電動スーパーカー上陸
電動スーパーカーの販売店がオープンした。資金援助と技術提携をしているトヨタの支援によるものだろうが、電気自動車時代の始まりを告げる物の一つと言って良いだろう。
もちろん今はまだ、電動スーパーカーは富豪たちが先進的な環境意識を持っていることを示すためのおもちゃではある。しかし、いわゆるスーパーカー製造会社のいくつもが電動スーパーカーを手がけているのは、いずれ大排気量のガソリンエンジンスーパーカーのマーケットがきわめて限定されたものになると考えているからだろう。それに備えるための先行投資というわけだ。
日本ではまだ、電気自動車を内燃機自動車と比較してあれこれと足らないところをあげつらう評論家や知ったかぶりが多い。しかし、時代は確実に変わる。古いやり方に執着していても仕方がない。古い物は趣味の世界として、大切に保存してゆけばよいのだ。
私としても、FF車を運転して30年近くになるのに、いまだにFR車の運転感覚が懐かしくなることがある。いつか、古いFR車を手に入れて運転を楽しむかもしれない。しかしそれはあくまで趣味としてだ。低価格の電気自動車が出回るようになれば、日常の足としてはやはりそれを使うだろう。
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