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February 03, 2011

トンデモ科学者の疑問(人類学編3)

デニケンファンではないが、各地に伝わる伝承には太古からの記憶につながる物が含まれているのではないかという気がしてならない。

西アフリカのシリウスの伴星にまつわる伝説は、文化人類学者のでっち上げだという説もあるが、ヨーロッパのエルフなどの魔法的生き物には絶滅した先行人類やその他の生物を思わせる点が数多くあるからだ。特にエルフ(フェアリーではない)についての伝承は、ネアンデルタール人を強く連想させる。

現代科学の伝統では、太古の人類は文字が無く記録が残せなかった。また、言語も未発達で、記憶を伝える手段にはならなかった。だから伝承中の魔法的存在などは全て後代の創作だと言う事になっている。しかし、最近の研究ではチンパンジーやゴリラも原始的な言語を使い文化を伝えるという。その他にも、鳴き声で情報を交換する動物は多数知られている。これも情報を伝達するという点では立派な言語だ。そういう観点から見れば、人類が言葉を持ったのは現生人類が出現するはるか以前のはずだ。そんな時代から語り部がいて、たき火の周りで昔語りを伝えていたとしても不思議ではないと私は思う。

だとすれば、何十万年も昔の、もしかすると百万年以上も昔の記憶が伝承に含まれている可能性は十分にある。

西洋の竜は翼を除けば二足歩行の恐竜にそっくりだ。これは恐竜の足下を走り回っていた哺乳動物の記憶が原始的な言語の口伝で残った物かも、などと想像をたくましくするのも楽しい。トンデモ科学者の特権として許してもらおう。

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