和ませてくれることを祈ろう。

写真は満開になった冬桜。右側の枝にメジロがいる。

不可避になった原子炉崩壊(2)

不可避になった原子炉崩壊」の続き

追記(2011/03/21 10:45);
まだ一進一退状態が続いていて、どうにか格納容器崩壊という最悪の事態にはならずにいるようだ。

しかし福島第一発電所の原子炉の再稼働は技術的に困難だろう。そうなれば、関東地方に他地域からの転送量が増え、長期間電力不足が全国的に波及することになる。もっとも、転送するために必要な周波数変換施設の容量が小さいため、これが拡大されるまでは関東地方限定となる。そして転送容量拡大には数年かかるだろうし、新規発電所の建設には10年以上かかるだろう。それまでは、電力消費量の大きい施設は他地域の施設への操業振り替えが必要になる。これに伴って従業員の移動も起きるだろう。

また、温暖化防止の観点から火力発電所の新規建設は困難になる可能性がある。この点も考慮しなければならない。当分は原子力発電所の建設は難しいし、津波対策の改修のための操業停止も必要になるだろう。

つまり、電力不足が恒久化する可能性が高い。結局は生産用および公共用の電力を確保するために、各家庭での電力消費を抑えなくてはならないのだろう。これまでの何でも電気で省力化という生活習慣を変えることが迫られる。

追記(2011/03/29);
原子炉のトラブルは一進一退のようだ。改善された部分もあるし、悪化しているように見える部分もある。しかし、現場で放射線障害の危険を冒して奮闘しているにとたちのことを考えると、早く出口が見えてほしいと思う。

また、この問題が解決しなければ被災者への支援と復興に本格的に取りかかれないという面もある。関係者の無事と早期の終息を祈る。

それはそれとして、原子炉周辺で作業している人たちの装備が軽いように思うのだがどうだろう。冷戦時代にはありふれた装備だった核戦争用の防護服は、もう米軍にも残っていないのだろうか。潜水服のような防護服の写真を見た記憶があるのだが。

追記(2011/04/06);
ここ数日、原子炉の温度が話題にならなくなった。冷却問題に目処がつき始めているのだろうか。温度上昇が止まれば、放射性物質漏洩の対策にも腰を据えてとりかかることができる。

そうであることを期待しよう。

追記(2011/04/08);
強い余震が続いているのでそのたびに作業が中断されているようだ。とはいうものの、炉心温度は落ち着きつつあるようだし、高濃度放射性物質の流出が止められれば、本格的に事後処理にかかれるだろう。
今後は、炉心に残っている燃料棒を抜き取って冷やすための施設を作り、燃料棒をそこに移し、炉心は重コンクリートで埋めることになるだろう。しかし、それにはまだまだ時間が必要だ。また、埋める前に今後の事故対策に役立てるための詳細な調査も必要だ。

March 20, 2011

放射能雨

私が子供の頃、第二次世界大戦戦勝国が競って大気圏内核実験を行い、その都度大量の放射性元素がまき散らされた。そして放射性元素を含むチリが西風に乗って流れてくるので、その都度毎日の上空での測定結果が報道されていた。

そして雨が降ると、その放射性元素を含んだチリが取り込まれて降ってくるので、それを「放射能雨」と読んでいた。広島や長崎で被爆した人たちや第五福竜丸の被爆者の中には頭髪が抜けた人もいたので、我々子供たちは放射能雨に当たると禿げると言い合って大げさに怖がっていた。

その後、大気圏内核実験が自粛されるようになって、放射能雨も人の口に上らないようになった。しかし今回の事故によって、西風以外の日は放射能雨を気にしなければならなくなったようだ。

一日も早く事態が収まり、「放射能」を気にしなくてよい日が来ることを祈る。

追記(2011/03/21);
当時話題になった放射性元素は主にコバルト60、ストロンチウム90、セシウム137など常温で固体の元素(注)だった。今回は炉心そのものが爆発したわけではないのでこれらではなく、揮発性の放射性元素であるヨード131、クリプトン85、キセノン127などが話題になっている。これらは半減期が短いので、天然には少ないので指標として用いられるためだ。

放射性元素としてこのほかに、ウランの代表的核分裂生成物の一つで、温泉でおなじみのラドン(すべての核種が放射性)も出ているはずだが、これは自然に存在する量が多く、地域によるばらつきが多いので指標としては用いない。ついでに言えば、石やコンクリートで造られ気密性が高い西欧の住宅では、これらから発生するラドンによる発癌が問題になったことがある。

注;これらの元素は非破壊検査や化学分析、そして医療での検査や治療にも用いられている。

March 17, 2011

雪が降る

昨日今日と神戸は雪。さすがにここでは積もることはないが、東北の被災地は大雪のようで、避難所で寒さに耐えている人たちのことが気がかりだ。

そういえば、阪神淡路の震災直後も小雪が舞う日が続いた。

街を歩けば、あちこちでコブシの白い花が咲き始めたりして、春はすぐそこまで着ている。一日も早く過ごしやすい気候になってほしいと願う。

何かできることがあれば

東北地方では生存者救出から、救援物資輸送が再優先事項になっている。

前項では海上からの輸送のボランティアを提案したが。陸上でもトラックやその運転手が不足しているそうだ。だが、現役を退いた人たちのなかには多くの有資格者がいるだろう。そんな人たちの出番かもしれない。

私も8t限定付きの一種普通免許と甲種危険物取扱者の資格がある、手伝えることがあるかどうか探してみよう。

また、四輪車がまだ通れない山間への配送には中型のオフロードバイクが役に立つ。バイク乗りにとっても活躍の場が十分にある。

March 16, 2011

救援物資輸送ボランティア

救助作業とともに物資輸送路の確保にも、多大な労力が向けられ始めたようだ。被災地が広いだけに、輸送路の確保は重要だ。食料や飲料水、医薬品などを届けられないうちは、救援ボランティアも現地に入れない。貴重な食料などの必要量が増えるからだ。

被災地の多くが海岸にあり、内陸からの補給も停電などで鉄道が使えないので困難なようだ。そこで提案したいのが、小型船所有者たちによる輸送ボランティアだ。特に近海を航行できるレジャー用のクルーザーや遊漁船の所有者たちに考えてもらいたい。

数カ所の港湾を救援物資の集積地として利用可能にする作業も、急ピッチで進んでいると聞く。そこから大型船の入れない場所にある集落に、物資を届けることへの協力を考えてもらいたいのだ。

かのダンケルク撤退作戦には、レジャーボートや手漕ぎボートまで参加したという。それ並とは言わないが、船を持つ富裕層の方々に協力をお願いしたい。

March 15, 2011

原発崩壊対策

事ここに至っては手遅れであるが助言したい。

孫子の兵法に言うごとく、小出し遅出しの愚は敗北につながる。これ以上の人的被害を押さえるためには資源の集中投入を行うべきだ。すでに原発は再建不能の段階に至っている。また、チェルノブイリを上回る規模になろうとしている、その前提で対応すべきだ。

また、人的被害を避けるための避難も、小出しに行うのではなく一気に行うべきだ。その方が混乱を少なくできる。

March 14, 2011

海底地滑り?

海上にいる自衛隊艦船から新たな大津波発生が報告されている。気象庁はそのような大きな津波を発生させる地震は起きていないと、危険を打ち消すような会見を行っている。しかしここは避難する方がよい。10時頃の地震で大規模な海底地滑りが起きた可能性もあるからだ。

先日の地震で海底の斜面もあちこちでゆるんでいるだろう。かつてハワイでは大規模な海底地滑りで発生した巨大津波が、標高100mに達した痕跡があるという。地震が小さいからと言って油断してはいけない。

沖合で3~5mの引き波となれば、次の寄せ波がどれほどになるのか、海底地滑りで起きた津波がどのようなパターンになるのか。全く未経験の現象だけに予想は不可能だ。艦船からの報告が間違いだと確認できるまでは避難を続けてほしい。

追記(2011/03/14 13:47);
その後津波の情報は福島県警以外からは無いようだ。大津波が発生していなかったのであれば喜ばしいことだ。ただ、海底地滑りによる津波があり得ることは念頭に置いておくべきだ。

防災と緊急時の対応(2);最悪を想定して最善を目指せ

防潮堤と言えば有名な「田老町の防潮堤」がある。これは10mの高さがあるが、今回の津波では持ちこたえられなかったかもしれない。

しかし、これを超える高さの、今回の津波を食い止められる防潮堤を全国の海岸に張り巡らすのはとうてい無理だ。やはり避難場所の確保と、避難の時間を稼ぐ何段構えものシステムを考えなければならない。

たとえば、海岸には100年に一度の津波を想定した防潮堤を作り、その内側にはこれを越えた水を一時的に食い止める防壁を数列作り、さらに奥への避難の時間を稼ぐ。そして、後列の防壁の上や背後に避難デッキを作る。

その他にもいろいろな手段があるだろうが、要は最悪を想定して最善を目指すことで、そのために経済的にも最善の手法を組み合わせると言うことだ。

今回の津波は千年に一度の規模だという。それならば一万年に一度の津波はどんなものになるのか?ハワイには標高100mにまで駆け上がった津波の痕があるという。そんなものに対抗する防潮堤を作るのは現実的ではない。それならばどうするのか?あきらめて死んでくれと言うのか、少しでも助かるチャンスを増やそうとするのか。

それはそこに住む住民が決めることではあるが、莫大な資金が必要なことなので沿岸部以外に住む人々の合意も必要だ。

March 13, 2011

陸自総動員

陸上自衛隊の被災地への派遣数を10万人にすると言う。総人員が15万人強であることと、充足率が100%ではないことを考えると基地保全要員以外の大部分が投入される計算になる。

被災者と救援部隊への食料や生活物資の輸送だけでも大変な量になる。海空からの大規模な補給が必要だ。ダンケルク撤退ではないが、民間船舶の協力も必要だろう。

また、水没したままの地域での救援活動には、ホバークラフト型の揚陸艇が必要だろう。それを通すために、一時的に堤防を撤去することも考えるべきだ。

防災と緊急時の対応(1)

防災と緊急時の対応は、最悪を想定して最善を目指さなくてはならない。つまり、最悪の事態を念頭に置いて、それに対する何段構えもの対策を準備しておくべきなのだ。

起こるか起こらないかわからない規模の災害に対して、日常的に起こりうる災害と同じように備えるのではいくら資金があっても足りない。頻繁に起こる災害への備えはこう、さらに百年に一度、千年に一度、起こらないかもしれないが可能性はある災害への備え、とそれぞれを段階的に考えておくのだ。

たとえば、今回のような10mを超える津波に備えて、高さが何十mもの防潮堤を全国に張り巡らすことなど不可能だ。だから、数m級の津波は防潮堤で食い止める、これを超える津波が来たら避難デッキの高さが20mの津波にも沈まない避難所を準備しておく、と言うようなことを、段階的に積み重ねるのだ。

March 12, 2011

どんな春に

テレビで原発事故の状況を追っているうちに、暗澹とした気分に襲われたので午後には散歩に出かけた。

ロシアが日本にとっては「暗黒の金曜日」だと言ったように、この先どうなるのか見通しが立たない。しかし、散歩の道ばたの日だまりでは「ほとけのざ」が咲き、「ゆきやなぎ」もちらほら咲き始めている。お水取りが終わりに近づき、寒さもゆるみ始めた。春が確実に近づいている。

三宮では早くもいくつもの団体が募金を始めていた。私も少しでもと千円札を入れて協力した。これはむしろ、自分の心を軽くしたかったからかもしれないが。

最悪の事態も予想される原発の状況だが、その被害が少しでも軽く、津波の被災地の復旧に早く取りかかれることを祈ろう。すぐそこまでやってきている春が「嘆きの春」に終わらず、「再起の春」になるように。

不可避になった原子炉崩壊

福島第1原発の原子炉崩壊が不可避になったようだ。チャイナシンドロームとも呼ばれる、炉心溶融による炉体崩壊だ。おそらくスリーマイル島事故や、チェルノブイリ事故に匹敵する歴史上最悪の事故の一つになるだろう。

こうすることを検討していると言う情報ばかりで、こうしている、あるいはこうしたという情報が出てこないので、有効な処置がとれていないと推定していたのだがやはりそうだったようだ。会社勤めの経験でもこうすることを検討していると言う報告しかあがってこないときは、何もしていないのが一般的だから。

それはそれとして、西風が吹いているうちはよいが、高気圧の接近で風が東に変わるだろう。周辺の避難範囲を拡大しなければ、チェルノブイリ事故同様の人的被害が出る。早急に手を打つべきだ。

二つの原発が同じ事態を起こしていると言うことは、安全システムそのものに欠陥があったのだろう。発電所が停電で操作不能に陥ったというのでは冗談にもならない。

そして、この事故で福島の2原発が運転不可能になるだろうから、関東地方のの電力需給と、東電の経営は深刻なダメージを受けるだろう。少なくとも福島第2の方は救わなくてはならない。東電幹部に対しては、そのための勇気と迅速な決断が求められている。

追記(2011/03/12 20:58);
すでに高温の金属と水との反応による水素爆発が起き始めているようだ。爆発が大規模なものにならないことを祈る。

追記(2011/03/14 22:21);
今のところ原子炉の底は持ちこたえているようだ。どうか底が抜けませんように。

不可避になった原子炉崩壊(2)に続く

原発事故

地震のため、原発が故障し炉心溶融が始まっているようだ。

しかし、発電所が緊急停止したが非常用発電機が使えないというのはどういう状況なのだろうか?周辺から電力を供給できる前提で、非常用電力の確保が手薄だったのだろうか?

コンピューターが故障して起動できないという間抜けな事情ではないと思うのだが・・・・。

いずれにしても、緊急時に自動装置が使えないことは多い。そのような場合に人手で操作できる手段は確保しておかなければならない。効率化ばかり考えて、非常事態に対する備えを行わないのは本末転倒だ。

追記(2011/03/14 22:28);
事故原因は非常用発電装置が津波で水没したためだという。耐震性にばかり気をとられ、浸水防止に手抜かりがあったか・・・。

日本の原発の大半は海岸に立地している。津波による水没が防止できるかどうか、早急に見直す必要がある。

続く余震、そして周辺地域の地震

関東・東北周辺の太平洋ではまだ余震が続いている。さらに、報道によれば関東・東北の太平洋沿岸が最大75cm沈下していると言う。おそらく沈下だけでなく東へも移動しているだろう。

おそらくこれが周辺地域で頻発している地震の原因だろう。本州は中央構造線によって東西に、そして四国・九州は南北に分かれている。本州中部を分ける中央構造線は、糸魚川-富士川線と呼ばれているが、これは途中で二つに分かれ神奈川県の酒匂川に達している。昨日今日と地震が発生しているのは、この信越国境と箱根から新島にかけてで、この線の周辺に集中している。また、この中央構造線の延長は、新潟・秋田県沖を経て北海道西方に達していて、この線上の秋田県沖でも地震が発生している。

つまり、東日本全体が東に動いたためにその周辺地域との境界付近で地震が発生しているように見える。これがさらにその周辺に波及しなければよいのだが・・・。

追記(2011/03/13);NASAなどの観測によれば、東北日本が最大で2.4m東に移動しているそうだ。太平洋プレートによって圧縮されていた北米プレートがこれだけ伸びた、または移動したことになる。これによって、別の場所の歪みが当然増加するが、それが集中した場所で新たな地震が起きるだろう。

ただそれがどこになるのかはわからない。どこかとんでもなく離れた場所かもしれない。どんな大きさになるのかもだ。しかしそれに対する、心と緊急用品の準備は必要だ。

また、地震に伴う地盤の沈下や隆起に関しては、全国至る所にその跡が残されている。小学校で学んだ記憶では、江ノ島、三浦半島、房総半島などの海岸段丘は沈下と隆起が繰り返されてできたそうだ。うろ覚えの記憶だが、江ノ島の磯は江戸時代の大地震に伴った隆起でできたとの説明を聞いた。奥の細道に登場する象潟も、松尾芭蕉の頃は松島のような海だったが、その後の大地震で隆起して陸になったそうだ。

追記(2011/03/15);太平洋側の余震発生域が次第に南下して、茨城県沖から房総半島周辺、そして東京湾内へと移ってきている。小さな地震で、歪みが移動しながら緩和されていると考えたいが、どこかで大きな地震につながらないとも限らない。当分の間、大きな余震に対する警戒を解くわけにはいきそうもない。

追記(2011/03/16);余震の発生場所が次第に沿岸に近づいている。大地震でできたプレート内の歪みが緩和される場所が移動しているのだろう。今後は内陸部での直下型地震、特に東京湾内での地震に対する備えも必要だろう。特に江戸川河口のいわゆる「地震の巣」から関東大震災震源にかけての湾岸部は、重要なインフラが集中しているので一応の心構えは必要だ。

地震があまり大きなものにならないことを祈る。

海洋型巨大地震

昨日の地震は、海洋型巨大地震の恐ろしさを見せつけてくれた。

私が体験した阪神淡路大震災はプレート内部の直下型地震で、激しく破壊された範囲は狭かった。それはその後も続いた大地震でも同じだった。しかし、プレート境界で発生する海洋型巨大地震で被害を受ける範囲は比較にならない。

阪神淡路大震災ですら、ライフラインの復旧には約3ヶ月かかり、交通網の再開にはさらに長期間かかった。今回の被害ではさらに長期間かかるだろう。他地域からの大量の人的応援が不可欠だ。


また今回の津波では、過去の大津波を基準に作られたと思われる各地の防潮堤を越える津波が襲来した。しかし、今以上の高い防潮堤を作るのは現実的ではなさそうだ。防潮堤と、防潮堤を越えられた場合の対策との2段構えが必要だろう。

March 11, 2011

巨大津波

太平洋岸を巨大津波が襲っている。TV画面でみると、道路上の渋滞列の車が次々と流されていく。もしかすると、千人単位の津波被害が出るかもしれない。まだ、次々と大きな余震が起きているので、人々の無事を祈りたい。

それにつけても、以前にも書いたことだが、海岸の埋め立て地に次々と重要施設が建てられているのをみると、津波のことを考えているのだろうかと思ってしまう。少なくともこのような大津波で水没したり孤立したりしても、機能に支障が出ないだけの対策が必要だ。

原発も海岸に多いので、大津波で水没しかねない。こちらも津波対策を考えておくべきだ。

追記(2011/03/11);
六甲山の山麓にある我が家では、揺れはかすかに感じただけだが、神戸でも海岸の埋め立て地ではかなり揺れたらしい。特に高層建築では揺れが大きかったようだ。やはり住むなら地盤のしっかりした高台がよい。
もっとも、我が家の位置では大規模な崖崩れがあればひとたまりもないが、それは計算に入れて覚悟している。幸い、阪神淡路大震災では近くには崖崩れがなかったが・・・。

また、阪神淡路大震災の時に経験したことだが、停電するとテレビからの情報は得られない。このため、夕方に給電が再開されるまでほとんど情報が得られず、ひたすらおとなしくしているしかなかった。情けないことに、ラジオをやっと見つけたのは夕方・・・。今回も広範囲で携帯電話も通じないようだ。やはり大災害時の情報伝達、特に避難に関する警報などにはラジオが重要だ。特に、電源がなくても使えるものがあるアナログラジオの重要性は再認識してほしい。

追記(2011/03/11 23:00);
津波の被害で各地の験潮所も破壊され、現状が把握できなくなっているとのこと。以前にも書いたことがあるが、このような大災害時に自動装置は当てにできない。いざというときには人力で対処できる手段も残しておかなくてはならない。

また、これも以前に書いたことがあるが、緊急時には携帯電話も通じなくなる。そんな場合には緑電話だけが頼りになる。携帯電話が普及したからと言って、緑電話をむやみに減らしてはいけない。

追記(2011/03/13 21:26);
最初に千人単位の被害と書いたときには、最大で一万人前後と考えていたが、実際にはそれを遙かに上回りそうだ。

東海・南海の大地震も議論されているが、今回のような超大規模な津波もあり得る前提で、人命を守る手立てを考えなければならない。被災地の画像を見ると、ビルの四階まで水没した痕がある場所もあった。今までに作られている避難所で高さが十分かどうか見直す必要がある。また、4~5階建ての鉄筋コンクリートの建物が押し倒されている画像もあった。避難場所の強度もだ。

大津波が予想されると言っても、高さが20mもあるような防壁を海岸に張り巡らすのは資金が巨大すぎて現実的ではない。津波が防潮堤を乗り越えることもある前提で、避難所の充実、重要インフラの設置場所の見直しなど、何段構えもの対策で対応すべきだ。

March 10, 2011

またまた舌禍

洋の東西を問わず、舌禍事件が後を絶たない。今度は米国国務省の高官が舌禍で更迭された。

以前に、日本の政治家の国内向けと国外向けの発言の使い分けはもはや通用しないと書いたが、内輪の発言やオフレコの発言がネットを通じて公開されて物議を醸すのは世界共通の現象のようだ。これは言う側の無警戒が第一の原因ではあるが、内輪のジョークも公式の発言も区別なしにネットにあげてしまう聞く側のわきまえのなさも原因だろう。

しかし、大勢の聞き手がいればその水準もまちまちだ。もはや内輪でも軽率な発言、特に受け狙いのジョークや毒舌はそのまま舌禍に発展しうると考える方がよい。たとえ「これはジョークですが」と断った発言でも、悪意あるまたは不快に感じた人物によってその断りを外して公開の場に流されると考えなければならない。

今はもう、お笑いタレントをまねて笑いをとって受けようと狙うのはきわめて危険だと言うことだ。事前に周到な推敲を経たものしか口にすべきではなく、その場の思いつき発言などもってのほかだ。そもそも、公人がお笑いタレントのまねをすると言うことが間違いで、見識がないということでもある。

March 09, 2011

柔らかに柳青める・・

「柔らかに柳青める・・・」の柳は、北上川の岸辺に生えたネコヤナギの仲間だろうが、神戸の我が家の周辺ではしだれ柳が芽吹き始めた。ここ数日は、関西で「お水取りの頃は冷える」と言うとおり寒い日が続いているが、ギンヨウアカシアの黄色い花も咲き始めてまた春が一歩近づいてきた。

もっとも、六甲山上にあがってみるとこの数日に降った雪があちこちに残っていて、有名なゴルフ場も雪に埋もれていた。また、時々細かい雪もちらついて、気温も2℃しかなかった。やはり、お水取りが終わる月半ばにならないと本格的な春はこないようだ。

大気汚染が進む

正確な数値が報道されていないが、ここ数年大気汚染が急速に進んでいるように感じる。その理由は白いスモッグだ。

風が北または北西の日は、我が家から大阪湾の対岸がよく見えるのだが、西から西南西の風の日には視程が10km以下になることが多い。六甲山山麓の我が家から、神戸港の外防波堤が白くかすんでかろうじて見えると言うことも多い。また、色が黄味を帯びていることも多い。

黄砂の時期でもないのにこのように視界が悪くなるのは、中国から流れてくる大気汚染物質のためではないのか?気象庁は大気汚染物質を連続的に測定したはずなので、その測定値を常時公表してほしいと思う。せっかく、昭和40年代末以降の改善努力の成果で大気汚染が減少してきたのが、中国からの汚染物質で後戻りするのでは、再び大気汚染による健康被害が懸念される。

政財界を含めて、日本全体の健康問題としてとらえてほしい。

国産品愛用キャンペーン

米国では国内雇用を拡大するため、大手メディアが国産品愛用キャンペーンを行っている。しかし、日本のメディアはこぞって輸入品販売業者の業績を賞賛している。なぜか?

それは日本では国産品愛用キャンペーンは長く御法度だったからだ。その理由は昭和30年代から40年代、日本から米国への貿易出超の時代に起源がある。その時代、日本からの輸入急増にたいし、米国が輸入制限をちらつかせ、これに怯えた政府と財界が米国からの輸入促進を呼びかけたからだ。それ以来、国産品愛用は日本ではタブーとなった。

しかし今、日本は当時の米国同様に輸入品による国内雇用の減少に悩んでいる。にもかかわらず、メディアは大量輸入販売業者の業績を賞賛し続けている。これは輸入品愛用キャンペーンと言ってもよい。その結果、日本の雇用が流出し続けているにもかかわらずだ。

もし、メディアが本気で日本の景気改善を考えるのであれば、国産品愛用キャンペーンを行い、国内雇用増への寄与を考えるべきだ。それには、米国abcのキャンペーン放送などを参考にすればよい。

March 08, 2011

両氏の言い分

前原氏の言い分;俺は些細なミスでもけじめをつける

小沢氏の言い分;俺はけじめをつけなければいけないような違法はしていない

March 07, 2011

IE8とWin7の相性;およびWin7(64)について

先日のIE8がフリーズする件は、シマンテックのミスが原因だったようだ。

しかしこれまでの使用感から言わせてもらうと、IE8とWin7はどうも相性が悪いようだ。お気に入りのアイコンが頻繁に入れ替わったり、突然フリーズしたりして、どうにも使い勝手が悪かったからだ。むしろWinXP用のIE8の方がトラブルが少なかった。

そのため、先日のトラブルもあったのでIE9RCを使い始めているのだが、今のところこちらのほうが使用感はよい。初めは32ビット版だったが、うっかりWin7のシステムを壊してしまったのを機会にWin7を64ビット版に入れ替えたが、こちらでもIE9RCの方が使用感はよい。しばらくはこれで使い続けてみようと思っている。

ところでIEとは別に、Win7の64ビット版に入れ替えたところいくつかの問題が発生した。

そのひとつは、現在使っているエプソンのPM-950Cプリンター用の64ビットドライバーがないことだ。WinXP互換でインストールを試みたが、インストーラーがバージョン違いとして止まってしまう。他のプリンターのドライバーをインストールして強引に使う手もあるが、当面はWinXP機があるのでこちらから印刷することにする。

もうひとつは、ブログ書きに使ってきたxfyエディターが使えないことだ。こちらもWinXP互換でのインストールを試みたが今のところうまく行っていない。こちらもWinXP機で使えるので、当分そちらで書くことにする。それにしても、xfyに代わる使い勝手のよいブログエディタがなかなか見つからない。Windows Live Writerを薦める人もいるが、過去の記事をオフラインでWISIWYGで参照したり編集できるxfyに較べると大幅に使い勝手が悪い。ジャストシステムがホームページビルダーの販売権を譲り受けたので、xfyのサポートと開発をやめてしまったのが残念だ。

追記(2011/03/07);xfyのインストールを再度試みたが、今度はWinXPSP3互換でうまくいった。前回は互換モードの設定をしたつもりができていなかったのかもしれない。

追記(2011/04/01);しばらくIE9RCを使ってみたが、いくつかのサイトでFlashplayerコンテンツが動かない等の不具合がある。

March 06, 2011

小沢派のジレンマ?

政治献金問題で前原氏が辞任の意向を示しているという。しかし、これは小沢氏への当てつけのように見えなくもない。道徳的不正を避難あされても居座り続ける小沢氏に対して、「私は出処進退をわきまえている」と言うことで小沢氏の行動の見苦しさを際立たせようというわけだ。

一方、小沢氏やその取り巻きにとっては、前原氏の問題を非難すれば自分たちにそのまま跳ね返ってくる。従ってこの問題については知らぬ顔を決め込むほかはない。菅氏に対する攻撃材料には使えないのだ。これは小沢派にとって大いなるジレンマといえるだろう。

また、他党、特に自民党にとってもあまり調子に乗って非難をしていると、いつどこで自分たちの陣営から同じ問題が露見しないとも限らない。自民党にもいくつもの前例があるだけに、どこで矛を収めるのかということが難しい。

孫子の言うように、戦いは始めるよりも終わらせる方が難しい。どう納めるのかの段取りをつけてから始めなければならない。

March 02, 2011

IE8がフリーズする

今日の昼頃から、IE8が急におかしくなった。起動中に固まるのだ。この症状は私が使っているWinXPとWin7の2台のPCで全く同じ。

とりあえずIE8を一度アンインストールして、再インストールしてが改善されない。仕方がないので、WinXPのPCにはFireFoxを、Win7のPCにはIE9RCをインストールして、やっとインターネットにアクセスできるようにしたが、一体何が起きたのか原因が分からずにいる。

再インストール前でも、KNOPPIX6.0.1USBでは問題なくインターネットにアクセスできたので、自宅内のLANに異常は無かったと思われる。クライアント側の問題なのか、プロバイダー側の問題なのか?それともIE8のバグなのか?デスクトップにおいたWebsiteのショートカットからでもフリーズしていたので、サイトの問題ではなさそうだ。

いずれにしても、原因が分からないと釈然としない。

追記;同様の現象が他でも発生しているようで、マイクロソフトのサイトに、「「問題が発生した為、IEは動作を停止しました」というエラーでInternet Explorer 8が強制終了される」と言う記事がある。

追記2(2011/03/02 21:40);
WinXPのPCをIE7に入れ替えると使える事は確認していたが、21:30頃にIE8に戻すと使えるようになっていた。やはりセキュリティソフトの定義ファイルのミスだったのだろうか。

March 01, 2011

トンデモ科学者の疑問(人類学編4)

ナショナルジオグラフィック・ジャパンのウエブサイトに古代人の顔の復元想像図が出ている。(記事1記事2記事3記事4))。

復元されたのは1991年にアルプスの山中で発見された、アイスマンと呼ばれる5,000年前に亡くなった男性の顔だ。記事1では最新のやや年老いた復元想像図が、記事3では1993年の壮年男性ものが出ている。

両者の印象は大きく異なるが、特に異なるのは髭の表現だ。記事3ではあごひげだけがあり、記事1では長い口ひげもある。これを見て思ったのは、人間の髭はいつ頃から、何のために伸びるようになったのかと言う事だ。そしてもう一つ、カミソリやハサミが発明される以前、男達は髭をどう処理していたのかと言うことだ。

男の髭が長く伸び、女性の頭髪が長く伸びるのは現生人類の特徴だ。しかし、そうなったのはいつからなのか、先行人類にも伸びるものがあったのか。伸びることにどんなメリットがあったのか。疑問が次々とわいてくる。

頭髪や髭は化石では残りにくいが、先行人類のゲノム解析がすすめばいつか分かるかも知れない。実用的な意味はないかも知れないが、私には興味がある。

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