太陽の黄金の林檎
NASAが太陽に突入する観測機を計画しているのだそうだ。目的は太陽の大気上層部の詳細な情報を得るためだと言うが、観測後は太陽の超高熱で蒸発してしまうと言う一種壮絶な計画だ。
私はこの記事を読んで、SFの詩人レイ・ブラッドベリの「太陽の黄金の林檎」を思い出した。人類の将来のエネルギーを確保するため、太陽表面をかすめるように飛びながら光球のプラズマを採取するという物語だ。もちろん現実には、明瞭な境界が無い太陽の表面に、器具を差し込んでプラズマを採取できるはずもないが、印象的なイメージだった。
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