彼岸花(2010/09/19)
今年は彼岸花の芽出しが遅れている。
例年ならばもう花茎がかなり伸びているのだが、まだ芽が出てこない。木陰の直射光が当たらない涼しい場所では芽が出始めているものもあるのだが、日当たりの良い田畑の畦では全く姿が見えない。
やはり彼岸花の芽出しは、地面の温度によって調節されているのだろうか。
追記(2010/09/20);日当たりの良い場所においてあった、プランターの彼岸花はまだ芽が出る気配がない。しかし、日陰においてあった植木鉢の白花曼珠沙華は芽が出始めた。やはり、土の温度が影響しているようだ。
追記(2010/09/22);やっとプランターの彼岸花も芽が出始めた。郊外のあぜ道では、この週末にでも花が楽しめるかもしれない。風景写真を撮っている人には、稲穂と彼岸花は良いモチーフだろう。
追記(2010/09/27);昨日(2010/09/26)ドライブに出かけた。私が住む神戸より気温が低い関ヶ原周辺では、さすがに「彼岸花」が咲きそろい始めていた。高速道路を降りて、休みがてら農道をぶらぶら歩いて花を楽しんだ。
ただ、高速道路から見える範囲では昔と較べるとずいぶん減ったようだ。近代化事業で古い畦や農道が撤去されたからだろうか。田畑よりもむしろ、住居周辺や林の縁に多く見られるような気がした。
日本の代表的な秋の風景が、また失われていくように思えて少々寂しい思いがした。
追記(2010/09/28);白花曼珠沙華は咲きそろい始めた。彼岸花もちらほらと赤い色がついている。あと3~4日で賑やかになるだろう。
追記(2010/10/01);赤い彼岸花も咲き始めた。神戸市北区の農村地域では見頃だという。我が家では白花曼珠沙華が見頃だ。
« 「時には母のない子のように」 | Main | 流鏑馬世界大会 »
Comments