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July 2010

July 31, 2010

熱中症増加の原因

このところの猛暑で熱中症の多発が報じられている。増加の背景には様々な理由による気温上昇のほかに、いくつかの原因があるように思う。

その一つは高齢者所帯の増加だろう。高齢者の数そのものの増加に加え、若年の家族に見守られずにくらす高齢者が増加したことが、高齢の熱中症患者増加の原因と思われる。

また、生活様式の変化も原因として見逃してはいけない。かつての住宅は夏の暑さをしのぐことを重視して造られていた。そのため屋内の風の通りが良いよう、極力壁のない構造になっていた。南面を大きく開け放ち、ふすまを外せば風が屋内を吹き抜ける。そして深い軒やすだれ、よしずなどで日差しを遮れば、屋内で涼しく過ごすことができた。

下の写真は、神戸市内の昭和初期にたてられた邸宅の典型例である。1,2階とも軒が深く、南面の大部分が床から長押までガラス戸で、解放すると風が入りやすい構造になっている。一方、西面は夏の西日と冬の北西風を避ける為、通常は窓がない。同時期に建てられた庶民の住宅でも、窓や壁の配置はほとんど同じだ。



これに対し、現代の建築はプライバシー優先で壁が多く、屋内を風が通り抜けにくいので、屋内に熱気がこもりやすい。このためクーラーが必需品で、これがさらに屋外の気温を上げて冷えにくくする悪循環をもたらしている。(関連記事「住宅構造と熱中症」、「夏本番」)

さらに、都市気温の上昇の原因としてエネルギー消費の増加も原因の一つだろう。消費された各種エネルギーは、最終的には全て熱になる。現代の都市では単位面積あたりのエネルギー消費量、言い換えれば熱の発生量は相当なものだろう。これが都市気温を押し上げていることは間違いがない。

また、子供たちも昔は日盛りの時間は涼しく過ごしていた。木陰の多い場所でセミ採りをしたり、水遊びをしていた記憶がある。今のように日盛りの時間にスポーツ少年団の練習をするような習慣はなく、クラブの練習も通常は早朝の涼しい時間に行っていた。今のように日盛りに厳しい練習をするのは、夜更かし文化の反映かもしれない。

以上は熱中症増加の原因の一部に過ぎないと思うが、こうした生活様式の変化は無視できないと思う。

追記(2011/07/04);
高齢者の熱中症が増えている理由は上に書いたが、若年者にも熱中症が増えているようだ。その理由は、乳幼児期の生活環境にあるという説をテレビ番組で見たことがある。

それによると、クーラーが普及してからは、乳幼児期から厳しい暑さを体験しないため、体温調節能力が低下しているのだという。クーラー以前の我々の世代は、屋内の風通しの良い場所で暑さを避けるのがせいぜいで、汗をかきながら育った。だから、乳幼児にあせもがあるのは当然で、化膿でもしない限りはほとんど気にしなかった。しかし今は、少しのあせもでも母親の手落ちのように大騒ぎするようだ。そのため、クーラーを効かせて汗をかかないようにする。そんな乳幼児に対する過保護な環境が発汗能力その他の体温調節能力の発達を妨げる、これが若年者の熱中症増加の原因だそうだ。

July 27, 2010

横審と外部委員会の対立

横綱審議会が外部委員会の活動に不快感を示しているようだ。今まで相撲協会に対する最高のご意見番を自負してきたであろうから無理もない。

しかしこの場合、横審は口出しを控えるべきだろう。下手に動くと、大相撲の旧弊な物事を養護し、暴力団との縁切りを妨げる老害集団と決めつけられないからだ。おそらく、横審委員の中にも政治家との交際を通じて暴力団とつながりがある者がいるだろう。ここは我慢して黙っているべきだ。

July 26, 2010

山岳救助ヘリ

一昨日(2010/07/24)伊吹山頂で山岳救助ヘリの活動の様子を見る機会があった。早朝に山頂駐車場に着き、遊歩道を一巡りして駐車場に戻ると。ヘリコプターの爆音が聞こえた。上天気なので取材にきたものと思ったが、爆音はいつまでも続いた。

はてなと思って見通しのきくところに出てみると、山頂の上空でヘリコプターがホバリングを続けていた。みているうちに、ヘリコプターから二人がロープで降下してきたので、救助作業中なのだと気がついた。その間ヘリコプターは微動もせずにホバリングを続けていたので、乱気流が生じやすい場所でたいしたものだと眺めていた。

その後ヘリコプターはいったん山頂から離れたが、暫くすると戻ってきて隊員と思われる二人だけを回収して飛び去っていった。緊急輸送の必要がなかったので、後は駆けつけていた救急車に任せたのだろう。あるいは、他の出動要請があったのかもしれない。

この場合は救助中の事故はなかったが、昨日(2010/07/25)には救助作業中のヘリコプターが墜落した。最近、救助ヘリコプターの事故が多いのも、それだけ出動回数が増え、飛行やホバリングが困難な場所への出動も多くなっていると言うことなのだろう。

ヘリコプターは空中で静止できる便利な乗り物だが、静止中は気流の変化に影響されやすく、不安定だとも聞く。ハイカーも登山者も、救助を必要とするような事故を起こせば、救助隊員の命も危険にさらすのだと言うことをよく心得ておかねばならない。特に最近は前期高齢者の登山も多い。60歳を超えれば、10年前と比べると足腰の筋力や反応速度が大幅に鈍っているので、簡単に滑ったりつまずいたりして転倒することを肝に銘じておかねばならない。是非とも慎重な行動を。

隊員を回収する救助ヘリ

July 23, 2010

暴力団問題、ボクシングにも飛び火?

燎原の火のごとく広がり続ける大相撲の暴力団交際問題が、ボクシングにも飛び火しそうだ。外部調査委員会の委員が会長を務めるボクシングジムが、維持員席券の暴力団への譲渡に関わっていたという。

ボクシングの興行と暴力団との関わりは昔から知られていることで今更驚きもしないが、暴力団騒動がこちらへ飛び火するかもしれない。もっとも排除すると表明しても、口先だけに終わるのは目に見えているが。

July 22, 2010

またもJR西日本が事故;相変わらずの労務管理法の欠陥

JR西日本は相変わらずトラブルを続発させている。先日のフューズ抜き取り事件に続いてトンネル内での衝突事故。背景には尼崎脱線事故後も変わっていない、JR西日本の労務体質があるように思う。

フューズ抜き取り事件の背景には、乗客からの些細な苦情で車掌を乗務から外して研修にかけたことがあるようだ。車内アナウンスの声が小さいなどの些細な苦情は、例としてミーティングで全員に伝えればすむことだ。その程度のことで個人研修にかけたことが、ベテラン乗務員のプライドを傷つけたのだと思われる。

つまり、些細なミスや苦情で大騒ぎして、懲罰と減点を行うというJR西日本のやり方は今も変わっていないのだ。これが職員のモラルダウンを引き起こし、トラブルの連鎖の原因になっているとみて間違いがない。

問題の根底にあるのはJR西日本の懲罰主義であり、これが職務に集中することを妨げ、今回のトンネル内追突事故の背景にもなっている。JR西日本はひどく低下しているモラル(戦意、やる気)を高める方法を真剣に考えるべきだ。研修を受けなくてはならないのはむしろ、懲罰しかできない労務部門だ。労務部門の役員から末端まで、全員にモラルアップ手法の研修を受けさせ、労務管理手法の改善を行うべきだ。

July 20, 2010

夏!(2010)

夏空

梅雨が明けて4日目。連日暑いが、空が高くなり空気はずいぶん乾いてきた。神戸の市街地では日陰に入ると、海から六甲山地に向けて吹き上がってくる風が心地よい。昨日までは午後になると、対岸の奈良盆地にそびえ立っていた入道雲も今日は見えない。

梅雨が明けるといつも感じることだが、急に影が濃くなった気がする。空気が澄んで空からの散乱光が少なくなるからだろうか。すべての物が色鮮やかになり、くっきりと見えるのもそのせいではないかと思う。

クマゼミの抜け殻

午後遅く散歩に出ると、道ばたのあちこちにクマゼミの抜け殻があった。まだまだ鳴き声がやかましくなるだろう。

PC復旧

しばらく前に、起動時にブルースクリーンが出るようになったと書いた(記事)。その後しばらく様子を見ていたが、やはり急速に悪化したのでハードディスクを交換した。

必要なデータをバックアップした後、買い込んでおいた1GBのハードディスクに交換し、以前このPCをVistaから7にヴァージョンアップしたときに使ったディスクで新規インストールした。この際旧バージョンのチェックが入ると思っていたが、何もせずにアクティベーションも終わってしまった。HDDが別のものになっているのに、どんな方法でライセンスの確認をしたのだろうか?オンラインでマイクロソフトのデーターと突き合わせをしたとしか思えない。やはりマイクロソフトがユーザーのPCデーターを収集しているというのは本当なのだろう。

それはともかく、その後は最小限のアプリケーションをインストールして様子を見ているが、今のところブルースクリーンは出ない。もっとも、最初からの持病(いったん電源を落とすと、しばらく待たないと再起動できない。原因はサーマルプロテクター?)はそのままだ。

補足;インストールする際、32ビット版にするか64ビット版にするか迷ったが、古いソフトも使うので念のため32ビット版にした。

July 17, 2010

目覚ましクマゼミ

昨日の午後から急に空が高くなった。どうやら梅雨明けのようだ。

そして今朝(2010/07/17)は朝早くからクマゼミが鳴き始めた。まだ数が多くはないが、今年も目覚ましクマゼミの季節がやってきた。もう数日すると、朝寝ができないほど賑やかになる。ベランダでは大声を出さないと話もできない。

うるさすぎるのが難点だが、これが神戸の夏の朝だ。

追記(2010/08/02);
今朝もクマゼミの声で起こされた。毎朝6時頃から大合唱が始まるのでとても寝てはいられない。昼頃には静まるのだが、午前中いっぱいは地下鉄の車内以上の騒音だ。

というのも我が家の前には小公園があって、ここがクマゼミたちのお気に入りの場所になっているからだ。ほんの10m×40mほどなのだが、楠、桜、欅などが大きく育っているので多数のクマゼミが集まってくる。どの木にも下から見上げると隙間がないほど止まっていて、止まる場所の奪い合いになっている。一匹が飛び込んでくると数匹がはじき出されて、多いときには数十匹が空中を舞っている。おそらく公園全体のクマゼミの数は少なくとも4~500匹にはなりそうだ。これが一斉に泣くので、その騒音は凄まじい。耳に圧迫を感じるほどだ。

また、今年はアブラゼミが多いので、クマゼミが静まる午後にはアブラゼミが賑やかだ。とはいっても、クマゼミの大合唱のようにこれはたまらんというほどではない。

July 15, 2010

先制パンチ?

検察審議会で、また不起訴不当の議決が出た。参議院選挙の敗北を受けて復活を狙う小沢氏に対する先制パンチと言ったところか。

もう一方の件の議決は8月末から9月始めと予想されている。これもまた、民主党の代表選挙に狙いを定めたようなタイミングだ。代表選挙前に不起訴不当の議決が出れば強制起訴となり、小沢派の行動は大きく制約される。また、小沢氏の狙い通り小沢派の誰かが代表になったとしても、民主党は支持を大きく失うことになるだろう。

民主党の敗北で、検察特捜も再びやる気を見せ始めているようだ。民主党が検察を威嚇するような強引な手段をとりにくくなったいま、小沢氏にとってはじわじわと首を絞められるような気分かもしれない。

人情とごね得

口蹄疫の防疫処理が最後で手間取っている。種牛を保有する畜産家が処分に抵抗しているのだ。

殺すのに忍びないと言う気持ちも分かるが、これは処分に協力した他の畜産家も同じだ。さらにこれを許せば、今後の発生時にごね得を狙って協力しないものが続出し、拡大阻止に失敗する事態になりかねない。

気の毒だが、処分は行うべきだと考える。

July 14, 2010

麻薬組織が豆潜水艦を保有

中米の麻薬密売組織が建造していた豆潜水艦を、警察が押収したという(記事1記事2)。

記事によるとグラスファイバー製の全長30mで、20mまで潜行でき、麻薬10tonを運搬できるという。麻薬組織がこのような豆潜水艦を多数建造している可能性があるとして、米国はこれを大いなる脅威と見なしているらしい。

米国には冷戦時代から大規模な潜水艦探知システムがあるが、これは深海で行動するソ連の大型原子力潜水艦の探知を目的としたものだったので、このような沿岸で行動するプラスティック製の豆潜水艦は探知しにくいのだろう。日本の周辺海域にも米軍と共同運用している潜水艦探知システムがある。これは北朝鮮の豆潜水艦にも対応できているのだろうか。

北朝鮮が真似をして、麻薬密輸用超小型潜水艇を造るのはあり得ないことではない。韓国の海岸には監視哨があちこちにあるらしいが、監視哨がない日本の海岸はがら空きだから。

またやってくれた日本郵政

今度はATMトラブルですか。日本郵政株式会社はいろいろやってくれる。

民営化後もトラブルが絶えないのは管理体制に問題があるとしか思えない。公務員法のくびきから解放された中級上級幹部は、我が世の春とばかりいい加減な仕事をしているのではないだろうか?

小泉氏は民営化による郵政解体と切り売りが思うようにいかなかったので、民営化の名だけ取って投げ出した。民営化後の日本郵政どうあるべきかは十分に詰めないまま形だけ民営化し、具合が悪ければまた変えればよいとのたまわって退陣した。

結果として、民営化した日本郵政は、非効率化と幹部のモラルダウンでどうしようもない状態になっている。民営化推進派は見直しに反対するが、組織の構成と幹部人員の質を徹底的に見直すべきだ。

ディベートとディスカッション

どちらも「討論」と訳されることがあるが本質は全く異なる。

ディベートは本来相手を論破して勝敗を争うもので、そのために相手を論理的矛盾や袋小路に追い込んだり誘い込んだりするための数多くの技巧が用いられる。また、どちらが勝つかは道徳的あるいは倫理的な正邪には関係しない。具体例を一つあげるとすれば、弁護士が法廷で行う弁論がこれに当たる。弁護士は依頼者に有利な結論や判決を獲得することを義務づけられているので、依頼者の正邪にかかわらず相手を論破することにつとめる。

これに対しディスカッションには勝敗を争う相手が存在しない。それはディスカッションはより多くの知恵を集めてよりよい結論を目指すという性格のものだからだ。より多くの異なる視点から参加者が目標にいたる提案をし、それを比較しあってよりよい回答を追求する共同作業だ。そして、その時点で最善の回答が得られれば、参加者全員が勝者となる。

しかし最近の政界を見ると、ディベートだけが存在し、ディスカッションが存在しない。与党が野党になると、前野党と同じ事を主張し同じ行動をする。野党が与党になると、前与党と同じ事を主張し同じ行動をする。これでは、ディベート大会で立場を入れ替えて得点を競っているのと同じで政権交代の意味がない。

総会での党首演説や代表質問ならディベートでも良いが(一種の儀式だから)、委員会ではディスカッションをして、議案をよりよいものに練り上げてもらわなければならない。何が何でも反対、あるいは何が何でも賛成はディベート大会だけにしてもらいたい。党議拘束など禁止して、自由な討論を行えるようにすべきだ。

July 13, 2010

またも暴走事故

大阪ミナミでまた自動車の暴走事故が起きた。暴走事故の原因は、ギアの入れ間違いやアクセルとブレーキの踏み間違いであることが多いのだが、今回の運転手は左足ブレーキを習慣にしていたので踏み間違いではないと供述しているそうだ。

真偽の程は警察の調査で明らかになるだろうが、4輪駆動車でない限りブレーキを踏んでいれば路面にブレーキ痕が残る。エンジンが吹き上がっていても非駆動輪には制動がかかるからだ。駆動輪が空転した痕と、制動の痕は容易に区別できるはずなので、ブレーキが作動していたかどうかは判定できるだろう。また、タイヤの摩耗状態を調べても簡単に区別ができる。(制動を掛けてロックした車輪には、多少ともフラットスポットが出る。)

それにしても、オートマチック車が暴走した際、パニックになった運転手がとっさにエンジンキーを切ったりギアを抜いたりする(ニュートラルにする)のは難しいのだろう。マニュアル車では、停止するときには必ずクラッチを切ってブレーキを踏むので簡単に止められるのだが・・・。

暴走時のその他の止め方は、ネットのどこかにケース別の詳しい記事があると思います。KYを厭わない方は、そちらを参照してイメージトレーニングをしておきましょう。

追記(2010/07/15);
工場の機械設備の多くに付けられている、緊急停止スイッチを付けるのはどうだろうか。ハザードランプスイッチを押し続けるとエンジンスイッチが切れ、機械式の非常ブレーキが作動するなどだ。もっとも、これはこれで新たな事故の原因になりうるのは否定できないが。

July 12, 2010

早速小沢復権への動き

民主の敗北を受けて、早速小沢氏復権への動きが出始めた葉だ。小沢派からは菅退陣要求の声が上がり、小沢氏自身も人ごとのようなコメントをしている。

そもそも、民主転落の主犯の一人である小沢氏が、党外の評論家のような発言で自己の責任をごまかそうとしていることにもっと注意を向けるべきだろう。そして、小沢氏の手に権力を戻すことで、より大きな利権を手に入れようとする小沢派の面々の動きにも。

他のどの党の誰が首相になろうとかまわないが、小沢氏と親小沢政治家には政治権力を渡してはならない。

2010/07参院選の結果

政治混乱の元凶、小沢氏の復権を防止するためには、どの程度民主党を負けさせればよいのかと言う事が、今回の選挙での私のテーマだった。

その見地から、50を少し下回る程度、つまり48前後が目安かと見ていたが、少し負けすぎになったかもしれない。今後党内から菅下ろし、小沢復権の動きが出るだろう。民主党が事実上、小沢派と非小沢派の連立党であり、非小沢派の中にはいくつもの派閥がある。そんな派閥の中に小沢派と連携して権力を握ろうとする者が出れば、小沢氏の復権に繋がるだろう。もちろん小沢氏自身も復権を狙って、いろいろかき回すはずだ。

国政はますます複雑怪奇となり、先が見通せなくなる。今なすべき事の処理も進まなくなるだろう。そしてこの状態は、3年後の衆参同時改選まで解消しない。

やれやれ、国民にとっては難儀なことだ。

July 11, 2010

ここにも利権があった

某大学が「大学評価機関」に評価用報告書を提出せず、評価手数料も払い込まなかったので評価中止になっているという。このままにしておくと大学への交付金などが取り消されるらしいが、この記事を読んでこんな所にも利権があったのかと知らされた。

文部科学省が各大学に7年に一度評価を受けることを義務づけているらしいが、その評価料がこの大学の場合425万円だそうだ。評価機関が幾つあるのかは知らないがどう見てもおいしい商売だ。

国民が求めるから、国民の安全のために必要だからと言う理由で、国が設置したり認可している評価、検査、認証の機関は多数ある。ISOの認証機関もその国際版だが、これを含めていずれも高い手数料を取って商売をしている。中にはこうした機関で検査や評価を受けて認証を得る事が法令で義務づけられているものもある。

さらに、こうした機関の大半が中央と地方の行政機関、そして民間の大手企業からの天下り先になっている。省庁はこのような認証機関の便宜を図り、大手企業は高い認証手数料で新規業者の参入の障壁とする。つまり実体は、省庁や大手企業の権益保護システムになっていることが多いのだ。

こうした仕組みは毎年のように増えていく。その口実は「国民が求めるから」で、国民が国の指導監督の強化を求める度にこうした組織が増殖する。

国民は、「国が~すべき」と言う要求がこうした利権を生み出し、コスト高体質に繋がっていることに目を向けるべきだ。

July 10, 2010

大衆紙は反民主への煽り記事

大手主要紙は積極的なコメントを控えているが、大衆紙は反民主への煽り記事を掲載し始めたようだ。毎度の事ながら勝ち馬に乗ろうとする有権者達は、今回は空気を読んでどう動くのだろうか。

自分の利益にならない候補への投票は、たとえ勝ち馬であっても棄権や白票より悪いのだが。それでも死に票よりはよいと考える者が多いらしい。(そもそも死に票という言葉が不適切なのだが。)

さて、反民主の雪崩が起きるのかどうか。

民主党の負けすぎは小沢復権に繋がる。それを防止するため、今回は民主党に投票しようか・・・・。選挙演説を聴く限り、どの党も中身のない口先だけのから公約ばかり。私は大いに不満だ。

クマゼミの初鳴き(2010)

今日(2010/07/10)の午後、今年始めてクマゼミの声を聞いた。短時間だったが確かにクマゼミだった。去年も同じ7/10だったので今年の梅雨明けも7/20頃になるのだろう。

それとは別に、今日の昼頃に草の葉につかまって脱皮中の蝉の幼虫を見掛けた。昨日は強い雨が降っていたので出てくる時間を間違えたのか、脱皮し損なったのか。夕方見ると裂け目が広がっていたので、朝までには脱皮できるかもしれない。がんばれ!

写真はその幼虫。これは色と大きさから「ニイニイゼミ」だと思うのだがどうだろうか?

July 09, 2010

旧い神戸の風景

神戸港中突堤の近くを散歩していて、写真のような旧い建物を幾つも見つけた。神戸港周辺も、第二次世界大戦末期の大空襲で焼かれたので、戦前の建物はさほど多くない。震災で失われた建物も多い。しかし所々で、このような昭和初期を思わせる建物に出会うことはできる。

このような建物を見る度に、大切に使っている人の心意気を感じる。だから写真中の社名は消さないことにした。 (2010/07/08 撮影)

尻尾は切ってもまた生える

世の中に蔓延している尻尾切り。政治資金、贈収賄や談合から大相撲まで、官民通じて至る所にはびこっている。

しかし簡単に切れる尻尾はまたすぐに生える。消臭剤CMのコピーを借りて申し訳ないが、「元から立たなきゃダメ」だ。

July 08, 2010

財政再建は実現可能な数値を上げて議論せよ

粗雑で具体的な根拠に基づかない財政再建論議。支出削減で原資は作れるから増税の必要はないとする党もあるが、削減で作り出せる具体的な金額は提示しない。増税不可避と主張する党もまた、具体的な予測を示せずにいる。

結果として、選挙目当ての空疎なイメージ合戦になっている。

責任ある政党であれば、具体的な数字に基づく議論をすべきだ。増税も支出削減もともに、国民生活に正負両方の影響を与える。従って、種出削減でいくら、この税をこれだけ上げることでいくらの財源を作れる、それによる雇用や景気への正負の影響はいくら、将来の国民負担はこうなると、多少は信頼性のある予測値を示すべきだ。

財政再建・増税に関する方向は、それに基づいて国民が判断する。建前論や空論しか提示できない政党は、政権運用に関与する資格はない。

投票先は小沢氏次第

相変わらず参院選の投票先は様子見を続けている。民主党が勝ちすぎても負けすぎても小沢復権に繋がる可能性があるからだ。

反小沢の私としては、民主党内の小沢派の動きと、有権者の動向を見ながら最終判断をする。小沢氏が自分の動向を報道されないよう潜行しているので、これは非常に難しい判断になる。こうなるとメディアは当てにならない。派手で売り上げに繋がりやすい記事しか掲載しないからだ。

自分の判断だけが頼りだから、目と耳をしっかり開けておかなくては。

ディスクが限界

メインで使っているデスクトップパソコンの調子が悪くなってきた。起動時に時々ブルースクリーンが出るのだ。メッセージによると、起動ドライブのシステム領域にエラーが出始めたようなので、新品に交換しなければならない。

これまでの経験でも、ディスクにエラーが出始めると急速に悪化する。傷で発生したダストがさらにディスクを傷つけるからだ。OS(Win7)のエラーもかなり蓄積しているので、新ディスクで一からセットアップすることにしよう。

July 07, 2010

大相撲中継休止

中継すると言えば、すべきでないと言う抗議が多数派になる。

中継しないと言えば、するべきと言う抗議が多数派になる。

世論など所詮はそんなもの。それを報道するメディアもまた同じ。


それにしても「やくみつる」は「識者」でしたっけ(記事)?識者にしてはまた頓珍漢で幼稚な意見を・・・・。

ゆうパック遅配

民営化後トラブル続きの日本郵政。

民営化とともに、幹部達は国家事業だった時代の義務感も責任感も放擲したらしい。小泉氏にすれば知ったことではないだろうが。

小泉改革の成果は非効率化と無責任化だ。

July 05, 2010

名古屋場所の番付表が売れている

朝日新聞が名古屋場所の番付表の売り上げが好調で担当の親方が不思議がっているという(記事)。

理由は印刷ミスのある切手や紙幣と同じく、後でプレミアムが付くと思う人が多いからでしょう。

これが普通でしょ;少数派になる事への恐怖

読売新聞のWebサイトにある「発言小町」など、相談欄の見出しを見て首をかしげることが良くある。それは自分が多数派であることの確認を求めるような記事が多いからだ。

中身を見ると、多くの発言の末尾に「自分(の考え)が普通でしょ?」という、支持を求める言葉が付いている。これを見る度に発言者の「自分が多数派であると言って欲しい」という強い願望を感じる。

なぜそれほどまでに自分が多数派であることを確認したいのか?その裏には少数派になる事への強い恐怖があるように感じる。

なぜそれほどまでに少数派であることを恐れるのか?そこには子供時代のいじめ体験があるのかもしれない。つまり、自分が多数派でいればいじめられずに済む。だから、自分らしさは捨てて周囲に迎合し、常に多数派に属していたいと言う事だろう。

この現れが「空気を読む」行動であり、選挙で勝ちそうな候補や政党に投票する「勝ち馬に乗る」投票行動だろう。空気を読んで多数派に合流すれば仲間はずれにされないし、自分が投票した政党や候補が勝てば自分が多数派だと安心していられるからだ。

ネット上の書き込みを見ても、少数派になることを恐れる者ほど、反対意見に対し居丈高になって非難するように見える。とにかく激しい言葉を使えば相手を沈黙させられると思うからだ。激しい言葉を使うものほど恐怖心が強いと見ればよい。

ネットには少数派になる事への恐怖の臭いが充満している。

国家像が見えない各党の公約

各党の選挙公約や党首演説を見ても、それぞれがどのような国家像を持って日本の国を運営するのかが見えない。

ここで国家像というのは、国を運営するに当たっての目標や各部署の構造や役割、そしてそれらに割り当てる費用の事だ。それ無しでただ経費削減や増税について、抽象論だけで議論していても意味がない。抽象論だけなら小学生の子供でもできる。もっと具体的に議論をすべきだ。

たとえば、公務員改革で経費を削減すると言う主張について考えてみよう。

対象とする国家公務員とは、どのような範囲で具体的に何人が削減可能なのか。それを実行するには何年必要なのか。それによりいくら経費が減少するのか。また、雇用への悪影響はどの程度か。さらにそれによる景気への負の効果はどの程度で、税収にはどう影響するのか。これらを他の施策との相互関係を踏まえて具体的に提案し、互いに議論しなければただの空論だ。空論を空論と戦わせても何の意味もない。

各党は自党のスタッフにこのような検討を行わせ、それを公表しなければまともな政党とは言えない。一年前に民主党に対して述べたように、「そんな公約をして、政権を取ったら一体どうやって実行するのか?」という質問を各党にしたいものだ。

July 04, 2010

相撲協会に反省の色無し

やはり相撲協会は尻尾切りだけで事を納めようとしている。協会全体としての反省の色は無い。

相撲中継を楽しみにしている高齢者のことを考えると、場所開催とTV中継はやむを得ないと思っていたのだが、暴力団とのつきあいと賭博も伝統と品格のうちとでも言うかのような態度を見ると考えを変えざるを得ない。暴力団と繋がりがある保守政治家達の後ろ盾もあるのだろうが、これは国技と呼ぶにはふさわしくない態度と言わざるを得ない。何らかのもっと明確な形で協会全体としての反省と謝罪を示すべきだ。

相撲協会全体への懲罰として、当分の間天皇賜杯授与の取りやめぐらいは考えるべきだろう。

July 03, 2010

増税論議

菅首相が、消費税増税を議論したいと言い出したことについて非難が集中している。しかし、増税はいずれ避けられないし、遅れれば遅れるほど上げ幅が大きくなる。これは、借金を返済せずにおくと次第にふくらんでいくのと似ている。

各党とも集票のために増税を非難するが、与党になれば国家によるサービス維持のための財源をどうするのかを考えなければならない。その事は有権者も認識しておくべきだ。

ただ、定見の無い無闇な増税は、同じく定見のない無闇な国債発行同様に国家財政を破綻させる。それを踏まえた上で、国民生活への影響を最少にする、支出削減方法、増税方法、貧困者救済手法などを、総合的にかつ公開の場で議論すべきだ。増税を非難するだけで何もしなければ、将来の国民負担は増えるばかりだ。

有権者は、財政破綻した夕張市が、そしてギリシャがどうなったかをよく見るべきだ。今の安楽を追求すれば、将来の苦難になりかねない。若年層こそ、将来の自分たちの負担軽減のために、増税論議に積極的に参加すべきだ。

注1)安易で無闇な支出削減は、仕事を減らし失業者を増加させる。そのため、いきなりの大なたは、失業者救済や不況業種支援などで逆に財政支出を増やしかねない。それを念頭に置いて、どのような業務で、どのような金額を、どのようなペースで減らすかを入念に検討しなければならない。メディア受けを狙った安易で粗雑なやり方では逆効果になる。

注2)増税も、どの税を上げるのか、増税幅をどれくらいにするのか、そしてどのようなタイミングで行うか、慎重に検討しなければならない。かつて橋本政権が不用意に消費税を上げたため、バブル後遺症からの回復が大幅にスローダウンした。従って、心理的効果を含めて進め方を入念に練り上げる必要がある。

注3)増税の負担を、各所得層にどのように配分するかを公開の場で議論すべきだろう。税本来の目的の一つである、所得の再分配という要素も見逃してはならない。

July 02, 2010

ものは言い様

MSNに面白い記事が出ている。面白いというのは、同じ事について全く逆の印象を与えるような記事になっているからだ。

どちらも「価格.com」の立体(3D)テレビについてのアンケート調査結果記事の引用だが、一方はいかにも人気があるように見せる見出し「3割強が3Dテレビの購入に前向き、Webアンケート調査」(記事1)で、もう一方は人気がないように見せる見出し「3Dテレビ、購入しない理由の多くは「メガネ装着」と「価格の高さ」」(記事2)になっている。

この中で、第1の記事では「30%もが買いたい」といかにも人気があるような表現、第2の記事では「30%しか買いたいものがいない」というあまり人気がないような表現になっている。同じデーターから全く逆の印象を与えようとしている。「ものは言い様」と言うが、その典型とも言える例だ。

「価格.com」の原記事へのリンクが無く、見つけられなかったので伝聞に基づく印象になってしまうが、立体テレビの人気が出ると見て煽り記事を書いたが、その後の人気が思ったほど立ち上がらないので、逆の記事を書いて注目を引こうとしたという所だろうか。「価格.com」に限らず商品情報サイトは煽り記事が多いが、ここまで来ると無責任のそしりを受けそうだ。

July 01, 2010

脳死移植が不要になる日も近い

臓器再生医療にまた一つ成果があった(記事)。京都府立医科大学のチームが、患者本人の幹細胞を利用して心筋梗塞で壊死した心筋の再生に成功したのだそうだ。

同じように本人の幹細胞を利用する心筋再生は、数年前に北大でも成功していたように記憶するが、この方法の適用範囲が広がれば近い将来に心臓移植に依存しなくて済むようになるだろう。まだラットではあるが、肺の再生に成功したという報告もある。重要臓器の再生が可能になり、他人の死を希求する脳死移植が不要になることは倫理上も好ましいことだ。

一方、再生技術と、臓器が再生するまでの期間をつなぐ人工臓器は再生医療の両輪だ。より小型で長期使用が可能になるよう、人工臓器の改良も進んで欲しい。

連鎖

大相撲と暴力団の関係について。

暴力団と保守政治家は、昔から持ちつ持たれつだが、直接接触すると政治家の立場が悪くなるので偽装のため右翼団体を介して繋がっている。一方でまた、暴力団は構成員を通じて民団や総連とも繋がっている。かくして、保守政治家<->右翼団体<->暴力団<->民団/総連、の見事な連鎖が存在している。なんだかんだと喧嘩をしているようでも、建前上だけのこと。

それはそれとして、江戸時代から興行や催事、祭礼を仕切るのはヤクザの仕事。今でも円滑な地方興行のためには暴力団の介入は不可欠。そのような場で、「日本の伝統」を口にする保守政治家と大相撲を、双方と繋がりを持つヤクザが取り持つのは必然。郷土の人気力士を後援していると言えば票になるからだ。だから相撲と暴力団が絶縁すると言っても、それは表面上だけのものになるだろう。

品格」だの「相撲道」などとご立派なことを言っても、暴力団にも「任侠道」がある。同じ「」同士だから繋がっていて当然。「品格」で大騒ぎした横審委員達の無知蒙昧さが白日の下にさらされた。いやむしろ、委員達の保守的な社会的地位や肩書きを考えると、暴力団との繋がりは問題とするようなことではないと思っていたのだろう。

付け足せば、江戸時代のヤクザの表稼業は「口入れ屋」、今風に言えば「人材派遣会社」だ。派遣会社の中にがあくどい稼ぎ方をするものがあるのも、江戸時代からの「美しい日本の伝統」だろう。

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