麻薬組織が豆潜水艦を保有
中米の麻薬密売組織が建造していた豆潜水艦を、警察が押収したという(記事1、記事2)。
記事によるとグラスファイバー製の全長30mで、20mまで潜行でき、麻薬10tonを運搬できるという。麻薬組織がこのような豆潜水艦を多数建造している可能性があるとして、米国はこれを大いなる脅威と見なしているらしい。
米国には冷戦時代から大規模な潜水艦探知システムがあるが、これは深海で行動するソ連の大型原子力潜水艦の探知を目的としたものだったので、このような沿岸で行動するプラスティック製の豆潜水艦は探知しにくいのだろう。日本の周辺海域にも米軍と共同運用している潜水艦探知システムがある。これは北朝鮮の豆潜水艦にも対応できているのだろうか。
北朝鮮が真似をして、麻薬密輸用超小型潜水艇を造るのはあり得ないことではない。韓国の海岸には監視哨があちこちにあるらしいが、監視哨がない日本の海岸はがら空きだから。
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