黄道光
ナショナルジオグラフィックのサイトに黄道光の記事が出ている。日没後直後や日の出直前に黄道(太陽の軌跡)に沿って現れる淡い光のことだ。残念ながら街暮らしの私は見たことがないが、夜空が暗かった昔にはよく見えたことだろう。
ところで黄道光に関して以前から思っていることがある。万葉集に歌われた「かぎろひ」が実は黄道光ではないだろうかと考えているのだ。一般には宇陀野の冬に、夜明け前に見られる太陽光の屈折現象だと言うことになっているが、それではどうも「立つ」というイメージにならない。厳冬期から早春にかけての空が澄んでいる時期に、ことに鮮やかに見えた黄道光のことなのではないかと思うのだ。どうだろう。
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