検察不祥事、取り調べは信用できるのか?
メディアが盛り上がっている検察不祥事の取り調べだが、可視化されないままに行われている今回は信用できるのだろうか?
不祥事自体が、メディアが盛り上げた官僚叩きの世論への迎合が疑われるだけに。今回もまた世論に迎合するため、強引な誘導や強要にならないかが心配だ。
元局長の取り調べの時も、メディアは有罪と決めつけて世論を煽っていた。あの状態で起訴しなければ世論は収まらなかったろう。事実上、検察に対するメディアからの圧力といえる。今回もメディアは担当検察官に対して同じことを行っている。
メディアがいかに煽ろうとも、世論に迎合する取り調べは厳に慎まねばならない。これはまた、裁判員・裁判官についてもいえることだ。さもなければ、メディアを利用した司法への圧力が横行することになる。メディアにもまた、反省を求めたい。
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