阿久根市前市長破れる
阿久根市の前市長の落選が確実になったようだ。
独裁権力を求める地方首長の代表として名をはせたが、リコール後の再選はさすがに難しかったようだ。彼を賞賛していた大阪府知事など、独裁指向の地方首長達はこれをどう受け止めるのだろうか。
名古屋市長も、本人が望むような支持を集められていないという報道もある。このような派手な行動で人気を集める手法でメディアの注目を集め、支持に結びつけようとするものが最近多かったが、今後は少し風向きが変わるかも知れない。
一部のメディアの民主党と菅政権に対する報道にも、迷いが見えるものが出始めた。メディアに振り回される事を止め、腹を括って政治に取り組み始めたかにも見える菅氏の頑固さに、メディアが押され気味なのかも知れない。相手が報道に振り回される様子を見せると、メディアは図に乗ってますます大げさな批判を繰り返す。逆に相手が動じずにいると手控えるようになる。それがメディアの習性だ。
また、メディアが自分たちの影響力を過信すれば人心が離れ、自分たちが足下をすくわれることもある。これは心すべき事だ。メディアの煽りに乗って踊ってきた国民。それが少し変わり始めたのかも知れない。
どこかで何かが動き始めている、そんな気がする年の始まりだ。
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