「脱戦後教育」の成果;メディアに踊らされる有権者
鳩山政権は、その成立も崩壊もメディアに踊らされた有権者に責任がある。
政権交代とはやし立てたメディアに乗せられ民主党に投票し、やはりメディアに乗せられて非難を浴びせた有権者の行動がこの事態を招いたのだ。メディアは大衆受けを狙って(受けなければ売り上げが増やせないから)現政権を非難し、次政権候補者を祭り上げ、それを賞賛し煽り立てる。空気を読むのがうまいと自認する有権者は、勝ち馬に投票せねば損とそれに従う。
新政権が成立すると、メディアはやはり売り上げを維持するため、おもしろおかしく政権を非難する。するとまた、空気を読んだ有権者がそれに同調する。
小泉政権以来、これの繰り返しだ。まともな政権が誕生せず、すぐにつぶれるのはそんな無責任で判断力のない有権者の責任と言うべきだ。もちろん、そんな大人を育てることを目標とした「脱戦後教育」のもたらした成果でもある。
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