2010/07参院選の結果
政治混乱の元凶、小沢氏の復権を防止するためには、どの程度民主党を負けさせればよいのかと言う事が、今回の選挙での私のテーマだった。
その見地から、50を少し下回る程度、つまり48前後が目安かと見ていたが、少し負けすぎになったかもしれない。今後党内から菅下ろし、小沢復権の動きが出るだろう。民主党が事実上、小沢派と非小沢派の連立党であり、非小沢派の中にはいくつもの派閥がある。そんな派閥の中に小沢派と連携して権力を握ろうとする者が出れば、小沢氏の復権に繋がるだろう。もちろん小沢氏自身も復権を狙って、いろいろかき回すはずだ。
国政はますます複雑怪奇となり、先が見通せなくなる。今なすべき事の処理も進まなくなるだろう。そしてこの状態は、3年後の衆参同時改選まで解消しない。
やれやれ、国民にとっては難儀なことだ。
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