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September 24, 2010

新外交不祥事

衝突事件を起こした漁船船長を中国との外交関係に配慮して釈放するという。これは極めた誤った判断だ。

これによって、中国は資源を絡めて圧力をかければ日本は言うことをきくと判断するだろう。これは今後の日中関係における大きな災いの元となる。今後似たような事件が起きるたびに同じような脅しをかけられるだろうし、脅しに応じなければ前回の担当者の時は言うことをきいたのに今回きかないのは私をバカにしているからだと考えるだろう。

だから、今回の措置は大きな誤りだ。外交においてはこのようなことで恩に着るような甘い国など無いと言うことを、外務省の官僚は全く理解していない。それとも政治主導で前原氏が要求したのか?

いずれにしてもこれは禍根を残すことになる。外交上の不祥事と言うべきだ。

追記(2010/09/25);予想通り、中国は追加の要求を出してきた。今後も中国は新たな要求を出してくるだろうし、日本に勝利したと思っている民衆を押さえるためにそうせざるを得ないはずだ。

一方、中国の民衆は領土要求の一部が通ったと思って、領土要求運動が盛り上がるだろう。ますます周辺に入り込む漁船は増えるはずだ。そしてトラブルの都度、資源を絡めた要求を厳しくし、領土奪取につなげようとする動きも当然出るはずだ。この件に関する今後は、ますますこじれることになるだろう。

今回の決定に関与した者はそこまで考えていたのだろうか、大いに疑問だ。

今後の日中関係を考慮するのであれば、今回のトラブルは絶対に譲歩してはいけなかった。関係者の責任を追及し、処罰する必要がある。

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