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August 22, 2010

早くも3Dに陰り?

いくつかのメディアが3D映画の興行成績が落ち始めたと騒いでいる。少しの変化でも大騒ぎして、売り上げを伸ばそうとするのがマスメディアなので、それが凋落につながるかどうかは何ともいえない。

従来の映画でも興行成績はその中身次第だ。それは3Dでも同じこと。立体に見えることだけに頼って、物語や映像としてのできが良くなければすぐ飽きられる。2匹目、3匹目を狙った、できの悪い映画が続いただけかもしれない。

実は、3D映画はこれまでにも幾度となく制作され、その都度話題になったがすぐに飽きられて消えていった。当時は「立体映画」と言った。方式もモノクロ時代の「赤青眼鏡」から「天然色映画」時代の「偏光眼鏡」、今回の「液晶シャッター式眼鏡」までいろいろだ。

いずれにしても飽きられた理由は、立体視に依存するあまり映画としての内容が伴わなかった、眼鏡の煩わしさが敬遠されたなどだ。制作者は立体視だけでは売れないことをしっかりと念頭に置いて、2D映画の名作並みの内容を追求しなければ、今回もまた一時の話題で終わってしまう。3Dテレビもまた同じだ。

追記(2010/08/22);いつものことながら、マスメディアの無責任さにはほとほとあきれ果てる。つい先日、もう3Dでなければ映画もテレビもだめだと言わんばかりにもてはやしていたのが、手のひらを返したように3Dはだめだと言いたてる。

この調子では、今回も3Dが生き残るのはテレビ(パソコン)ゲームだけかもしれない。特に空気を読むのが自慢の業界人が多い日本では。

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