ドル安株高
ここのところ為替レートと株価の連動が崩れる兆しが見えている。
これまではドルが下がれば直ちに株価が下がっていたが、この半月ほどその関係が狂う事が増えてきたように感じるからだ。特に今日はドル安株高と、これまで言われてきたのとは反対の動きをしている。ドル安とNY株高の力比べと行ったところかもしれないが、従来のような決まり切ったパターンでは収益が上がらなくなる前兆かもしれない。
いずれにしても、アメリカ依存の経営や経済運営では不況の脱出は望めない。現状は先進国間で不況の押し付け合いをしているだけだからだ。脱出には内需指向の経営と経済政策が必要だ。
その為には、国産品優先購入による雇用増大が必要なのだが、メディアが安価輸入品愛用がトレンドだと言ってもてはやしている状態ではそれも望み薄だ。アメリカからの報復を恐れる大手企業は言うまでもない。
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